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B 8037-2 : 1998
特性 定義 測定方法
b) B法 厚さ約0.5mmのフレ
キシブルな金属製テープを
リングに巻き付けて合い口
部でテープを交差させる(図
11参照)。
なお,図11において,荷
重計は固定端側に取り付け
てもよい。
リングの合い口部が接す
るまでテープを引っ張り,そ
図10
の後あらかじめ測定された
合い口すきま寸法まで広げ
る。そのときの力を荷重計で
読み取る。リングの合い口部
は,金属製テープの交差部の
中央に置く。金属製テープ以
外にワイヤを用いてもよい。
接線張力を測定する場合は,テー
プにリングをセットした状態で
適切な振動を加える。
b) 組合せリング 円形状の金属製テープコイルスプリング付きリングを
の中にリングを入れ 測定するときは,コイルエキスパ 図11
て,リングの合い口部ンダの合い口はリング本体の合
に振動を加えながら,い口部から180゜の位置とする。
リングの合い口すきまa) 法 シングルピースリン
が所定の寸法になるま グと同じ方法を用いるが,摩
で閉じるために必要な 擦力を軽減するため金属製
接線方向の力[図9 a) テープに適切な振動を加え
参照]。 る[図10 a)参照]。
b) 法 シングルピースリン
グと同じ方法を用いるが,摩
擦力を軽減するため金属製
テープに適切な振動を加え 図9 a)
る[図11 a)参照]。金属製テ
ープ以外にワイヤを用いて
もよい。
備考1. 接線張力を測定す
る前に,リングに付
着している油を除
去する。
2. 接線張力を測定す
る前に合い口すき
まを測定する。
図10 a)
――――― [JIS B 8037-2 pdf 6] ―――――
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B 8037-2 : 1998
特性 定義 測定方法
3. 測定精度を向上す
るため,フェロオキ
サイド皮膜処理又
はりん酸塩皮膜処
理したコイルエキ
スパンダ付きリン
グの場合は,その表
面が滑らかになる
ようにコイルエキ
スパンダをリング
円周方向に回転さ
せる。
測定器別,場所別,測定者別な
どによる誤差については,適正な 図11 a)
補正係数を受渡当事者間で協定
することが望ましい。
3.2.6 ライトタイリングを呼び径のリン 適切な光源を備えたゲージの中
トネス(リング全グゲージに入れ背面か にリングを入れ,光が通過する外
円周に対する割 ら光を当てたとき,リ 周面の割合を測定する(図12参
合) ング外周面からの光を 照)。
(単位 %) 遮る特性で,リング全 リング外周面のかすかな表面
周に対する割合(図12 の凹凸を除去するために,リング
参照)。 をゲージに入れてから回転して
ピンポイント及びばり もよい。
などによるかすかな光 特別に規定がない場合は,拡大
は,ライトタイトとみ せずに通常の目視による。目視に
なす。 よる誤差及び散乱光による誤差
を防止することが重要である。
リング背面の照度は,周囲より 図12
400Lx1 500Lx明るくする。
用いるゲージの許容差は,次の
とおりとする。
(単位 mm)
.00 001
内径寸法 : ×d1
真円度 : 0.000 1×d1以下
――――― [JIS B 8037-2 pdf 7] ―――――
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B 8037-2 : 1998
特性 定義 測定方法
3.2.7 外周面テー リングの外周面に意図a) 法 リングの合い口反対
パ 的に形成した線とデー 側において,平面形測定子を
(単位 はタム面に垂直な線との もつ測定器を用いて約1Nの
度) 偏差(図13参照)。 測定荷重でデータム面に垂
直に計測する(図14参照)。 図13
記録する寸法測定値は,リ
ングの外周面の2点,すなわ
ち上側面に近い点で,その距
離がH離れている2点におけ
る半径方向寸法の差。寸法H
は,リングの幅寸法の2/3と
し,記録する測定値はテーパ
角度に換算して“度”又は
“分”にしてもよい。
b) 法 リングをデータム面
上に置き,形状測定器を用い
てリングの合い口反対側で
データム面に直角に外周面
の形状を記録計に図示する。
測定した倍率を明記する。
備考 これと同じ方法は,例
えば,一般的なストレ 図14
ートフェースのレク
タンギュラリングな
ど意図的に加工した
テーパではなく,加工
中に意図せずに形成
されたテーパを測定
するのに用いてもよ
い。
3.2.8 外周面 リングの外周面に意図a) 法 リングの合い口反対
バレル t2,t3 的に形成した凸面状の 側において,平面形測定子を
(単位 mm) 線とデータム面に垂直 もつ測定器を用いて測定す
な線との偏差(図15 る。測定荷重は,約1Nとし
参照)。 てデータム面に垂直に測定
する(図16参照)。 図15
測定点は,リングの外周面
上の二つの点,すなわち一つ
は,バレル頂点(リングの中
心線か又はそれに近い点),
もう一つは,リング幅の中心
線から規定されたバレル幅
h8の幅寸法のh8/2離れた点
とし,この2点間の差を測定 図16
する。
――――― [JIS B 8037-2 pdf 8] ―――――
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B 8037-2 : 1998
特性 定義 測定方法
b) 法 リングをデータム面
上に置き,リングの合い口反
対側外周面を形状測定器を
用いて,データム面に垂直に
測定する。
測定した倍率を明記する。
縦と横との倍率比は,10又は
25がよい。
備考 これと同じ方法は,例え
ば,一般的なストレートフェ
ースレクタンギュラリング
など意図的に形成したバレ
ルではなく,加工中に意図せ
ずに形成されたバレルを測
定するのに用いてもよい。
3.2.9 当たり幅 シリンダ内壁に理論 a) 法 すべてのランド形状
h4,h5 的に接触するランド (シャープエッジ,C面取り
(単位 mm) の幅(図17参照)。 又はR面取り)に対して工具
顕微鏡又は投影検査器で測
定する。測定は,ランドの外
周面だけについて行う(図18
参照)。
b) 法 リングをデータム面
上に置き,すべてのランド形
状に対して形状測定器によ
って当たり面を測定する。
測定した倍率を明記する。 図17
備考 当たり面段差(3.2.10
参照)は,この測定方
法でリングの合い口
反対側において,同時
に測定することがで
きる。
図18
――――― [JIS B 8037-2 pdf 9] ―――――
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B 8037-2 : 1998
特性 定義 測定方法
3.2.10 当たり面 オイルコントロール a) 法 リングの合い口反対
段差 リングにおける,二つ 側において,データム面に垂
(単位 mm) の外周当たり面の半 直な線からの寸法を平面形
径方向の相対的段差 測定子をもつ測定器を用い
(図19参照)。 て約1Nの測定荷重で測定す
図19
る(図19参照)。
リングは,測定装置に対し
て3N5Nの力Fで押さえる
(図20参照)。
b) 法 3.2.9のB法と同じ。
図20
3.2.11 コーティ コーティング又はイ 校正した電磁誘導式膜厚計を用
ング又はインレイ ンレイドの外周面と いて,コーティング又はインレイ
ドの厚さ リング母材のベース ドの幅の中央部で測定する。
(単位 mm) との間の半径方向長 校正は測定するリングと同等の
さ(図21参照)。 寸法及び材質のマスターリング 図21
を用いて行う。
3.2.12 ツイスト リングを呼び径のリ リングをリングの呼び径に等し
(単位 mm) ングゲージに入れた いリングゲージに挿入し,データ
ときに発生するリン ム面に平行な面からのリング側
グ断面のデータム面 面の偏差を正確に半径方向の長
からのねじれの偏差 さについて測定する。
(インターナルステ ベベル又はステップ部の反対 図22
ップ及びインターナ 側面でリングの合い口反対側を
ルベベルのような非 半径1.5±0.05mmの球面形測定
対称断面リングの場 子を用いて,約1Nの測定荷重で
測定する(図23参照)。
合など)(図22参照)。
備考 ねじれは,長さ2mm
以上又はリングの有
効な半径方向厚さの
60%以上に対して,デ
ータム面からの距離
の直線的な偏差とし 図23
て測定する。
――――― [JIS B 8037-2 pdf 10] ―――――
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JIS B 8037-2:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.020 : 内燃機関
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.240 : ロータリ往復動機構及びその部品
JIS B 8037-2:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0031:2003
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状の図示方法
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ