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C 0806-2 : 2019 (IEC 60286-2 : 2015)
キャリアテープの下方突出し量Lは,0.5 mm以下とする。
注記 市場では,値が小さくなる傾向にある。
4.4.5 リード線端子と中空端子との距離(K)
記号の部位は,図4の見取図Fによる。
キャリアテープに対しシングルインラインとなる中空端子の距離Kの寸法許容差は,±0.3 mm,デュア
3.00.3 mmとする。
ルインラインとなる中空端子の距離Kは,5.2+
−
中空端子の推奨位置及び形状は,図7による。中空端子の先端は,プリント配線板の穴に挿入しやすい
ようにV字形に形成するのが望ましい。
1.0 mm以上 1.0 mm以上
3.00.3
3.00.3
5.2+
− mm 5.2+
− mm
K K
中空端子の先端はV字形に切断する
図7−中空端子の位置
4.5 テーピングした部品の最大許容ずれ量(Δh,Δp及びΔP1)
記号の部位は,図4の見取図C,見取図G及び見取図Hによる。テーピングした部品の最大許容ずれ
量は,次による。
注記1 ΔP1は見取図C,Δpは見取図G,Δhは見取図Hで示しているが,対応国際規格に記載のあ
る見取図A及び見取図Bには該当箇所がないため,削除した。
注記2 4.5は,4.5.1だけと明らかな対応国際規格の構成間違いのため,4.5にまとめた。
− テープ面に垂直方向の部品本体の前後の最大ずれ量Δh : |Δh|=2 mm以下
− テープ面に対する部品本体の左右の最大ずれ量Δp : |Δp|=1.3 mm以下
− 取付面における部品リード線端子のP1に対する最大ずれ量(キャリアテープ上端から取付面又は基準
面までのP1の値に適用する)ΔP1 : |ΔP1|=0.7 mm以下
また,次の要求事項を適用する。
a) リード線端子間隔の設計では,プリント回路基板の格子寸法のe=2.5 mmを用いる(IEC 60097参照)。
b) リード線端子の間に送り穴がくる場合,テープ内のリード線端子のずれなどで,リード線端子が送り
穴にかからないように注意する。
c) 互換性が保証できない場合は,4.2.1の注記1及び注記2による。
5 テーピング
5.1 テーピング寸法
テーピング寸法は,附属書A及び附属書Bによる。リード線端子を成形する場合には,その形状及び寸
法は,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS C 0806-2 pdf 11] ―――――
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C 0806-2 : 2019 (IEC 60286-2 : 2015)
注記 附属書Bに触れていないのは対応国際規格の明らかな誤記のため,附属書Bを追加した。
5.2 テープの継合せ
テープの継ぎ目は,元のテープと同等以上の強さがあり,テープの送り及び切断の妨げになってはなら
ない。テープを継ぐ場合には,両側の穴の位置ずれは,いずれの方向にも±0.3 mm以下とする。テープの
継ぎ目は,送り穴に接触しないで,全体の厚さが1.5 mmを超えてはならない。つづり針を用いる場合は,
テープの送り及び切断の妨げになってはならない。
注記 テープの継合せが適切に行われない場合,リード線端子の切断時にリード線が変形することが
ある。
5.3 テープのリーダ部及びトレーラ部
テープにリーダ部及び/又はトレーラ部を要求する場合,リーダ部及び/又はトレーラ部の長さは,送
り穴3個分以上とする(図8参照)。
1ピッチ
2ピッチ
3ピッチ
図8−テープのリーダ部及びトレーラ部
6 テープ
6.1 テープ上の極性方向
全ての極性がある部品は,極性を同一方向に整列させる。陰極リード線端子及びトランジスタ(TO-92
形を除く。)のエミッタ端子は,個別規格に規定がない場合には,包装から最後に出る(引出し方向に対し
て後ろ側)ようにする。TO-92形トランジスタは,平らな面がテープの上側にくるようにする。
6.2 テープ上のねじれ又は曲がり
テーピング部品のリード線端子は,取付面又は基準面とキャリアテープとの間で,ねじれ又は曲がりが
あってはならない。
6.3 テープの接着力及び部品の引抜強度
部品は,保管及び輸送の間,そのテープ上の位置が,規定する許容差の範囲内に維持できるように,確
実に保持する。
テープ面における部品の引抜き強度は,引出し方向と垂直な方向に,5 N以上とする(図9参照)。
――――― [JIS C 0806-2 pdf 12] ―――――
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C 0806-2 : 2019 (IEC 60286-2 : 2015)
引抜き
部品本体
リード線端子
キャリアテープ
押さえテープ
引出し方向
固定ジグ(例)
図9−テープからの部品の引抜強度
6.4 テープの破断強度
テープの最小破断強度は,15 Nとする。
6.5 テープの材料
テープは,テーピング部品の耐保管性に適切な材料を用いる。テープの材料は,リード線端子方向に沿
って移動したり,化学反応(例えば,腐食)によってはんだ付け性に影響を与えたり,部品及びリード線
端子の機械的及び電気的特性に影響を与えるガスの発生があってはならない。
さらに,保管後に押さえテープががれて,部品が規定の位置から外れてはならない。保管中のキャリ
アテープの劣化によって,通常の使用中にテープが破損したり,部品がテープから外れてはならない。
包装箱の中で,例えば,接着剤がはみ出すことによって,上下のテープが相互に付着してはならない。
送り穴には,ばり及び押さえテープの付着があってはならない。
6.6 押さえテープ
つづら折り状のテープでは,折り目部分で,押さえテープがキャリアテープから離れないことが望まし
い。折り目部分で押さえテープがキャリアテープとの間で離れることが避けられない場合でも,その離れ
状態は,テープ厚さTの最大値以下とする。
6.7 部品の欠落
自動挿入の場合,テープ上の空白数は,1リール又は1包装箱当たり,次による。
− 部品の間隔が,一つの送り穴の間隔と同じ場合,部品欠落は連続3個以下(図10参照)。
− 部品の間隔が,二つの送り穴の間隔又はそれ以上の場合,部品欠落は1個以下(図10参照)。
ただし,つづら折り包装の折り曲げ部分にある意図的に設けた空白数,又はその他の理由による空白数
は,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS C 0806-2 pdf 13] ―――――
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C 0806-2 : 2019 (IEC 60286-2 : 2015)
P P
良品
1*P0 1*P0
2*P0 2*P0
3*P0 3*P0
部品の間隔P=1*P0 部品の間隔P=2*P0
P P
不良品
1*P0 1*P0
2*P0 2*P0
3*P0
3*P0
4*P0
4*P0
部品の間隔P=1*P0 部品の間隔P=2*P0
図10−部品の欠落
7 包装
7.1 一般事項
部品のテープは,リールに巻くか又は折り曲げて(例えば,つづら折り)包装する。
テープをリールに巻き取るときは,キャリアテープが下面にくるようにする。
注記 対応国際規格に,“リード線端子間隔の寸法Fは,4.4.1による。”という記載があるが,この細
分箇条に該当箇所がないため,削除した。
7.2 リールの寸法
各記号の一覧は,表2及び図5による。リールの推奨寸法を表3に示す。
表3−リール寸法
単位 mm
ハブ部で測定した ハブ部で測定した リール径 ハブ径 軸穴径
総リール幅 フランジ間隔
W4 W3 A N C
以下 以下
a)
65 320 80以上 1438
370
400
90 500 125以下
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注a) フランジ間隔W3は,テーピング部品の寸法に応じて規定し,リールの巻取り及び巻戻しを適切に行う
ことができる寸法とする。
――――― [JIS C 0806-2 pdf 14] ―――――
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C 0806-2 : 2019 (IEC 60286-2 : 2015)
7.2.1 テーピングした部品のリール巻取り
テーピングした部品のリールへの巻取りは,図11による。
注記 上面は,押さえテープになる。
図11−リール巻取り
7.2.2 部品の保護
部品の損傷及びリード線端子のねじれを防止するために,部品のテーピング間及び最外周のテーピング
には,保護テープを用いる。
この場合,保護テープが部品又はリード線端子のはんだ付け性を劣化させてはならない。
7.2.3 リールへの巻取り部品総数
テーピングした部品及び最外周の保護テープが,リール径を超えないように,リールに巻き取る部品の
総数を選定する。
7.3 つづら折り包装箱の最大外形寸法
つづら折り包装箱の最大外形寸法は,表4による。各記号を,表2及び図6に示す。
表4−つづら折り包装箱の最大外形寸法
単位 mm
寸法 標準品 特注品a)
幅 X 65 78
長さ Y 372 510
高さ Z 372 450
注記1 つづら折り包装箱の板厚は,約3 mmである。
注記2 X寸法(標準品)は,適用するH1寸法の最大値46.5 mmにテープ幅の半値9 mm,リ
ード線端子の標準突出し量0.5 mm,つづら折り包装箱のクリアランス3 mm及びつづ
ら折り包装箱の総板厚3 mm×2を加えた65 mmを最大とした。
注記3 自動挿入機メーカの搭載設計限界値として提案されたX寸法は,65 mmである。
注記4 つづら折り包装箱は,それぞれの部品に応じた外形寸法になっている。その寸法は,
部品がつづら折り包装箱内で崩れないように設計され,最大値としている。
注a) 対応国際規格の“Exceptions”を,“特注品”と訳した。
7.4 リサイクル
図5に規定するリールは,リサイクル可能な材料を用いることが望ましい。リサイクル可能な材料を用
――――― [JIS C 0806-2 pdf 15] ―――――
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