JIS C 2336:2012 電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ

JIS C 2336:2012 規格概要

この規格 C2336は、電気絶縁に用いるポリ塩化ビニル粘着テープについて規定。

JISC2336 規格全文情報

規格番号
JIS C2336 
規格名称
電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ
規格名称英語訳
Pressure-sensitive polyvinyl chloride tapes for electrical purposes
制定年月日
1954年5月22日
最新改正日
2017年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60454-3-1:2002(MOD)
国際規格分類

ICS

29.035.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気設備 I 2021, 電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021, 接着 2021
改訂:履歴
1954-05-22 制定日, 1957-05-22 確認日, 1960-05-20 確認日, 1963-06-01 確認日, 1965-05-01 改正日, 1968-04-01 確認日, 1970-10-01 改正日, 1973-12-01 確認日, 1975-07-01 改正日, 1978-07-01 確認日, 1983-05-01 確認日, 1984-11-01 改正日, 1990-06-01 確認日, 1991-11-01 改正日, 1997-06-20 確認日, 1999-07-20 改正日, 2005-06-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2012-07-20 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS C 2336:2012 PDF [9]
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pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類及び呼び方・・・・[2]
  •  5 要求事項・・・・[2]
  •  5.1 色・外観・・・・[2]
  •  5.2 寸法・・・・[2]
  •  5.3 性能・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[4]
  •  6.1 色・外観・・・・[4]
  •  6.2 寸法・・・・[4]
  •  6.3 性能・・・・[4]
  •  7 包装及び表示・・・・[4]
  •  7.1 包装・・・・[4]
  •  7.2 テープの表示・・・・[5]
  •  7.3 外装の表示・・・・[5]
  •  8 取扱い上の注意事項・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 2336 pdf 1] ―――――

C 2336 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,電気機能材料工業
会(JEIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。こ
れによって,JIS C 2336:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 2336 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 2336 : 2012

電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ

Pressure-sensitive polyvinyl chloride tapes for electrical purposes

序文

  この規格は,2002年に第2.1版として発行されたIEC 60454-3-1を基とし,我が国で使用されているA
種ポリ塩化ビニル粘着テープを追加し,かつ,技術的内容を追加・変更した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,電気絶縁に用いるポリ塩化ビニル粘着テープ(以下,テープという。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60454-3-1:2002,Pressure-sensitive adhesive tapes for electrical purposes−Part 3: Specifications
for individual materials−Sheet 1: PVC film tapes with pressure-sensitive adhesive(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 2107 電気絶縁用粘着テープ試験方法
注記 対応国際規格 : IEC 60454-2:2007,Pressure-sensitive adhesive tapes for electrical purposes−Part 2:
Methods of test(MOD)
JIS Z 0109 粘着テープ・粘着シート用語
IEC 60304:1982,Standard colours for insulation for low-frequency cables and wires
IEC 60426:2002,Electrical insulating materials−Determination of electrolytic corrosion caused by insulating
materials−Test methods

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0109によるほか,次による。
3.1
粘着テープ
室温において,粘着性を保つ粘着剤を片面塗布したテープ類。これらは,多様な表面に接触させて軽く

――――― [JIS C 2336 pdf 3] ―――――

2
C 2336 : 2012
圧力を加えるだけで,水,溶剤及び熱による活性化を必要とせず,粘着させることができる。

4 種類及び呼び方

  テープの種類及び呼び方は,表1による。
表1−種類及び呼び方
種類 呼び方(記号) 温度指数 最低温度等級
℃ ℃
A種 EVAT 指定なし 指定なし
B1種 IEC 60454-3-1-1/F-PVCP/60 60 0
B2種 IEC 60454-3-1-2/F-PVCP/60 60 −10
B3種 IEC 60454-3-1-3/F-PVCP/60 60 −18
B4種 IEC 60454-3-1-4/F-PVCP/60 60 −33
B5種 IEC 60454-3-1-5/F-PVCP/90 90 0
B6種 IEC 60454-3-1-6/F-PVCP/90 90 −10
B7種 IEC 60454-3-1-7/F-PVCP/90 90 −18
B8種 IEC 60454-3-1-8/F-PVCP/90 90 −33
B9種 IEC 60454-3-1-9/F-PVCP/105 105 0
B10種 IEC 60454-3-1-10/F-PVCP/105 105 −10
B11種 IEC 60454-3-1-11/F-PVCP/105 105 −18
B12種 IEC 60454-3-1-12/F-PVCP/105 105 −33
注記 温度指数は,材料の熱劣化挙動の指標であるが,テープの絶縁機能におけ
る最高使用許容温度と同一視しないほうがよい。
テープの粘着剤種類は分類しないが,購入者と供給者との間で協定によ
って決めてもよい。

5 要求事項

5.1 色・外観

5.1.1  色
テープは,透明,半透明又は不透明でもよく,着色又は無着色でもよい。着色テープの色は,黒,白,
青,緑,黄,茶色,だいだい(橙)色(又はオレンジ色),赤,紫,灰色,空色,桃色(又はピンク),若
葉色,及びアイボリー色(又はクリーム色)の14色とする。ただし,B種の場合,着色テープの色は,IEC
60304に規定する色にできるだけ一致しなければならない。
5.1.2 外観
テープの外観は,6.1によって試験したとき,均一にロール状に巻かれ,著しい変形及び巻き巣がなく,
両側面が平らで,粘着剤のがれ,折れ目,きずなどの使用上支障のある欠点があってはならない。

5.2 寸法

  テープの寸法は,6.2によって試験したとき,表2の規定に適合しなければならない。

――――― [JIS C 2336 pdf 4] ―――――

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C 2336 : 2012
表2−寸法
特性 JIS C 2107の適用箇条 A種 B種
厚さ mm 箇条4(厚さの測定) 0.2±0.03 許容差は,表示厚さの±0.025又は±
15 %のいずれか大きい方。
幅 mm 箇条5(幅の測定) 6,9,12,15,19,22,25,30,38,50
これら以外の幅は,受渡当事者間の協定による。
幅の許容差は,19以下のものは±1.0,19を超え
るものは±1.5。
長さ m 箇条6(長さの測定) 5,10,16,20,25,33,50,55,66,82
これら以外の長さは,受渡当事者間の協定による。
長さは,表示長さ以上でなければならない。
切れ目 − 1巻の中に切れ目があっても差し支えないが,そ
の切れ目は,両端から2 m以内にないことが望ま
しい。ただし,切れ目については,受渡当事者間
で協定することが望ましい。
巻心 − テープの巻心としては,内径約25 mm以上のもの
を使用することが望ましい。

5.3 性能

  テープの性能は,6.3によって試験したとき,表3の規定に適合しなければならない。
表3−性能
特性 JIS C 2107の適用箇条 種類
A種 B種
腐食関連特性 25 mm当たりの 7.6(絶縁抵抗法) − 1×1011以上
絶縁抵抗 圀
又は抽出水のpH 7.3(抽出水のpHの測 − 5.58.0
定)
導電率 mS/m 7.4(抽出水の導電率の − 2.5以下
又は目視 測定)
7.7(目視法) − 外観は,IEC 60426の表1に規定する
A/B1.8と同等以上。
引張強さ及び 引張強さ N/10mm 箇条8(引張強さ及び 15以上 テープの厚さ1 mm当たり150以上。
伸び 伸び % 破断時の伸び) 100以上 125以上
低温特性a) 柔軟性 − 9.4(柔軟性) − クラック,がれがあってはならない。
絶縁耐力 − 9.5(絶縁耐力) − 絶縁破壊を生じてはならない。
昇温貫通抵抗力 ℃ 箇条10(昇温貫通抵抗 − 50以上
力)
粘着力 試験板粘着力 箇条11(粘着力) 0.5以上 1.8以上
N/10mm
背面粘着力N/10mm − 1.5以上
低温での背面粘着力 N/10mm 箇条12(低温での背面 − 1.5以上a)
粘着力)
液体浸せき後の背面せん断接着力 N箇条13(液体浸せき後 − 18以上
の背面せん断接着力)
絶縁耐力 常温 kV/mm 箇条17(絶縁耐力) 25以上 40以上
加湿処理後 kV/mm 箇条18(加湿処理後の − 35以上
絶縁耐力)

――――― [JIS C 2336 pdf 5] ―――――

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