この規格ページの目次
- 9.5 耐食クラッド,耐食肉盛溶接又は耐食ライニングに対する特別規定
- 9.6 管板と伝熱管の溶接に対する特別規定
- 10 熱処理
- 10.1 溶接後熱処理
- 10.2 調質高張力鋼を用いて製作する多層容器の熱処理
- 10.3 非鉄金属材料を用いて製作する多層容器の溶接後熱処理
- 10.4 ステンレスクラッド鋼を用いて製作する多層容器の溶接後熱処理
- 11 試験及び検査
- 11.1 試験及び検査一般
- 11.2 突合せ溶接継手の機械試験
- 11.3 非破壊試験の方法及び結果の判定
- 11.4 非破壊試験技術者
- 11.5 非破壊試験の再試験
- 11.6 耐圧試験
- 11.7 漏れ試験
- 12 附属品
- 13 表示及び適合性評価
- 13.1 表示
- 13.2 適合性評価
- JIS B 8248-2:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS B 8248-2:2015の関連規格と引用規格一覧
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B 8248-2 : 2015
9.5 耐食クラッド,耐食肉盛溶接又は耐食ライニングに対する特別規定
耐食クラッド,耐食肉盛溶接又は耐食ライニングに対する特別規定は,JIS B 8266:2006の9.4による。
9.6 管板と伝熱管の溶接に対する特別規定
管板と伝熱管の溶接に対する特別規定は,JIS B 8266:2006の9.5による。
10 熱処理
10.1 溶接後熱処理
溶接後熱処理は,JIS B 8266:2006の10.1による。ただし,全厚さがJIS B 8266:2006の附属書14で溶接
後熱処理が必要であっても,次のa) c) を全て満足する場合には,層成胴と層成胴,又は層成胴と単肉部
(単肉胴,鏡板,平鏡板,管板など)の溶接継手に対する溶接後熱処理を省略してもよい。
a) 層成胴を構成する層ごとの厚さが,JIS B 8266:2006の附属書14で規定する溶接後熱処理を行う必要
がない。
b) 単肉部又は単肉管台の溶接開先部に対して,溶接後熱処理を必要としない溶接材料で3 mm以上のバ
タリング(層成胴の溶接によって,母材が熱影響を受けないバタリング厚さ)を施工後,溶接後熱処
理を行う場合。ただし,単肉部又は単肉管台の材料が,JIS B 8285:2010の表A.1に示すP番号1の場
合には,バタリングを省略してもよい。
c) 層成胴と層成胴,又は層成胴と単肉部の溶接継手を,パスの厚さが10 mm以下の多パス溶接によって
施工する場合。
10.2 調質高張力鋼を用いて製作する多層容器の熱処理
調質高張力鋼を用いて製作する多層容器の熱処理は,JIS B 8266:2006の10.2による。
10.3 非鉄金属材料を用いて製作する多層容器の溶接後熱処理
非鉄金属材料を用いて製作する多層容器の溶接後熱処理は,JIS B 8266:2006の10.3による。
10.4 ステンレスクラッド鋼を用いて製作する多層容器の溶接後熱処理
ステンレスクラッド鋼を用いて製作する多層容器の溶接後熱処理は,JIS B 8266:2006の10.4による。
11 試験及び検査
11.1 試験及び検査一般
試験及び検査一般は,JIS B 8266:2006の11.1による。
11.2 突合せ溶接継手の機械試験
突合せ溶接継手の機械試験は,JIS B 8266:2006の11.2による。
なお,層成胴の突合せ溶接継手の機械試験は,次のa) c) による。
a) 試験板の作製 突合せ溶接継手の試験板の作製は,多層容器ごとにJIS B 8266:2006の附属書16の2.1
による。
b) 機械試験の方法及び結果の判定基準 機械試験の方法及び結果の判定基準は,次の1)6) による。
1) 内層材及び層成材の長手継手,周継手及びステップ溶接の巻付け角度が75°以上の場合の機械試験
は,JIS B 8266:2006の附属書16の2. による。
2) 機械試験の種類及び試験片の数は,JIS B 8266:2006の附属書16の2.2による。ただし,衝撃試験は,
JIS B 8266:2006の附属書15によって要求される場合に限る。層成胴の溶接継手の材料の支配厚さ
は,層成胴を構成する層ごとの厚さとする。
3) 内層材の溶接と層成材の溶接を同一条件で行う場合は,層成材の試験を省略できる。
――――― [JIS B 8248-2 pdf 41] ―――――
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4) ステップ溶接で層成材の周継手及び長手継手を同一条件で溶接する場合は,周継手の試験を省略で
きる。
5) 層成胴と層成胴,及び層成胴と単肉部の溶接継手の機械試験は,11.2によるほか,JIS B 8266:2006
の附属書16の2.2による。ただし,ステップ溶接で溶接継手間の距離が層成材の厚さ以上である場
合は,最大厚さの層成材1層について試験を行う。
6) 継手引張試験の判定基準は,JIS B 8266:2006の11.2 a) による。層成胴に複数の材料を用いる場合
の母材の材料規格に規定する引張強さの最小値σuは,6.2.1の層成胴の設計応力強さSmの式におい
て,Smをσuに,Smiを複数の材料の引張強さσuiに置き換えて,得られる値を用いる。
c) 試験片の採取 機械試験の試験片は,図19によって試験板から採取し,試験片の形状は,次の1)
3) による。
なお,図19は突合せ片側溶接試験片の場合であり,突合せ両側溶接試験片の場合,裏曲げ試験片は
表曲げ試験片と読み替える。
1) 継手引張試験片は,図14による。
2) 側曲げ試験片は,図15による。
3) 表曲げ試験片及び裏曲げ試験片は,図16による。
a) 層成胴と層成胴の溶接継手 b) 層成胴と単肉部の溶接継手
注a) 5.1.1 c) に規定する特定材料の場合だけに適用する。
図19−機械試験の試験片の採取
11.3 非破壊試験の方法及び結果の判定
非破壊試験の方法及び結果の判定は,9.3の層成胴の溶接継手の非破壊試験によるほか,JIS B 8266:2006
の11.3による。
――――― [JIS B 8248-2 pdf 42] ―――――
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11.4 非破壊試験技術者
非破壊試験技術者は,JIS B 8266:2006の11.4による。
11.5 非破壊試験の再試験
非破壊試験の再試験は,JIS B 8266:2006の11.5による。
11.6 耐圧試験
耐圧試験は,JIS B 8266:2006の11.6による。
なお,水圧試験圧力の式に用いる材料の設計応力強さは,6.2.1の層成胴の設計応力強さによる。
11.7 漏れ試験
漏れ試験は,JIS B 8266:2006の11.7による。
なお,層成胴の内層のシール性能を確認するために,ベントホールからの漏れの有無を確認する。
12 附属品
安全装置,液面計,温度計などの附属品は,JIS B 8266:2006の12. による。
13 表示及び適合性評価
13.1 表示
表示は,JIS B 8266:2006の13. による。
13.2 適合性評価
多層容器の製造業者は,多層容器を製造する場合には,適切な品質システムの下で行う。
JIS B 8248-2:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.020 : 流体貯蔵装備 > 23.020.30 : 圧力容器,ガスボンベ
JIS B 8248-2:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称