JIS C 2315-2:2021 電気用バルカナイズドファイバー―第2部:試験方法

JIS C 2315-2:2021 規格概要

この規格 C2315-2は、電気絶縁に用いるバルカナイズドファイバーの平板の試験方法について規定。

JISC2315-2 規格全文情報

規格番号
JIS C2315-2 
規格名称
電気用バルカナイズドファイバー―第2部 : 試験方法
規格名称英語訳
Vulcanized fibre for electrical purposes -- Part 2:Methods of test
制定年月日
2010年6月21日
最新改正日
2021年3月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60667-2:2020(IDT)
国際規格分類

ICS

29.035.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2010-06-21 制定日, 2015-10-20 確認日, 2020-06-22 確認日, 2021-03-22 改正
ページ
JIS C 2315-2:2021 PDF [11]
                                                                C 2315-2 : 2021 (IEC 60667-2 : 2020)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験における一般的注意事項・・・・[2]
  •  4.1 調湿・・・・[2]
  •  4.2 乾燥・・・・[2]
  •  4.3 結果・・・・[3]
  •  5 厚さ・・・・[3]
  •  6 密度・・・・[3]
  •  6.1 見掛密度・・・・[3]
  •  6.2 液中密度(比重)・・・・[3]
  •  7 引張強さ・・・・[4]
  •  8 曲げ強さ・・・・[4]
  •  9 吸水率・・・・[4]
  •  10 厚さ3 mm以下の絶縁破壊の強さ・・・・[5]
  •  11 耐アーク性・・・・[5]
  •  12 塩素含有量・・・・[5]
  •  13 灰分・・・・[5]
  •  14 柔軟性(ベンディング)・・・・[5]
  •  15 水分・・・・[6]
  •  16 層間離強度 617 収縮率・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 2315-2 pdf 1] ―――――

           C 2315-2 : 2021 (IEC 60667-2 : 2020)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C 2315-2:2010は
改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。
JIS C 2315規格群(電気用バルカナイズドファイバー)は,次に示す部で構成する。
JIS C 2315-1 第1部 : 定義及び一般要求事項
JIS C 2315-2 第2部 : 試験方法
JIS C 2315-3-1 第3-1部 : 個別製品規格−平板

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 2315-2 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
C 2315-2 : 2021
(IEC 60667-2 : 2020)

電気用バルカナイズドファイバー−第2部 : 試験方法

Vulcanized fibre for electrical purposes-Part 2: Methods of test

序文

  この規格は,2020年に第2版として発行されたIEC 60667-2を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,電気絶縁に用いるバルカナイズドファイバーの平板(以下,板という。)の試験方法につい
て規定する。
ただし,板を接着剤で多層に接合した製品は,適用外とする。
この規格に適合する材料は,一般的な仕様に対して十分な性能をもっている。ただし,特殊な用途に適
用する場合は,この規格だけでなくその用途において実際に必要な要求事項に基づく必要がある。
安全上の警告 : この規格で規定又は参照する試験は,使用者の責任で安全に行われなければならない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60667-2:2020,Vulcanized fibre for electrical purposes−Part 2: Methods of test(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用し
ない。
JIS C 2135:2011 乾燥固体電気絶縁材料−高電圧小電流耐アーク性試験方法
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 61621:1997,Dry, solid insulating materials−Resistance test
to high-voltage, low-current arc discharges
JIS C 2305-2:2010 電気用プレスボード及びプレスペーパー−第2部 : 試験方法
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60641-2:2004,Pressboard and presspaper for electrical
purposes−Part 2: Methods of tests

――――― [JIS C 2315-2 pdf 3] ―――――

           2
C 2315-2 : 2021 (IEC 60667-2 : 2020)
JIS K 7171:2016 プラスチック−曲げ特性の求め方
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 178:2019,Plastics−Determination of flexural properties
JIS P 8127:2010 紙及び板紙−ロットの水分試験方法−乾燥器による方法
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 287:2017,Paper and board−Determination of moisture
content of a lot−Oven-drying method

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
ISO及びIECでは,標準化で使用するための用語データベースを次のアドレスで管理している。
· IEC Electropedia: available at http://www.electropedia.org/
· ISO Online browsing platform: available at https://www.iso.org/obp/ui
3.1
試料(specimen)
指定した板の巻取り又は平板から,規定の寸法に裁断した長方形の束
3.2
試験片(test piece)
試料から採るか,又は試料をそのまま用いて試験方法に従って測定に供するシート

4 試験における一般的注意事項

4.1 調湿

  特に指定がない限り,試験片を採取後,温度23 ℃±2 ℃,相対湿度(50±5)%の雰囲気で調湿し,この
雰囲気で試験する。公称厚さによる調湿時間は,表1による。
表1−調湿時間
公称厚さ 調湿時間
mm h
通常 水分が高い場合
0.5以下 48以上 48以上
0.5を超え 1.0以下 72以上 96以上
1.0を超え 2.0以下 96以上 120以上
2.0を超え 3.0以下 120以上 240以上
3.0超 240以上 480以上
注記 水分が高い場合とは,受理状態で水分が10 %を超えている場合をいう。

4.2 乾燥

  特に指定がない限り,試験片の乾燥は,105 ℃±2 ℃で行う。公称厚さによる乾燥時間は,表2による。

――――― [JIS C 2315-2 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
C 2315-2 : 2021 (IEC 60667-2 : 2020)
表2−乾燥時間
公称厚さ 乾燥時間
mm h
0.5以下 624
0.5を超え 1.5以下 24
1.5を超え 5.0以下 48
5.0超 72

4.3 結果

  特に規定のない限り,結果は,中央値で表す。受渡当事者間で合意した場合,平均値を用いてもよい。
この場合,試験報告書に記載する。

5 厚さ

  厚さは,JIS C 2305-2に規定する方法によって測定する。
JIS C 2305-2との相違点は,次のとおりとする。
− 試験片の周囲に沿って10か所を測定し,それらの平均値で表す。

6 密度

6.1 見掛密度

  試験は調湿した3個の試験片を用い,測定はそれぞれ3個の試験片で行う。試験片は100 cm2以上の長
方形とし,試験片の質量は1 mgの精度で測定する。
試験片の4隅から12 mm離れた部分で長さ及び幅各2か所を0.1 mmの単位まで測定する。
厚さは,箇条5によって10か所測定し,平均値を計算する。
見掛密度ρ(質量と体積との比)はg/cm3で表し,次の式で求める。
m
slw
ここで, ρ : 見掛密度(g/cm3)
m : 質量(g)
s : 10か所の厚さの平均値(cm)
l : 2か所の長さの平均値(cm)
w : 2か所の幅の平均値(cm)
3枚それぞれの密度を計算し,中央値を採用する。

6.2 液中密度(比重)

  試験片は,原厚のままで16 cm2以上の長方形を用いる。
試験片の質量は,1 mgの精度で大気中,及び密度が既知の液体中で各々測定する。

――――― [JIS C 2315-2 pdf 5] ―――――

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