この規格ページの目次
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C 2560-3 : 2016
注記2 欠けは,面積の基準(表3参照)と比較することで簡単に検査できる。
3.3.1.1.1
表面の欠け(surface chip)
磁心表面にある欠け。
3.3.1.1.2
エッジ部の欠け(edge chip)
磁心エッジ部の欠け。
3.3.1.1.3
コーナーの欠け(corner chip)
磁心のコーナーにある欠け。
3.3.1.1.4
表面離(pull-out)
磁心表面層の離。
注記1 深さが1 mm以上ある表面離は,欠けである。
注記2 表面れは,成形時に金型が磁心表面から離れる場合,金型表面に磁心表面層が吸着する結
果発生する。
3.3.1.1.5
穴(crater)
深さが直径と同程度,又は大きい凹み。
――――― [JIS C 2560-3 pdf 6] ―――――
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C 2560-3 : 2016
3.3.1.2
隆起物[protruding (convex) rregularities]
隆起状(凸状)の異常。隆起物は,その外観によって,3.3.1.2.13.3.1.2.3に分類する。
3.3.1.2.1
こぶ(hump)
表面の丸い輪郭の突起物。
3.3.1.2.2
付着欠片(attached particles)
圧縮空気,クリーニング,洗浄,拭取りなどによって取り除くことができない磁心表面に付着した欠片。
3.3.1.2.3
付着異物(inclusions)
ミリメートル又はサブミリメートル単位で磁心表面に付いたもの。
3.3.1.3
磁心端部の異常(edge irregularities)
磁心端部に見られる異常。磁心端部の異常は,その外観によって,3.3.1.3.1及び3.3.1.3.2に分類する。
3.3.1.3.1
エッジ荒れ(ragged edge)
連続した小さな欠けによって荒れた磁心端部。
注記1 エッジ荒れは,小さな欠けが連続したもので,その幅が1 mmよりも小さい場合である。
注記2 エッジ荒れは,長さの基準(表3参照)と比較することで簡単に検査できる。
3.3.1.3.2
ばり(flash)
磁心端部に発生した鋭い羽根状の突起物。
注記 ばりの限度は,一般に,規定しないが,許容しない場所を指定する必要がある。
――――― [JIS C 2560-3 pdf 7] ―――――
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C 2560-3 : 2016
3.3.1.4
クラックによる異常(crack irregularities)
幅が長さに比べて極めて小さな表面の異常で,磁心の内部に達しているもの。クラックは,その長さ,
幅及び位置によって,3.3.1.4.13.3.1.4.7に分類する。
注記 クラックの長さは,実際に目で見える推定の長さであり,その限度は磁心の厚さとの比で規定
される。
3.3.1.4.1
単一表面上の幅の狭いクラック(single-surface narrow crack)
単一表面上だけに発生し,その面の辺を超えないもので,磁心表面上に現れたクラックのどの部分でも,
幅は,磁心個別規格で指定する限度(例えば,0.1 mm)を超えないもの。
3.3.1.4.2
単一表面上の幅の広いクラック(single-surface broad crack)
単一表面上だけに発生し,その面の辺を超えないもので,磁心表面上に現れたクラックのどの部分でも,
幅は,狭いクラックとして指定する限度(例えば,0.1 mm)と等しい,又は超えるもの。
3.3.1.4.3
二面にまたがる幅の狭いクラック(edge narrow crack)
隣接する二つの表面上に位置し,これら二つの面にまたがるもので,クラックの幅は,磁心個別規格で
指定する限度(例えば,0.1 mm)を超えないもの。
3.3.1.4.4
二面にまたがる幅の広いクラック(edge broad crack)
隣接する二つの表面上に位置し,これら二つの面にまたがるもので,クラックの幅が,磁心個別規格で
指定する幅の狭いクラックとして指定する限度(例えば,0.1 mm)と等しい,又は超えるもの。
――――― [JIS C 2560-3 pdf 8] ―――――
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C 2560-3 : 2016
3.3.1.4.5
脚の付け根部のクラック(inner channel crack)
磁心の脚の付け根部に沿うひび割れ。
3.3.1.4.6
層状クラック(ラミネーションクラック)(stratification)
磁心の外周に発生した層状のひび割れ。
注記 層状クラックは,通常,磁心のプレス方向を横断するように発生する。
3.3.1.4.7
格子状クラック(crazing)
磁心の表面に発生した格子状のひび割れ。
3.3.1.5
色の異常(color irregularities)
磁心表面に見ることができる部分的な色の異常及び汚れ。色の異常は,その外観によって,3.3.1.5.1
3.3.1.5.5に分類する。
3.3.1.5.1
色濃度の違い(difference in color tones)
磁心表面で周囲の通常色に対して局部的に色調が変化している,又は濃淡の差がある領域。
――――― [JIS C 2560-3 pdf 9] ―――――
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C 2560-3 : 2016
3.3.1.5.2
変色(discoloration)
磁心表面で周囲の通常色と明らかに色調の異なる領域。
3.3.1.5.3
汚れ(stein)
油,グリスなどの付着又は表面に沈着したもの(例えば,油膜又は水滴跡)。
3.3.1.5.4
析出結晶(crystallites)
表面における周辺部と異なる異常な大きさの結晶。光沢を伴うものが多い。
3.3.1.5.5
分割面の酸化(oxidation of split surface)
分離,破断などによって分割した面の表面が酸化している領域。
3.3.1.6
加工に関係する異常(machining related irregularities)
研磨などの加工後に発生した表面の異常。加工に関係する異常は,その外観によって,3.3.1.6.1及び
――――― [JIS C 2560-3 pdf 10] ―――――
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JIS C 2560-3:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60401-1:2002(MOD)
- IEC 60401-2:2009(MOD)
- IEC 60424-1:2015(MOD)
- IEC 62317-1:2007(MOD)
JIS C 2560-3:2016の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 2560-3:2016の関連規格と引用規格一覧
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- 規格名称