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C 2315-2 : 2021 (IEC 60667-2 : 2020)
試験片の密度をg/cm3で表し,次の式で求める。
wx
1
w1 w2
ここで, ρ : 密度(g/cm3)
w1 : 大気中の試験片の質量(g)
w2 : 液体中の試験片の質量(g)
x : 液体の密度(g/cm3)
注記 液体には,水,アルコール,溶剤,絶縁油などがある。
7 引張強さ
引張強さは,JIS C 2305-2に規定する方法によって測定する。
JIS C 2305-2との相違点は,次のとおりとする。
− 幅20 mm±2 mm,長さ180 mmの試験片を,試料の縦方向及び横方向に採り,それぞれ5本ずつ採取
する。
− 試験開始時の距離は,100 mm±0.5 mmとする。
− 引張速度は,60 mm/minで,試験片が破断するまで行う。
注記 試験片の幅を12.5 mm±1 mmで行う場合がある。
8 曲げ強さ
曲げ強さの測定は,公称厚さ10 mm以上の材料に適用する。
曲げ強さは,JIS K 7171に規定する方法によって測定する。
試験片は,JIS K 7171の図4に示すLN及びWNを試料から,それぞれ5本ずつ採取する。
試験するシートの厚さが20 mmを超える場合は,両面を対称に切削して20 mmにする。
9 吸水率
縦方向及び横方向がそれぞれ50 mm±1 mmの試験片を3個採取する。
3個の試験片を100 ℃±2 ℃で1時間乾燥し,デシケーター内で室温まで冷却する。
試験片の質量を,1 mgまで量る。
試験片を,23 ℃±0.5 ℃に保った蒸留水の入った容器に(24±1)時間浸せき(漬)する。
浸せき(漬)後,試験片を水から取り出し,全ての表面に付着する水をきれいな乾いた布又はろ紙で拭
き取る。
試験片の質量を,1 mgまで再度量る。
吸水率は%で表し,次の式で求める。
――――― [JIS C 2315-2 pdf 6] ―――――
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C 2315-2 : 2021 (IEC 60667-2 : 2020)
m2 m1
100
m1
ここで, α : 吸水率(%)
m1 : 浸せき(漬)前の試験片の質量(g)
m2 : 浸せき(漬)後の試験片の質量(g)
10 厚さ3 mm以下の絶縁破壊の強さ
絶縁破壊の強さは,JIS C 2305-2に規定する方法によって行う。
JIS C 2305-2との相違点は,次のとおりとする。
− 縦方向及び横方向がそれぞれ約100 mmの試験片で5回測定する。
− 電極は,端部に3 mm±0.2 mmの丸みをもった2枚の金属の円筒形からなる。一つは直径25 mm±1
mmで約25 mmの高さをもち,もう一つは直径75 mm±1 mmの電極である。
− 試験片は,4.2によって乾燥させる。
− それぞれの試験片の厚さを測定し記録する。
絶縁破壊の強さはkV/mmで表し,次の式で求める。
V
E
t
ここで, E : 絶縁破壊の強さ(kV/mm)
V : 絶縁破壊電圧(kV)
t : 乾燥した試験片の厚さ(mm)
11 耐アーク性
耐アーク性の試験は,JIS C 2135に規定する方法による。
12 塩素含有量
塩素含有量は,認められたいかなる抽出水の塩素イオン測定方法を用いてもよい。
13 灰分
受理状態の材料を焼却し,残った材料の残留量を測る手順は,JIS C 2305-2に規定する方法による。た
だし,試験片の質量は,約5 gとし,3回量る。
14 柔軟性(ベンディング)
柔軟性は,図1に示す測定装置を使用する。
試験片を,図2に示すように二つのジョーの間に置く。
試験片に亀裂が入るか又は割れの兆候が見られるまで,ジョーを閉じる。
――――― [JIS C 2315-2 pdf 7] ―――――
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C 2315-2 : 2021 (IEC 60667-2 : 2020)
柔軟性の測定装置は,約50 mm幅のジョーをもち,試験片の端が当たるジョーの上部から約25 mmの
場所に小さな突起がある小さな万力である。可動式のジョーは,万力のハンドルが回転するごとに柔軟性
を小数まで表示するスケール及び指針を備えている。0.01 mm単位の目盛が付いたダイヤルゲージは,ハ
ンドルの全域にわたる回転によるジョーの可動を表示するため,万力のハンドルの逆側に配置される。
ダイヤルゲージによってジョーの内側のスパン間の距離を測定する。
各方向の試料から(25 mm±1 mm)×(50 mm±1 mm)に切り取った試験片で,各方向でそれぞれ3回
測定する。
柔軟性の測定装置のジョーを,約20 mm開く。ジョーの間に濃色面を上にアーチ形にした(25 mm±1
mm)×(50 mm±1 mm)の試験片を慎重に挿入する。試験片を押し下げる必要がある場合,予想される破
裂部分に湿った指を置かないように注意する(測定値が変わる可能性がある。)。
試験装置のジョーは,毎秒3 mm±1 mmの一定速度で閉じる。試験片を注意深く観察し,試験片に亀裂
又は破裂の兆候が認められたら直ちにハンドルを止め,そのときのダイヤルゲージの値を読む。
柔軟性はmmで表し,次の式で求める。
f d 2 t
ここで, f : 柔軟性(mm)
d : 距離(mm)
t : 試験片の厚さ(mm)
15 水分
材料の水分は,JIS P 8127に規定する方法によって測定する。
ただし,試験片の質量は,5 g以上とし,3枚採取する。
この測定は,調湿後及び乾燥後の試験片の質量を量る。乾燥時間は,表2による。
水分は,次の式で求める。
m1 m2
100
m1
ここで, α : 水分(%)
m1 : 乾燥前の試験片の質量(g)
m2 : 乾燥後の試験片の質量(g)
16 層間離強度
離強度試験ジグ(図3)は,箇条7の引張試験機に取り付けて使用する。
力が加わるチャックは,毎分300 mm±10 mmの定速度で移動する。チャック間距離は,試験開始時に
125 mm±5 mmにする。
試験片の幅は25 mm±1 mm又は12.5 mm±1 mm,長さは300 mm以上とし,3回測定する。試験片の長
――――― [JIS C 2315-2 pdf 8] ―――――
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C 2315-2 : 2021 (IEC 60667-2 : 2020)
手方向は,試料のマシン方向と一致させる。
層間離は,試験片の全幅にわたってできるだけ試験片の中央の層に近い部分を,手によって離する。
25 mm幅で層間を離させた後,試験片の端から約80 mmまで離を広げる。
試験片を,離強度試験ジグにセットし,両端を引張試験機のチャックに固定する。試験片の裂けはじ
めから約75 mm離を行い,そのときの力を記録する。
層間離強度はN/mで表し,次の式で求める。
F
IW
ここで, I : 層間離強度(N/m)
F : (離の)力(N)
W : 試験片の幅(mm)
結果として最小値が取得される。
17 収縮率
試料から約100 mm×100 mmの試験片を3枚採る。
表1によって試験片を調湿後,各角から12 mm以上内側で辺の中央にマークする。マーク間の距離(縦
方向,横方向)及び各マークした箇所の厚さを測定する。
その後,表2によって試験片を乾燥する。
デシケーター内で室温まで冷却した後,再び各マーク間の距離(縦方向,横方向)及び各マークした箇
所の厚さを測定する。
収縮率は%で表し,縦方向,横方向及び厚さ方向の収縮率は,それぞれ次の式で求める。
I1 I2
s 100
I1
ここで, s : 収縮率(%)
I1 : 乾燥前寸法(mm)
I2 : 乾燥後寸法(mm)
――――― [JIS C 2315-2 pdf 9] ―――――
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C 2315-2 : 2021 (IEC 60667-2 : 2020)
記号説明
d : 距離
f : 柔軟性
t : 厚さ
図1−柔軟性を決定するための測定原理
図2−柔軟性を決定するための測定装置
――――― [JIS C 2315-2 pdf 10] ―――――
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JIS C 2315-2:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60667-2:2020(IDT)
JIS C 2315-2:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 2315-2:2021の関連規格と引用規格一覧
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