JIS C 2330:2014 コンデンサ用二軸延伸ポリプロピレンフィルム

JIS C 2330:2014 規格概要

この規格 C2330は、コンデンサの誘電体として用いる表面平滑又は粗面フィルム及び両者をコロナ処理した二軸延伸ポリプロピレンフィルムについて規定。

JISC2330 規格全文情報

規格番号
JIS C2330 
規格名称
コンデンサ用二軸延伸ポリプロピレンフィルム
規格名称英語訳
Biaxially oriented polypropylene (PP) films for capacitors
制定年月日
1978年7月1日
最新改正日
2019年10月21日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60674-3-1:1998(MOD), IEC 60674-3-1:1998/AMENDMENT 1:2011(MOD)
国際規格分類

ICS

29.035.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1978-07-01 制定日, 1984-05-01 確認日, 1989-08-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 2000-06-20 確認日, 2001-03-20 改正日, 2008-03-20 確認日, 2010-03-23 改正日, 2014-05-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS C 2330:2014 PDF [17]
                                                                                   C 2330 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 一般要求事項・・・・[2]
  •  5 寸法・・・・[2]
  •  5.1 厚さ・・・・[2]
  •  5.2 幅・・・・[4]
  •  5.3 長さ及び直径・・・・[4]
  •  6 フィルム特性・・・・[4]
  •  6.1 物理的特性・・・・[4]
  •  6.2 絶縁耐力(直流試験)・・・・[5]
  •  6.3 電気的欠陥・・・・[7]
  •  6.4 熱的耐久性・・・・[9]
  •  6.5 ぬれ張力・・・・[9]
  •  6.6 液体の吸収・・・・[9]
  •  6.7 含浸剤の適合性・・・・[9]
  •  6.8 含浸状態の誘電正接・・・・[9]
  •  6.9 スペースファクタ・・・・[9]
  •  7 ロール特性・・・・[10]
  •  7.1 巻取り性(曲がり,たるみ及び伸張率)・・・・[10]
  •  7.2 継ぎ目・・・・[11]
  •  7.3 ロールの巻きずれ・・・・[11]
  •  7.4 巻心・・・・[11]
  •  8 包装及び表示・・・・[12]
  •  9 検査・・・・[12]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 2330 pdf 1] ―――――

C 2330 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,電気機能材料工業
会(JEIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 2330:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 2330 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 2330 : 2014

コンデンサ用二軸延伸ポリプロピレンフィルム

Biaxially oriented polypropylene (PP) ilms for capacitors

序文

  この規格は,1998年に第1版として発行されたIEC 60674-3-1及びAmendment 1(2011)を基とし,我
が国の実情に合わせて構成及び技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。ただし,追補
(amendment)については,編集し,一体とした。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,コンデンサの誘電体として用いる表面平滑又は粗面フィルム及び両者をコロナ処理した二
軸延伸ポリプロピレンフィルム(以下,フィルムという。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60674-3-1:1998,Plastic films for electrical purposes−Part 3: Specifications for individual
materials−Sheet 1: Biaxially oriented polypropylene (PP) ilms for capacitors及びAmendment
1:2011(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS C 2150 電気用プラスチックフィルム通則
注記 対応国際規格 : IEC 60674-1:1980,Specification for plastic films for electrical purposes. Part 1:
Definitions and general requirements(IDT)
JIS C 2151 電気用プラスチックフィルム試験方法
注記 対応国際規格 : IEC 60674-2:1988,Specification for plastic films for electrical purposes. Part 2:
Methods of test(MOD)
ISO 534:1988,Paper and board−Determination of thickness and apparent bulk density or apparent sheet
density
ISO 11357-3,Plastics−Differential scanning calorimetry (DSC)−Part 3: Determination of temperature and

――――― [JIS C 2330 pdf 3] ―――――

2
C 2330 : 2014
enthalpy of melting and crystallization

3 種類

  フィルムの種類は,呼び厚さ及び表面処理によって分類し,表1による。
表1−種類
フィルムの種類 呼び厚さ 表面処理
1種a) 1種a 4以上 非処理
表面平滑 1種b 片面コロナ処理
1種c 両面コロナ処理
2種a) 2種a 8以上 非処理
少なくとも片面粗面 2種b 片面コロナ処理
2種c 両面コロナ処理
3種 3種a 3.5以下 非処理
薄いフィルムで,高い絶縁破 3種b 片面コロナ処理
壊の強さをもつ。 3種c 両面コロナ処理
注a) 1種のスペースファクタは,おおよそ5 %未満である。また,2種のスペースファ
クタは,おおよそ5 %以上である。スペースファクタについては,6.9を参照。

4 一般要求事項

  フィルムの材料は,基本的にアイソタクチックポリプロピレンホモポリマーから作られ,JIS C 2150の
規定に合ったものでなければならない。

5 寸法

5.1 厚さ

  フィルムの厚さは,表2の厚さを推奨する。

――――― [JIS C 2330 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 2330 : 2014
表2−厚さの推奨値
種類 呼び厚さ マイクロメータ法厚さ 質量法厚さ 厚さの許容差
%
1種 4 4.0 3.8 ±10
5 5.0 4.8
6 6.0 5.8
7 7.0 6.8
8 8.0 7.8
10 10.0 9.8
12 12.0 11.8
15 15.0 14.8
18 18.0 17.8
20 20.0 19.8
25 25.0 24.8
2種 8 8.0 7.4 ±10
9 9.0 8.3
10 9.8 9.0
11 11.0 10.1
12 12.0 11.0
13 13.0 11.8
14 14.0 12.7
15 15.0 13.6
16 16.0 14.5
18 18.0 16.4
20 20.0 18.2
22 22.0 20.0
25 25.0 22.7
30 30.0 27.3
3種 2.5 2.5 2.4 ±10
2.8 2.8 2.7
3.0 3.0 2.9
3.5 3.5 3.4
フィルムの厚さの測定方法は,次のa)又はb)による。いずれを用いるかは,受渡当事者間の協定による。
a) 質量法 質量法厚さは,JIS C 2151の4.2(質量法)による。
b) マイクロメータ法 マイクロメータ法は,次による。
1) 測定器具 測定器具は,ISO 534によるか,又はJIS B 7502に規定する測定長25 mm以下で測定力
(5±1) の外側マイクロメータとする。いずれを用いるかは受渡当事者間の協定による。
2) 試験片 試験片の寸法は,供試フィルム幅が250 mm以上の場合は図1とし,供試フィルム幅が250
mm未満の場合は受渡当事者間の協定による。ロールの表層から約0.5 mmを層状で重ねたまま切り
出す。この中から12層のフィルムを4組切り出し,試験片とする。
3) 操作 測定の直前に12層からなる試験片の最上層及び最下層を取り除いて,10層を測定に用いる。
測定は,試験片1組について5点(測定位置を,図1の○印で示す。),合計20点について行う。
4) 計算 各測定値を10で除した値を各測定点の厚さとし,全測定点の中央値をもってフィルムのマイ
クロメータ法厚さとする。

――――― [JIS C 2330 pdf 5] ―――――

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