JIS B 8348:2002 油圧―ポンプ及びモータ―試験方法 | ページ 2

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B 8348 : 2002
付表 1 ポンプの形式試験(続き)
番号 項目 試験条件及び試験方法
試 上記の条件で運転し,入口圧力を徐々に低下させて,入口圧力に対する流量の
験 変化の状態を記録する。この条件以外で測定した場合は,その条件を記録する。

法 なお,この項目は,自吸可能なポンプについて適用する。
4 圧力脈動試験 試 圧力 定格圧力
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 容積を変えられるものは,最大押しのけ容積を含む2点以上
とする。
試 上記の条件で運転し,出口圧力脈動を記録する。
験 また,負荷ボリューム,圧力測定位置などの測定条件を記録する。


5 騒音試験 試 圧力 定格圧力の100 %,50 %及び無負荷の3点以上とする。
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 容積を変えられるものは最大押しのけ容積を含む2点以上と
する。
試 JIS B 8350に準拠する。



6 低温起動試験 試 圧力 無負荷
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 最大押しのけ容積とする。ただし,可変容量形ポンプの場合
は,最大押しのけ容積から最小押しのけ容積まで押しのけ容
積を変化させる。
温度 起動時のポンプ本体及び作動油ともに通常−10 ℃以下とし,
その値を記録する。
試 1分間以内に定格回転速度まで上昇させる。
験 押しのけ容積変化時間は5分間以内とする。

法 上記の条件で起動し,起動状況を記録する。
7 温度上昇試験 試 圧力 定格圧力
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 容積を変えられるものは最大押しのけ容積を含む2点以上と
する。
試 測定時間は,入口側油温安定後,ポンプ表面の温度が安定するまでとする。
験 測定部位は,入口側油温,出口側油温及びポンプケーシング温度とする。

法 上記の条件で運転し,ポンプ表面における異常な温度上昇の有無を記録する。
8 高温試験 試 圧力 定格圧力
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 最大押しのけ容積
温度 ポンプ本体及び入口油温ともに90 ℃以上とする。この条件以
外で測定した場合は,その値を記録する。
試 上記の条件で30分間以上運転し,運転状況の異常の有無を記録する。
験 入口側油温,出口側油温及びポンプケーシング温度を測定し記録する。

法 試験終了後,部品に焼付きなどの異常がないかを確認し記録する。

――――― [JIS B 8348 pdf 6] ―――――

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付表 1 ポンプの形式試験(続き)
番号 項目 試験条件及び試験方法
9 超過回転速度試験 試 圧力 無負荷及び定格圧力
験 押しのけ容積 最大押しのけ容積

件 回転速度 定格回転速度の115 %とする。
試 上記の条件で5分間以上運転し,運転状態を記録する。
験 試験終了後部品に焼付きなどの異常がないかを確認し記録する。


10 過負荷試験 試 圧力 定格圧力の120 %又は最高圧力のいずれか高い方とする。
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 最大押しのけ容積
試 上記の条件で5分間以上運転し,運転状態を記録する。
験 試験終了後部品に焼付きなどの異常がないかを確認し記録する。


11 圧力オンオフ試験 試 圧力 定格圧力
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 最大押しのけ容積
切換回数 無負荷と上記圧力のオンオフ切換回数100万回以上とする。
両方向吐出しポンプの場合は,各々100万回以上とする。
試 上記の条件で運転し,運転状態を記録する。
験 試験終了後,部品に破損などの異常がないかを確認し記録する。


12 連続耐久試験 試 圧力 定格圧力
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 最大押しのけ容積
試 上記の条件で,定格圧力を保持している時間の合計が,500 hになるまで実施
験 する。その前後に,付表1番号2の効率試験及び主要部品の寸法検査を実施す

法 る。
付表 2 ポンプの受渡試験
番号 項目 試験条件及び試験方法
1 性能試験 試 圧力 無負荷及び定格圧力を含む2点以上とする。
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 容積を変えられるものは,最大押しのけ容積を含む2点以上
とする。
試 付表1番号2に準じて測定し,容積効率及びトルク効率などを記録する。
験 圧力補償制御付ポンプ効率は,全効率だけで表してもよい。

――――― [JIS B 8348 pdf 7] ―――――

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付表 3 モータの形式試験
番号 項目 試験条件及び試験方法
1 最低回転速度試験 試 圧力 定格圧力の100 %,50 %及び無負荷の3点以上とする。
験 押しのけ容積 容積を変えられるものは最大押しのけ容積を含む2点以上と

件 する。
試 上記の条件で定格回転速度から回転速度を徐々に下げていき,定格圧力を保持
験 できる最低の回転速度を求める。負荷側装置の影響を受けないように変速装置

法 などを利用するのが望ましい。正逆両回転方向について測定する。
2 効率試験(容積効率,試 圧力 定格圧力の100 %,50 %及び無負荷の3点以上とする。
トルク効率及び全効 験 回転速度 正逆回転時の各々の場合において,最高回転速度,定格回転

率) 件 速度及び最低回転速度を含む3点以上とする。ただし,ある
定まった回転方向,回転速度だけで使用するように特に製作
されたモータは,この定まった一方向,一回転速度だけでよ
い。ただし,定格回転速度を超える場合,圧力は参考値とし,
規定しない。
押しのけ容積 容積を変えられるものは最大押しのけ容積を含む2点以上と
する。
温度 入口油温50 ℃及び80 ℃とし,これ以外の条件で測定した場
合は,その値を記録する。
試 附属書3付表2に示す各項目を測定し,容積効率,トルク効率,全効率を,次
験 の式から算出し記録する。
方 qvi
法 v
102
qve qvd
2 Te
hm 10 2
pVg
2 nTe
t
10 1
pqve qvd
v 容積効率(%)
ここに, hm
トルク効率(%)
t 全効率(%) t v
{ hm
2}
qve : 有効流量(L/min)qvd : ドレン流量(L/min)
{qvi=Vg×n×10−3又はVi×n×10−3}
qvi : 理論流量(L/min)
Vg : 押しのけ容積(cm3) Vi : 推定吐出し容積(cm3)
n : 回転速度(min−1)Te : 有効トルク(N・m)
p 差圧(MPa) {p p1−p2}
p1 : 入口圧力(MPa) p2 : 出口圧力(MPa)
3 圧力脈動試験 試 圧力 定格圧力
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 容積を変えられるものは,最大押しのけ容積を含む2点以上
とする。
試 上記の条件で運転し,圧力脈動を記録する。
験 また,負荷,圧力測定位置などの測定条件を記録する。


4 騒音試験 試 圧力 定格圧力の100 %,50 %及び無負荷の3点以上とする。
験 回転速度 定格回転速度,及び任意の回転速度を追加してもよい。

件 押しのけ容積 容積を変えられるものは最大押しのけ容積を含む2点以上と
する。

――――― [JIS B 8348 pdf 8] ―――――

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付表 3 モータの形式試験(続き)
番号 項目 試験条件及び試験方法
試 JIS B 8350に準拠する。



5 起動トルク試験 試 圧力 定格圧力の100 %,50 %及び無負荷の3点以上とする。
験 回転速度 軸端固定状態のゼロとする。

件 押しのけ容積 容積を変えられるものは最大押しのけ容積及び最小押しのけ
容積を含む2点以上とする。
試 軸端を固定状態とし,上記の条件における有効トルクを測定する。
験 異なる軸位置での測定数は,最小起動トルクが信頼度95 %を得られるように

法 決めなければならない。
6 スリップ試験 試 圧力 定格圧力の75 %,50 %及び25 %の3点以上とする。
験 押しのけ容積 容積を変えられるものは最大押しのけ容積及び最小押しのけ

件 容積を含む2点以上とする。
試 モータの出口を閉じ,軸にトルクを加えて上記の圧力で保持した状態で,軸の
験 回転速度を測定する。原則として1回転以上計測する。


7 低温起動試験 試 圧力 無負荷
験 回転速度 最低回転速度から定格回転速度までとする。正逆回転(2方向

件 回転)について試験する。1分以内に定格回転速度まで上昇さ
せる。ただし,ある定まった回転方向,回転速度だけで使用
するように製作されたモータは,この定まった一方向,一回
転速度だけでよい。
押しのけ容積 最大押しのけ容積及び最小押しのけ容積を含む2点以上とす
る。
温度 起動時のモータ本体及び作動油を−10 ℃以下とし,その値を
記録する。
試 上記の条件で運転し,定格回転速度に達するまでの回転速度の変化を記録す
験 る。さらに,加速時及び一定回転速度に達したときの異常の有無を記録する。


8 温度上昇試験 試 圧力 定格圧力
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 容積を変えられるものは最大押しのけ容積を含む2点以上と
する。
試 測定時間は,入口側油温安定後,モータ表面の温度が安定するまでとする。
験 測定部位は,入口側油温,出口側油温及びモータケーシング温度とする。

法 上記の条件で運転し,モータ表面における異常な温度上昇の有無を記録する。
9 高温試験 試 圧力 定格圧力
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 最大押しのけ容積
温度 モータ本体及び入口油温ともに90 ℃以上とする。この条件以
外で測定した場合は,その値を記録する。
試 上記の条件で30分間以上運転し,運転状況の異常の有無を記録する。
験 入口側油温,出口側油温及びモータケーシング温度を測定し記録する。

法 試験終了後,部品に焼付きなどの異常がないかを確認し記録する。

――――― [JIS B 8348 pdf 9] ―――――

8
B 8348 : 2002
付表 3 モータの形式試験(続き)
番号 項目 試験条件及び試験方法
10 超過回転速度試験 試 圧力 無負荷及び定格圧力
験 回転速度 定格回転速度の125 %とする。

件 押しのけ容積 容積を変えられるものは,最大押しのけ容積を含む2点以上
とする。
試 上記の条件で5分間以上運転して流量を測定し,運転状態を記録する。
験 試験終了後,部品に焼付きなどの異常がないかを確認し記録する。


11 過負荷試験 試 圧力 定格圧力の120 %又は最高圧力のいずれか高い方とする。
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 容積を変えられるものは,最大押しのけ容積を含む2点以上
とする。
試 上記の条件で5分間以上運転し,運転状態を記録する。
験 試験終了後,部品に焼付きなどの異常がないかを確認し記録する。


12 圧力オンオフ試験 試 圧力 定格圧力
験 回転速度 軸固定

件 押しのけ容積 最大押しのけ容積
切換回転数 無負荷と上記圧力のオンオフ切換を,両ポートについて各々
100万回以上実施する。
試 上記の条件で運転し,運転状態を記録する。試験終了後,部品に破損などの異
験 常がないかを確認し記録する。


13 連続耐久試験 試 圧力 定格圧力
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積 最大押しのけ容積
試 上記の条件で,定格圧力を保持している時間の合計が,500 hになるまで実施
験 する。その前後に付表3番号2の効率試験及び主要部品の寸法検査を実施する。


付表 4 モータの受渡試験
番号 項目 試験条件及び試験方法
1 性能試験 試 圧力 定格圧力の100 %,50 %及び無負荷とする。
験 回転速度 定格回転速度

件 押しのけ容積容積を変えられるものは,最大押しのけ容積を含む2点以上
とする。
試験方法 付表3番号2に準じ,測定し,容積効率及びトルク効率を記録する。

――――― [JIS B 8348 pdf 10] ―――――

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JIS B 8348:2002の関連規格と引用規格一覧