JIS B 8284:2003 圧力容器の急速開閉ふた装置

JIS B 8284:2003 規格概要

この規格 B8284は、設計圧力が100MPa未満,設計温度が250℃以下の圧力容器の急速開閉ふた装置の耐圧部(荷重伝達部を含む。)の計算について適用。

JISB8284 規格全文情報

規格番号
JIS B8284 
規格名称
圧力容器の急速開閉ふた装置
規格名称英語訳
Quick closure for pressure vessels
制定年月日
1993年3月15日
最新改正日
2015年10月26日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

23.020.30
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
圧力容器・ボイラ 2021
改訂:履歴
1993-03-15 制定日, 2003-09-30 改正日, 2010-05-25 確認日, 2015-10-26 確認
ページ
JIS B 8284:2003 PDF [46]
                                                                                   B 8284 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,高圧ガス保安協会
(KHK)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣,厚生労働大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 8284:1993は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣,厚生労働大臣及び日本
工業標準調査会は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願
公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 8284には,次に示す附属書がある。
附属書(規定)つめ付きインテグラル型の応力解析法

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8284 pdf 1] ―――――

B 8284 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 急速開閉ふた装置とする範囲,形式及び各部の名称・・・・[2]
  •  4.1 急速開閉ふた装置とする範囲・・・・[2]
  •  4.2 急速開閉ふた装置の形式及び各部の名称・・・・[2]
  •  5. 構造一般・・・・[4]
  •  5.1 材料・・・・[4]
  •  5.2 設計一般・・・・[4]
  •  5.3 試験・検査・・・・[5]
  •  6. 急速開閉ふた装置の共通記号・・・・[5]
  •  7. クランプ継手型の強度計算・・・・[7]
  •  7.1 一体クランプ型・・・・[7]
  •  7.2 分割クランプ型・・・・[12]
  •  8. インテグラル型の強度計算・・・・[17]
  •  8.1 つめ付きインテグラル型・・・・[17]
  •  8.2 セクショナルリング型・・・・[22]
  •  9. ヨークフレーム型の強度計算・・・・[29]
  •  9.1 角型ヨークフレーム・・・・[29]
  •  9.2 丸型ヨークフレーム・・・・[30]
  •  9.3 角形ヨークフレームのふた板・・・・[31]
  •  10. 許容応力限界・・・・[36]
  •  11. 安全対策・・・・[38]
  •  11.1 運転中又は解放中の表示・・・・[38]
  •  11.2 安全装置・・・・[38]
  •  11.3 運転開始時の確認・・・・[38]
  •  11.4 解放時の確認・・・・[38]
  •  11.5 使用回数の記録・・・・[38]
  •  11.6 定期検査・・・・[38]
  •  附属書(規定)つめ付きインテグラル型の応力解析法・・・・[39]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8284 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                              JIS
B 8284 : 2003

圧力容器の急速開閉ふた装置

Quick closure for pressure vessels

1. 適用範囲

 この規格は,設計圧力が100 MPa未満,設計温度が250 ℃以下の圧力容器の急速開閉ふた
装置の耐圧部(荷重伝達部を含む。)の計算について適用する。ただし,次の各項に掲げるものは含まない。
その適用については,各法規又は圧力容器の規格による。
a) 火気を直接受けるもの。
b) 著しい熱応力,熱衝撃の特殊な条件のもの。
備考 配管などに使用される自緊式クランプ型管継手の強度計算は,この規格によってもよい。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0190 圧力容器の構造共通用語
JIS B 8265 圧力容器の構造−一般事項
JIS B 8266 圧力容器の構造−特定規格

3. 定義

 この規格に用いる主なる用語の定義は,JIS B 0190によるほか,次による。
a) 圧力 特に明記されていない限り,ゲージ圧力
b) 設計圧力 設計荷重条件に使用する圧力
c) 設計温度 設計荷重条件に使用する温度
d) クランプ 胴側フランジとふた板とを連結するための部材で,図1及び図2に示す構造のもの。
e) 一体クランプ型 胴側フランジのつめとふた板のつめどうしを連結する構造で,クランプが一体型の
もの。
f) 分割クランプ型 胴側フランジとふた板とを連結する構造のもので,クランプが分割されているもの。
通常2分割が用いられる。
g) つめ付きインテグラル型 胴とクランプとが一体となったもので,ふた板をつめどうしで連結する構
造のもの。
h) セクショナルリング型 胴とクランプとが一体となったもので,ふた板をセクショナルリングで押さ
える構造のもの。
i) ヨークフレーム型 圧力容器胴の両端に取付くふた板を角型又は丸型ヨークフレームで押さえる構造
のもの。
j) クランプ締結金具 分割されたクランプを締結するための金具で,ボルト,ロックピンなどをいう。
備考1. 設計温度は,材料の厚さ方向の平均温度以上(設計温度が0 ℃以下の場合は以下)の温度と

――――― [JIS B 8284 pdf 3] ―――――

2
B 8284 : 2003
する。ただし,いかなる場合も材料の表面温度は,その材料に対する使用制限温度又は許容
引張応力表に定める範囲を超えてはならない。
2. 圧力容器の各部について,それぞれ異なった温度を設定した場合には,それぞれの部分につ
いて設計温度を定めてもよい。
3. 材料の温度は,必要に応じて伝熱計算式から求めるか,また,既設の同種の圧力容器によっ
て同一の使用条件において圧力容器に温度計(熱電対,サーミスタなど)を取り付け,材料
の温度及び内容物の温度を測定して求める。

4. 急速開閉ふた装置とする範囲,形式及び各部の名称

4.1 急速開閉ふた装置とする範囲

 この規格において急速開閉ふた装置とする範囲は,圧力容器の胴側
フランジ及びつめ,クランプ継手,ふた板及びつめ,セクショナルリング及びヨークフレームとする。

4.2 急速開閉ふた装置の形式及び各部の名称

 急速開閉ふた装置は,その形式によって次のように分類
する。また,各部の名称は図16による。
a) クランプ継手型 クランプ継手型は,図1に示す一体クランプ型及び図2に示す分割クランプ型とす
る。
図 1 一体クランプ型
図 2 分割クランプ型

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b) インテグラル型 インテグラル型は,図3に示すつめ付きインテグラル型及び図4に示すセクショナ
ルリング型とする。
図 3 つめ付きインテグラル型
図 4 セクショナルリング型
c) ヨークフレーム型 ヨークフレーム型は,図5に示す角型ヨークフレーム及び図6に示す丸型ヨーク
フレームとする。

――――― [JIS B 8284 pdf 5] ―――――

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