JIS C 2300-1:2010 電気用セルロース紙―第1部:定義及び一般要求事項

JIS C 2300-1:2010 規格概要

この規格 C2300-1は、電気用セルロース紙に関する定義,種類及び一般要求事項について規定。

JISC2300-1 規格全文情報

規格番号
JIS C2300-1 
規格名称
電気用セルロース紙―第1部 : 定義及び一般要求事項
規格名称英語訳
Cellulosic papers for electrical purposes -- Part 1:Definitions and general requirements
制定年月日
2010年6月21日
最新改正日
2015年10月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 60554-1:1977(MOD), IEC 60554-1:1977/AMENDMENT 1:1983(MOD)
国際規格分類

ICS

29.035.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2010-06-21 制定日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS C 2300-1:2010 PDF [12]
                                                                                 C 2300-1 : 2010

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  1A 引用規格・・・・[1]
  •  2 用語及び定義・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[3]
  •  4 一般要求事項・・・・[5]
  •  5 厚さ・・・・[5]
  •  5.1 一般用途絶縁紙の場合・・・・[5]
  •  5.2 電力ケーブル用絶縁紙の場合・・・・[5]
  •  5.3 絶縁薄紙の場合・・・・[5]
  •  5.4 コイル絶縁紙の場合・・・・[6]
  •  5.5 コンデンサ紙の場合・・・・[6]
  •  5.6 電解コンデンサ紙の場合・・・・[6]
  •  6 供給条件・・・・[6]
  •  6A 表示・・・・[6]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 2300-1 pdf 1] ―――――

C 2300-1 : 2010

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,電気機能材料工業会(JEIA)及び財団法人
日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによってJIS C 2303:1999,
JIS C 2304:1999及びJIS C 2307:1999は廃止され,それらの一部を分割して制定したこの規格に置き換え
られた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS C 2300の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 2300-1 第1部 : 定義及び一般要求事項
JIS C 2300-2 第2部 : 試験方法
JIS C 2300-3-1 第3-1部 : 個別製品規格−絶縁紙

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 2300-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
C 2300-1 : 2010

電気用セルロース紙−第1部 : 定義及び一般要求事項

Cellulosic papers for electrical purposes- Part 1: Definitions and general requirements

序文

  この規格は,1977年に第1版として発行されたIEC 60554-1及びAmendment 1:1983を基に,技術的内
容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目(種
類,厚さ,製品の呼び方及び表示)を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。ただし,追補(Amendment)に
ついては,編集し,一体とした。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所及び附属書JAは,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,電気用セルロース紙に関する定義,種類及び一般要求事項について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60554-1:1977,Specification for cellulosic papers for electrical purposes−Part 1: Definitions and
general requirements及びAmendment 1:1983(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

1A 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 2300-3-1 電気用セルロース紙−第3-1部 : 個別製品規格−絶縁紙

2 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
クラフト絶縁紙(kraft insulating paper)
クラフト法(硫酸塩蒸解)によって,針葉樹パルプだけで製造した紙。
2.2
耐油紙(greaseproof paper)
油の浸透に高い抵抗をもつ,機械パルプで製造した紙。この耐油性は,紙を模造洋皮紙のような外観に
なるまでこう(叩)解して得る。

――――― [JIS C 2300-1 pdf 3] ―――――

2
C 2300-1 : 2010
2.3
ジャパニーズティッシュ紙(Japanese tissue paper)
長繊維で,横方向よりも縦方向の引張強さが非常に強いことを特徴とする軽量紙。
2.4
マニラ紙(Manila paper)
マニラ麻の繊維で製造した紙。
2.5
マニラ・クラフト混抄紙(Manila/kraft mixture paper)
クラフト法で得られた針葉樹パルプを加えてマニラ麻の繊維で製造した紙。
注記 供給者は,マニラ麻の正確な比率を要求された場合,明確に対応することが望ましい。
2.6
クラフトコンデンサ紙(kraft capacitor paper)
クラフト法によって,針葉樹パルプだけで製造した軽量紙。使用するパルプは,製造で使用した薬品を
できる限り取り除くため洗浄したものである。
2.7
電解コンデンサ紙(electrolytic capacitor paper)
電解コンデンサの電極を分離し,電解質を含浸するための紙。
2.8
透気度(air permeability)
規定の試験条件下において,単位面積及び単位圧力差のもと,単位時間当たりに紙を通過する空気の量。
2.9
密度(apparent density)
単位面積当たりの質量(g/m2)を厚さ(μm)で除した値(g/cm3)。
2.10
裂断長(breaking length)
紙の一端を固定懸垂して,自重で切れるときの紙の長さ。
2.11
破裂強さ(bursting strength)
破裂強さの試験方法で規定した状態で,紙が耐え得る最大圧力。
2.12
中央値(central value)
結果を昇順に並び替えた場合の,試験数が奇数のときは中間値,試験数が偶数のときは中間二つの平均
値。
2.13
クレープ加工(creping)
厚さ及び縦方向の伸びを増加させるため,紙に不規則,かつ,密集したしわを与える工程。
2.14
クレープ紙(crepe paper)
クレープ加工した紙。

――――― [JIS C 2300-1 pdf 4] ―――――

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C 2300-1 : 2010
2.15
光沢紙(glazed paper)
乾燥又はカレンダリングによって光沢を付与した紙。
2.16
坪量[substance(grammage)]
平方メートル当たりのグラム数で表した単位面積当たりの質量。
注記1 用語“grammage”は,“substance”から置き換わることをISOは受理している。しかし,電
気技術分野で“substance”が使われるため,併記している。
注記2 定義の詳細な内容については,JIS P 0001を参考にするとよい。
2.17
電力ケーブル用絶縁紙
特に電力ケーブルに用いる電気絶縁紙。
2.18
絶縁薄紙
特に被覆電線,マイカ製品などに用いる絶縁紙。
2.19
コイル絶縁紙
特に電気機器のコイルに用いる電気絶縁紙。

3 種類

  この規格を適用する紙は,名称,種類及び/又は特徴に基づき,表1のとおり分類する。
なお,製品の呼び方を,次に示す。
a) 記号1.11.8及び記号2.14.3の場合 製品の呼び方は,JIS C 2300-3-1に対応した記号[表1の(2)]
にハイフンを付けて,その後に表1の記号(5)及び(7)に示す記号を付して表す。
例1 1.2−2M : クラフト絶縁紙,密度0.75 g/cm3を超え0.85 g/cm3以下,水浸液導電率4 mS/m以
上,透気度0.05 m/Pa・sを超え,0.5 m/Pa・s以下。
b) 電力ケーブル用絶縁紙の場合 製品の呼び方は,名称及び寸法(厚さ×幅),又は記号×幅による。
例2 電力ケーブル用絶縁紙 0.125×500
又は
3125×500
c) 絶縁薄紙及びコイル絶縁紙の場合 製品の呼び方は,名称,種類及び寸法(厚さ×幅),又は記号及び
寸法(厚さ×幅)による。
例3 コイル絶縁紙 1種 0.050×450
又は
PI1 0.050×450
d) 電解コンデンサ紙タイプPE,PED,ME及びMEKの場合 製品の呼び方は,名称,種類及び寸法(厚
さ×幅),又は記号及び寸法(厚さ×幅)による。
例4 電解コンデンサ紙 クラフト一重紙2種 30 m×25 mm
又は
PE2 30 m×25 mm

――――― [JIS C 2300-1 pdf 5] ―――――

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JIS C 2300-1:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60554-1:1977(MOD)
  • IEC 60554-1:1977/AMENDMENT 1:1983(MOD)

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