JIS B 8248-1:2015 円筒形多層圧力容器―第1部:一般規格 | ページ 7

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表2−層成胴の溶接継手の非破壊試験の種類(続き)
表中の記号の説明は,次による。
B−1継手 : 突合せ両側溶接継手又はこれと同等以上とみなされる突合せ片側溶接継手
同等以上とは,次のa) 又はb) の突合せ片側溶接継手である。
a) 裏波溶接などによって,十分な溶込みが得られ,裏側表面の滑らかな溶接継手
b) 裏当てを使用した後,これを除去して平滑に仕上げた溶接継手
B−2継手 : 裏当てを使用した突合せ片側溶接で,裏当てを残す溶接継手
FP継手 : 完全溶込み溶接継手
PP継手 : 部分溶込み溶接継手
FW継手 : すみ肉溶接継手
試験の方法
RT : 放射線透過試験
UT : 超音波探傷試験
MT : 磁粉探傷試験
PT : 浸透探傷試験
注a) 内層材の溶接後に内層材の厚さ以上の範囲のRTを行えば,全厚さ溶接後のRTは省略してもよい。
b) Tフィルムにスラグと区別しにくいレイヤウォッシュ,又は許容限度内の隙間が指示模様として現れること
がある。
指示模様の判定には,図17に示す溶接の位置関係を考慮する。
代案として図18に示す斜角RT法を用いて,それぞれの隙間の部分の位置を検出し,指示模様を判定して
もよい。
ここで,レイヤウォッシュとは,層間における僅かな溶接溶込みによって現れる指示模様をいう。
c) 層成材の溶接継手の厚さの底面部10 %の位置のUTに対しては,距離−振幅特性曲線又は基準レベルを6 dB
上げてもよい。
d) コイル状の巻付け方式[図1 b) 参照]の最終外面溶接を連続すみ肉溶接とする場合は,MT又はPTを行う。
e) 溶接線全長の10 %以上を試験対象とし,試験は任意の位置を選択し,その最小長さは150 mmとする。
選択した箇所が判定基準を満足しない場合,隣接する位置,満足しない溶接継手,同等の溶接継手群の優
先順位で任意の2か所について試験を行い,両方とも満足すれば,満足と判定する。
判定基準を満足しない場合は,対象の溶接継手を除去し,再溶接するか,又は100 %試験を行い,満足しな
い箇所だけを溶接補修するかのいずれかを選択する。
f) 耐圧試験を気圧試験で行う場合は,MT又はPTを行う。
g) 層成胴と単肉部の溶接継手は,全厚さ溶接後にRTを行えば,内層材の厚さでのRTは省略してもよい。

――――― [JIS B 8248-1 pdf 31] ―――――

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図17−レイヤウォッシュと溶接の位置関係 †
図18−斜角RT法 †

――――― [JIS B 8248-1 pdf 32] ―――――

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8.3 非破壊試験の方法及び結果の判定

  非破壊試験の方法及び結果の判定は,8.2の層成胴の溶接継手の非破壊試験によるほか,JIS B 8267:2015
の8.3による。

8.4 非破壊試験の再試験

  非破壊試験の再試験は,JIS B 8267:2015の8.4による。

8.5 耐圧試験

  耐圧試験は,JIS B 8267:2015の8.5による。
なお,水圧試験圧力の式に用いる材料の許容引張応力は,4.3.1の層成胴の許容引張応力による。

8.6 漏れ試験

  漏れ試験は,JIS B 8267:2015の8.6による。
なお,層成胴の内層のシール性能を確認するために,ベントホールからの漏れの有無を確認する。

8.7 最終検査

  最終検査は,JIS B 8267:2015の8.7による。

9 安全装置

9.1 一般

  安全装置は,JIS B 8267:2015の9.1による。

9.2 計装設備

  計装設備は,JIS B 8267:2015の9.2による。

10 表示及び適合性評価

10.1 表示

  表示は,JIS B 8267:2015の10.1による。

10.2 適合性評価

  適合性評価は,JIS B 8267:2015の10.2による。

JIS B 8248-1:2015の国際規格 ICS 分類一覧

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規格名称