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C 1736-1 : 2009
図C.1−始発温度−過電流強度曲線
――――― [JIS C 1736-1 pdf 51] ―――――
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C 1736-1 : 2009
附属書D
(規定)
多回路総合計器用変流器
D.1 適用範囲
この附属書は,電流合成方式における多回路計器と組み合わせて使用する変流器(以下,多回路用変流
器という。)について規定する。
多回路用変流器には,主変流器と合成変流器とがあり,この附属書に規定のない技術的要件は,本体に
よる。この多回路用変流器の確度階級は,0.5 W級を基準とする。
D.2 種類
多回路用変流器の種類は,主変流器及び合成変流器とする。
D.2.1 定格電流
多回路用変流器の定格電流は,定格一次電流によって区分し,表D.1による。
表D.1−定格電流
単位 A
定格一次電流 定格二次電流
主変流器 合成変流器
1000 5 5
1500
2000
3000
4000
5000
注記 合成変流器は,一次側の各回路に5Aの電流が流れ
たとき,二次側に5Aの電流が流れるものとする。
D.2.2 定格耐電流
主変流器の定格耐電流は,定格一次電流及び定格過電流によって区分し,表D.2による。
表D.2−定格過電流
定格一次電流 A 定格過電流 kA
1000 30
1500 40
2000 50
3000 70
4000 80
5000
D.2.3 最高電圧
主変流器及び合成変流器の最高電圧は,表D.3による。
――――― [JIS C 1736-1 pdf 52] ―――――
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C 1736-1 : 2009
表D.3−最高電圧
単位 kV
種類 最高電圧
主変流器 0.46
合成変流器 0.23
D.2.4 定格負担
主変流器及び合成変流器の定格負担は,表D.4による。
表D.4−定格負担
単位 VA
種類 定格負担
主変流器 15,25,40
合成変流器 10,15
D.3 性能
D.3.1 合成誤差の限度
多回路用変流器は,D.5.2の試験をし,各相ごとの合成誤差は,各回路の主変流器の二次端子と合成変流
器の一次端子との間に,それぞれ,2 VA,力率1の負担を接続し,合成変流器の二次端子に定格負担と定
格負担の25 %との間の負担(力率0.8遅れ電流)を接続した状態で,直列に接続されたn個(nは回路数
を表す。)の主変流器及び主変流器1個ごとに,定格周波数の表D.5及び表D.6に示す任意の電流を通じた
とき,合成誤差の限度が表D.5及び表D.6の規定に適合しなければならない。
表D.5−多回路用変流器の合成誤差の限度(n個の主変流器に通電した場合)
主変流器の定格一次電流に対する百分率一次側負荷力率 合成誤差の限度
% %
5120 1 ±0.5
10120 0.5(遅れ電流) ±1.0
表D.6−多回路用変流器の合成誤差の限度(主変流器1個ごとに通電した場合)
主変流器の定格一次電流に対する百分率一次側負荷力率 合成誤差の限度
% %
5n120 1 ±0.5
10n120 0.5(遅れ電流) ±1.0
注記 nは回路数を表す。
D.3.2 電流特性
多回路用変流器は,D.5.3の試験をし,各回路の主変流器の二次端子と合成変流器の一次端子との間に,
それぞれ,2 VA,力率1の負担を接続し,合成変流器の二次端子に定格負担(力率0.8遅れ電流)を接続
した状態で,直列に接続されたn個(nは回路数を表す。)の主変流器に定格周波数の表D.7に示す範囲の
電流を通じたとき,電流の変化によって生じる各相ごとの合成誤差の変化の限度が,表D.7の規定に適合
しなければならない。
――――― [JIS C 1736-1 pdf 53] ―――――
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C 1736-1 : 2009
表D.7−合成誤差の変化の限度
主変流器の定格一次電流に対する百分率一次側負荷力率 合成誤差の変化の限度
% %
5120 1 0.5
10120 0.5(遅れ電流) 0.75
D.3.3 商用周波耐電圧
合成変流器は,D.5.4の試験をし,乾燥状態で1分間,これに耐えなければならない。
D.3.4 巻線端子間耐電圧
合成変流器は,D.5.5の試験をし,これによって機械的又は電気的に損傷を受けてはならない。
D.4 構造及び寸法
D.4.1 構造
a) 主変流器は通常,全モールド絶縁方式の貫通形及び分割貫通形とする。分割貫通形の場合は,分割鉄
心面の相互の接触状態を良好に仕上げ,分割鉄心部の取付け機構を封印できる構造とする。
b) 合成変流器は通常,2回路両用及び3回路両用とし,回路数の変更ができないように封印が施せる構
造とする。
c) 端子記号 合成変流器の端子記号は,図D.1の例による。
図D.1−3回路合成変流器の端子記号の例(U相に使用する場合)
D.4.2 寸法
主変流器の定格一次電流に対応する主変流器の貫通窓及び母線の標準寸法並びに適用変圧器容量は,表
D.8による。
――――― [JIS C 1736-1 pdf 54] ―――――
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C 1736-1 : 2009
表D.8−寸法及び適用変圧器容量
単位 mm
主変流器の 主変流器の貫通窓 母線a) 適用変圧器容量
定格一次電流 アルミニウム 銅 kVA
A B H b h b h
1000 35 120 15 75 10 75 500
15 100 15 75 750
1500 56 120 36 100 24 100 1000
2000 56 170 36 150 24 150 1500
3000 80 170 60 150 36 150 2000
4000 80 170 − − 60 150 2500
5000
注a) 裸母線の場合を示す。
D.5 試験
D.5.1 試験一般
多回路用変流器の合成誤差及び電流特性の試験は,主変流器と合成変流器とを組み合わせた状態で行い,
その他の試験は,主変流器及び合成変流器をそれぞれ別個に行う。
D.5.2 合成誤差の限度試験
多回路用変流器の合成誤差試験は,主変流器と合成変流器とを組み合わせた状態で,次の方法によって
比誤差及び位相角を測定し,その結果で計算によって求める。
a) 全回路試験(n個の主変流器に通電する場合。)は,図D.2の試験回路及び表D.9の試験電流によって
行い,1回路試験(主変流器1個ごとに通電する場合。)は,図D.3の試験回路及び表D.10の試験電
流によって行う。
b) 合成変流器の試験負担は,定格負担及び定格負担の25 %の負担(負担力率は,いずれも0.8遅れ電流)
とする。
表D.9−全回路試験の試験電流
単位 %
主変流器の定格一次電流 5 10 20 35 100 120
に対する百分率
形式試験 ○ ○ ○ ○ ○ ○
受渡試験 ○ − ○ − ○ −
――――― [JIS C 1736-1 pdf 55] ―――――
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JIS C 1736-1:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.220 : 電気学.磁気学.電気的及び磁気的測定 > 17.220.20 : 電気的及び磁気的量の測定