JIS C 2318:2007 電気用二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム | ページ 2

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C 2318 : 2007
表3−絶縁破壊の強さ(交流試験)全種類
呼び厚さ 絶縁破壊の強さ 試験方法
V/ JIS C 2151の箇条
6 − 17.1
8 − 気中で測定する。
10 210以上
12 208以上
15 200以上
19 190以上
23 174以上
36 150以上
50 130以上
75 105以上
100 90以上
125 80以上 17.1
190 65以上 トランス油中で測定する。
250 60以上
350 50以上
表4−絶縁破壊の強さ(直流試験)2種だけ
呼び厚さ 絶縁破壊の強さ 21個の測定結果のうち, 21個の測定結果のうち,
中央値 次の電圧未満のものが2個以下 次の電圧未満のものが1個以下
V V V
6 1 500以上 600 400
8 2 000以上 1 100 550
10 2 400以上 1 500 800
12 2 800以上 1 800 1 000
15 3 200以上 2 000 1 600
19 3 400以上 2 200 1 900
23 4 000以上 2 500 2 200

7.3 電気的欠陥(2種だけに適用する)

  電気的欠陥は,次のいずれかの方法で測定する。
7.3.1 ロール状フィルムの試験
電気的欠陥は,フィルムの呼び厚さを基準にして,試験電圧200 V/μmでJIS C 2151の18.3[C法(ロ
ール状フィルムの試験)]によって測定する。計数した欠陥数は,表5による。

――――― [JIS C 2318 pdf 6] ―――――

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表5−C法によって計数した欠陥数
呼び厚さ 欠陥数
個/m2
3 6以下
3.5 4以下
5 2以下
6 1以下
8 0.8以下
10 0.4以下
12以上 0.2以下
7.3.2 ローラ電極ギャップ法
フィルムの呼び厚さを基準にして,試験電圧250 V/μmでJIS C 2151の18.4[D法(ローラ電極ギャッ
プ法)]によって測定する。計数した欠陥数は,表6による。
表6−D法によって計数した欠陥数
呼び厚さ 欠陥数
個/m2
3 5以下
3.5 3以下
5 1以下
6 0.5以下
8 0.4以下
10 0.2以下
12以上 0.1以下

7.4 その他の特性

7.4.1  熱的耐久性
熱的耐久性は,JIS C 2151の26.(熱的耐久性)によって測定する。熱的耐久性は,1種のフィルムだけ
に適用する。
終点の判定基準は,次による。
TIが130以上の場合,終点の判定基準は,引張強さの10 %保持率とする。
TIが115以上の場合,終点の判定基準は,引張強さの50 %保持率とする。
二つの終点の判定基準のうち,いずれか一つの基準に適合していれば,この規格に適合しているものと
判定する。
恒温槽中の空気の水分量は,加熱処理中9.512.5 g/m3とする。加熱処理の温度は,140 ℃,160 ℃及び
180 ℃を推奨する。
7.4.2 燃焼性
この規格では,燃焼性を規定しない。

8 ロール特性

8.1 ロールの直径及びフィルムの長さ

  ロールの直径及びロールに巻いたフィルムの長さは,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS C 2318 pdf 7] ―――――

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C 2318 : 2007

8.2 巻取り性(曲がり及びたるみ)

  巻取り性(曲がり及びたるみ)は,JIS C 2151の7.[巻取り性(曲がり及びたるみ)]によって測定する。
8.2.1 幅150 mm未満のフィルム
幅150 mm未満のフィルムは,JIS C 2151の7.3(A法)によって測定する。巻取り性は,表7による。
表7−巻取り性
単位 mm
項目 1種 2種
曲がり 10未満 10未満
たるみ(張力5 MN/m2) 5未満 2未満
8.2.2 幅150 mm以上のフィルム
幅150 mm以上のフィルムは,JIS C 2151の7.4(B法)によって測定する。
曲がり及びたるみの総量[JIS C 2151の7.4.4(手順)に規定する要件a),b) 及びc) を満足するための
フィルムの伸長率]は,0.1 %以下とする。この規格値は,厚さ36 μmを超えるフィルムには適用しない。

8.3 継ぎ目

  継ぎ目が許容されている場合,継ぎ方は,JIS C 2150の4.3(継ぎ目)による。
継ぎ目(接着したもの)及び重ね継ぎ(接着していないもの)の箇所は,ロールの端面から明りょうに
見えるようにする。
各ロールでの継ぎ目(接着したもの)又は重ね継ぎの数は,表8による。
表8−継ぎ目又は重ね継ぎの許容数
呼び厚さ 幅50 mm以下, 幅50 mmを超え, 幅50 mmを超え,
μm 外径250 mm未満 外径250 mm未満 外径250450 mm
2,3及び3.5 6以下 4以下 6以下
5及び6 5以下 5以下
8及び10 4以下 3以下 4以下
12以上 3以下

8.4 ロールの巻きずれ

  ロールの巻きずれ(フィルムの幅とロールの幅との差の最大値)は,表9による。フィルムの幅は,JIS
C 2151の6.(幅)によって測定する。ロールの幅は,ロール端面間の距離とし,それぞれの端面の最外点
間で測定する。
表9−ロールの巻きずれ
単位 mm
フィルムの呼び幅 フィルムの幅とロールの幅との差の最大値
150未満 0.5
150以上 300未満 1.0
300以上 2.0

8.5 巻心

  巻心の内径は,76 mm及び152 mmを推奨する。

――――― [JIS C 2318 pdf 8] ―――――

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C 2318 : 2007

9 包装及び表示

  JIS C 2150の6.(包装及び表示)による。

――――― [JIS C 2318 pdf 9] ―――――

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C 2318 : 2007
C2
3
附属書JA
31
(参考)
8 : 2
JISと対応する国際規格との対比表
007
JIS C 2318 : 2007 電気用二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルム IEC 60674-3-2 : 1992,Specification for plastic films for electrical purposes−Part 3:
Specifications for individual materials−Sheet 2: Requirements for balanced biaxially
oriented polyethylene terephthalate (PET) ilms uesd for electrical insulation
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際規格 の評価及びその内容 由及び今後の対策
箇条番号 内容 番号 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び名称 番号 の評価
1 適用範囲 1.1 適用範囲 追加 電気用の具体的用途を記述した。 IEC規格改訂時に提案する。
6 寸法 4 寸法 追加 JIS C 2151の4.1,4.2及びJIS C 2330
国内において実績がある。測定精度を高
の7.4.1.1を追加した。 めることができる方法として,IEC規格
改訂時に提案する。
7 特性 5 特性
7.1 密度 密度 削除 引用されているISO 1183に規定されてい
密度こう(勾)配管用溶媒として推
る液体を使用する。IECに四塩化炭素の
奨されている四塩化炭素は,国内で
は使用禁止である。 削除を提案する。
融点 融点 削除 国際規格で決定後検討する。
検討中との記載であり明確ではない
ため削除した。
誘電正接 誘電正接 削除 国際規格で決定後検討する。
JIS C 2151の16.2の試験方法による
特性は,検討中で明確ではないため
削除した。
7.2 絶縁破壊の強さ 絶縁破壊の強さ 追加 電極の直径は,改正前のJIS C 2318でも
絶縁破壊の強さの測定における電極
25 mmの使用が認められており,日本で
の直径を,選択できるようにした。
の使用実績を考慮して選択できるように
した。

――――― [JIS C 2318 pdf 10] ―――――

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JIS C 2318:2007の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60674-3-2:1992(MOD)

JIS C 2318:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 2318:2007の関連規格と引用規格一覧