JIS C 1731-2:1998 計器用変成器―(標準用及び一般計測用) 第2部:計器用変圧器 | ページ 4

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C 1731-2 : 1998
ここに, HV : 高圧電源 LV : 低圧電源
Zch : フィルタ VTx : 被試験計器変圧器
Zm : 検出インピーダンス M : 測定装置
Ck : 結合コンデンサ
図1 計器用変圧器の部分放電試験回路の例
表18 計器用変圧器の雷インパルス耐電圧試験
種類 試験の名称及び印加箇所 試験の順序
1. 非接地形 a) 一次側両端一括非接地全波試験 1. 乾燥状態で表8の全波インパルス電
計器用 二次側全端子及び外箱を一括接地し,一次側全端 圧の5075%の低減電圧を1回加え
変圧器 子を一括したところに加える。 る。
2. 乾燥状態で表8の全波インパルス電
圧を1回加える。
3. 注水状態で表8の全波インパルス電
圧を1回加える。
b) 一次側一端接地全波及び裁断波試験 1. 乾燥状態で表8の全波インパルス電
1) 単相計器用変圧器の場合 圧の5075%の低減電圧を1回加え
1.1) 端子及び二次側全端子並びに外箱を一括接地る。
し,U端子に加える。 2. 乾燥状態で表8の裁断波インパルス
1.2) 端子及び二次側全端子並びに外箱を一括接地電圧を1回加える。
し,V端子に加える。 3. 乾燥状態で表8の全波インパルス電
2) 三相計器用変圧器の場合 圧を1回加える。
4. 注水状態で表8の全波インパルス電
2.1) ,W端子及び二次側全端子並びに外箱を一括
接地し,U端子に加える。 圧を1回加える。
2.2) ,W端子及び二次側全端子並びに外箱を一括
接地し,V端子に加える。
2.3) ,V端子及び二次側全端子並びに外箱を一括接
地し,W端子に加える。
2. 接地形 a) 一次側一端接地全波及び裁断波試験 非接地形計器用変圧器の一次側一端接地
計器用 1) 単相計器用変圧器の場合 全波及び裁断波試験と同じ。
変圧器 V端子及び二次側全端子並びに外箱を一括接地
し,U端子に加える。
2) 三相計器用変圧器の場合
2.1) ,W,O端子及び二次側全端子並びに外箱を一
括接地し,U端子に加える。
2.2) ,W,O端子及び二次側全端子並びに外箱を一
括接地し,V端子に加える。
2.3) ,V,O端子及び二次側全端子並びに外箱を一

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種類 試験の名称及び印加箇所 試験の順序
括接地し,W端子に加える。
3. コンデン a) 一次側一端接地全波試験 非接地形計器用変圧器の一次側両端一括
サ形計器 非接地全波試験と同じ。
V端子及び変圧器の二次側全端子並びに外箱を一
用変圧器 括接地し,U端子に加える。
表19 計器用変圧器の商用周波耐電圧試験
種類 試験電圧の印加箇所
1. 非接地形計器用変圧器 a) 一次巻線一括と二次巻線及び外箱一括間
b) 二次巻線と外箱の相互間
c) 二次巻線が二つ以上の相互に絶縁された巻線で構成されている場合は,巻線相
互間
2. 接地形計器用変圧器 a) 一次巻線の接地側端子と二次巻線及び外箱一括
b) 1.b)に同じ。
c) 1.c)に同じ。
3. コンデンサ形計器用変 a) 線路側端子と接地側端子間
圧器 b) 分圧コンデンサの端子間
c) 変圧器の二次巻線と外箱の相互間
表20 計器用変圧器の部分放電試験
機種 試験回路 試験方法
1. 非接地形 図1の例による。 a) 単相計器用変圧器の場合
計器用変 1) 一次巻線のU端子と一次巻線のV端子,二次巻線のv端子及び外箱一
圧器 括間に,最高電圧の1.2倍(21)に相当する電圧を10秒間以上加えた後,
これを徐々に下げ最高電圧の1.1倍に相当する電圧で1分間以上保持し
た場合の放電電荷量を測定する。ただし,U端子とV端子間の放電電
荷量が規定値を超えていないことを確認できれば,U端子とv端子及び
3 倍の電圧で放電電荷量を測
外箱一括間については,最高電圧の /1.1
定してよい(特殊な試験回路による。)。
2) 一次巻線のV端子と一次巻線のU端子,二次巻線のv端子及び外箱一
括間について1)と同じ試験を行う。
b) 三相計器用変圧器の場合
1) 一次巻線のU端子とV, W端子一括との間について,a)と同じ試験を行
う。
2) 一次巻線のV端子とU, W端子一括との間について,a)と同じ試験を行
う。
3) 一次巻線のW端子とU, V端子一括との間について,a)と同じ試験を行
う。
2. 接地形 図1の例による。 a) 単相計器用変圧器の場合
計器用 一次巻線のU端子と一次巻線のV端子,二次巻線のv端子及び外箱一括
変圧器 間に,最高電圧の1.2倍(22)に相当する電圧を10秒間以上加え(又は誘導
3 倍に相当する電圧で1
させ)た後,これを徐々に下げて最高電圧の /1.1
分間以上保持した場合の放電電荷量を測定する。
b) 三相計器用変圧器の場合
1) 一次巻線のU端子とV,W,O端子一括との間について,a)と同じ試験
を行う。
2) 一次巻線のV端子とU,W,O端子一括との間について,a)と同じ試験
を行う。
3) 一次巻線のW端子とU,V,O端子一括との間について,a)と同じ試験
を行う。
注(21) 計器用変圧器において最高電圧の1.2倍に相当する電圧(前課電電圧)が構造上印加できないものは,製造業
者と使用者の協議によって条件を決める。

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7.3.4 異常現象

 コンデンサ形計器用変圧器の異常現象は,無負担の下で,定格周波数の定格一次電圧の
1.1倍に相当する電圧を加え,二次回路の短絡,復帰を10回行う。

7.3.5 比誤差及び位相角

 計器用変圧器の比誤差及び位相角は,表21の条件の下で行う。
a) 計器用変圧器の試験電圧 計器用変圧器の試験電圧は,表21による。
表21 計器用変圧器の試験電圧
確度階級 試験電圧
0.02 Vn 0.25 Vn 0.7 Vn 1.0 Vn 1.1 Vn
0.1級 ○ ◎ ○ ◎ ◎
0.2級 ○ ◎ ○ ◎ ◎
0.5級 − − ○ ◎ ○
1.0級 − − ○ ◎ ○
3.0級 − − ○ ◎ ○
備考1. ◎印は,形式試験と受入試験の試験点を表し,○印は,形式試験だけの試験点を表す。
2. Vnは定格周波数の定格一次電圧を表す。
b) 計器用変圧器の試験負担 計器用変圧器の試験負担は,定格負担と定格負担の25%の負担とし,負担
力率は,0.8遅れ電流とする。ただし,標準用計器用変圧器の負担力率は1とする。

7.3.6 周波数特性

 コンデンサ形計器用変圧器の周波数特性は,定格負担(力率は0.8遅れ電流とする。
ただし,標準用は1とする。)の下で定格周波数の95%,100%及び105%の定格一次電圧を加えて比誤差及
び位相角を試験する。

8. 端子

8.1 端子の位置

 計器用変圧器の端子の位置は,原則として二次側から見て,左から右へU,V,W及
びu,v,w(単相計器用変圧器の場合は,U,V及びu,v)の順とする。
単相計器用変圧器で二次端子を上下に設けたものでは,上から下へu,vとする。

8.2 端子の記号

 端子の記号は次による。
a) 単相計器用変圧器 単相計器用変圧器の端子記号は,図2又は図3のように一次端子をU,V(接地
形計器用変圧器及びコンデンサ形計器用変圧器は,接地側をVとする。),二次側端子をu,vとし,U,
u又はV,vで各誘導起電力の同一方向を表すものとする。
図2 単相計器用変圧器の端子記号の例 図3 コンデンサ形計器用変圧器の端子記号の例
b) 標準用計器用変圧器 標準用計器用変圧器の端子記号は,図4の例による。

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図4 標準用計器用変圧器の端子記号の例
c) 中間口出しをもつ計器用変圧器 中間口出しを箱外に引き出した計器用変圧器(中間口出しを除く。)
は,図5の例に従い,端子記号に1,2······などの添字を付ける。
図5 中間口出しをもつ計器用変圧器の端子記号の例
d) 直並列接続する計器用変圧器 一次巻線又は二次巻線が,直列又は並列の接続をするように数個の部
分に分割され,しかも各部分の端子が外箱から引き出されている場合は,図6又は図7の例に従い,
巻線全部に端子記号を付ける。
図6 一次巻線を直並列接続する 図7 二次巻線を直並列接続する
計器用変圧器の端子記号の例 計器用変圧器の端子記号の例
e) 三相計器用変圧器 三相計器用変圧器の端子記号は,図8及び図9のように,一次端子をU,V,W
二次端子をu,v,wとし,Uとu,Vとv又はWとwで各誘導起電力は同一方向を表すものとする。
中性点の記号は,一次側端子をO,二次側端子をoとする。

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図8 非接地形計器用変圧器の 図9 接地形計器用変圧器の
端子記号の例 端子記号の例

9. 表示

 計器用変圧器には見やすい適切な所に,図1012の例に従い,次の事項を容易に消えない方法
で明示した銘板を取り付けなければならない。ただし,定格事項については,銘板の大きさの制限上,“定
格”の記載を省略してもよい。
a) 名称
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造番号
d) 形名
e) 確度階級
f) 耐電圧 主回路側の耐電圧値が指定されない標準用は記載しない。
− 最高電圧195.5kV以上で長時間交流耐電圧と雷インパルス耐電圧値を組合せ表示した例
475-635-475/1 550kV
− 最高電圧161kV以下で商用周波耐電圧値と雷インパルス耐電圧値を組合せ表示した例
140/350kV
g) 定格一次電圧及び定格二次電圧
h) 定格負担 VAだけを表示する。三相用の場合は巻線数と巻線当たりの定格負担を記載する。
i) 制限負荷 コンデンサ形計器用変圧器を除く。必要があるものに記載する。
j) 定格周波数
k) 静電容量 コンデンサ形計器用変圧器の主コンデンサと分圧コンデンサを直列に接続した値で,必要
があるものに記載する。
l) 相数 必要があるものに記載する。
m) 非接地形・接地形の区別 非接地形は省略できる。
n) 屋内用・屋外用の別 必要があるものに記載する。
o) 製造年 必要があるものは,月も記載する。
p) 総質量 銘板の大きさに制限を受ける場合,省略してよい。
q) 油量 油入形に限る。

――――― [JIS C 1731-2 pdf 20] ―――――

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JIS C 1731-2:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60044-2:1997(MOD)

JIS C 1731-2:1998の国際規格 ICS 分類一覧