JIS C 5010:1994 規格概要
この規格 C5010は、電子機器に用いるプリント配線板の共通事項,外形寸法などの各種寸法及び個別規格に規定すべき事項について規定。
JISC5010 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C5010
- 規格名称
- プリント配線板通則
- 規格名称英語訳
- General rules for printed wiring boards
- 制定年月日
- 1965年4月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 31.180
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
- 改訂:履歴
- 1965-04-01 制定日, 1967-02-01 改正日, 1969-12-01 確認日, 1972-11-01 確認日, 1973-10-01 改正日, 1976-08-01 確認日, 1980-01-01 改正日, 1985-02-01 確認日, 1988-07-01 改正日, 1994-01-01 改正日, 1999-06-20 確認日, 2004-03-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS C 5010:1994 PDF [16]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 5010-1994
プリント配線板通則
General rules for printed wiring boards
1. 適用範囲 この規格は,主に電子機器に用いるプリント電線板(以下,プリント板という。)の共通事
項,外形寸法などの各種寸法,及び個別規格に規定すべき事項について規定する。
なお,ここでいうプリント板は,JIS C 6480に規定の銅張積層板を用いた片面,両面及び多層プリント
板とする。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS C 5001 電子部品通則
JIS C 5012 プリント配線板試験方法
JIS C 5603 プリント回路用語
JIS C 6480 プリント配線板用銅張積層板通則
JIS Z 3282 はんだ
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 5001及びJIS C 5603の規定による。
3. 等級 この規格で用いるプリント板のパターンの微細度及び品質を表す等級は,次による。
また,これらの等級は,規定する個々の項目ごとに必要な等級を選択して適用する。具体的な等級の付
与は,個別規格による。
クラスI 通常のレベルが要求されるもの。
クラスII 高いレベルが要求されるもの。
クラスIII 特に高いレベルが要求されるもの。
4. 設計基準及び許容差
4.1 格子寸法
4.1.1 基本格子 プリント板の格子は,メートル系格子を標準とし,インチ系格子は,従来製品との整合
性が必要な場合に限り使用する。
基本格子寸法は,次のとおりとする。
メートル系格子 : 2.50mm
インチ系格子 : 2.54mm
4.1.2 補助格子 4.1.1の基本格子よりも小さい格子寸法を必要とする場合には,次のとおりとする。
メートル系格子 : 0.5mm単位(ただし,更に細かい単位が必要な場合には,0.05mm単位とする。)
インチ系格子 : 0.635mm単位
備考 0.05mm及び0.635mmより細かい単位の格子は使用しない。
――――― [JIS C 5010 pdf 1] ―――――
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C 5010-1994
4.2 基準線,基準穴及び基準マーク
4.2.1 基準線 必要に応じ,少なくとも二つの穴又はパターンから構成される基準線を設ける。
また,基準線は,格子上にあるべきで,かつ,外形線の内側にあるのが望ましい。
4.2.2 基準穴及び準基準穴 必要に応じ,基準穴及び準基準穴を設ける。
基準穴は,丸穴とし,準基準穴は,基準穴径 (a1) と同じ幅 (a1) をもつ形状とする。
図1 基準穴及び準基準穴
(1) 基準穴2個を用いた場合の穴ピッチ許容差 図2に示す基準穴の穴ピッチ (b) の許容差を,個別規格
で規定する。
図2 基準穴2個を用いた場合の穴ピッチ許容差
(2) 基準穴,準基準穴の穴位置許容差 図1に示す設計上の位置基準に対する,基準穴の穴位置 (a2,a3) 及
び準基準穴の穴位置 (a4) の許容差を,個別規格で規定する。
(3) 基準穴径及び準基準穴幅の許容差 基準穴の穴径 (a1) の許容差及び準基準穴の幅 (a1) の許容差を,
個別規格で規定する。
4.2.3 基準マークと部品位置決めマーク
(1) 基準マークと部品位置決めマークの形状及び寸法 図3に示す基準マークと部品位置決めマークの形
状及び寸法は,表1による。
――――― [JIS C 5010 pdf 2] ―――――
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C 5010-1994
図3 基準マーク及び部品位置決めマーク
表1 基準マーク及び部品位置決め
マークの形状及び寸法
単位mm
項目 形状 直径
基準マーク及び部品 円形 1.0
位置決めマーク
(2) 基準マーク径及び部品位置決めマーク径の許容差 基準マーク径及び部品位置決めマーク径の許容
差を,個別規格で規定する。
(3) 基準マークと部品位置決めマークの位置許容差 図3に示す基準マークと部品位置決めマークの位置
許容差 (c1,c2) を,個別規格で規定する。
4.3 外形寸法
4.3.1 外形寸法 プリント板の外形寸法は,表2のパネル寸法内に配列できることが望ましい。
表2 パネル寸法
単位mm
銅張積層板の大きさ 銅張積層板の分割数
4 6 8 9 12
1 000×1 000 500×500 333×500 250×500 333×500 −
1 000×1 200 500×600 333×600 500×300 333×400 250×400
500×400
4.3.2 外形寸法の許容差 プリント板の外形寸法の許容差は,個別規格で規定する。
4.4 全板厚
4.4.1 全板厚寸法 図4に示す全板厚寸法 (T) は,表3によることが望ましい。
――――― [JIS C 5010 pdf 3] ―――――
4
C 5010-1994
図4 全板厚
表3 全板厚寸法
単位mm
種類 全板厚(1)
片面及び両面プリント板0.2,0.3,0,4,0.5,0.6,0.8,1.0,1.2,1.6,2.0,2.4,3.2
多層プリント板 0.3,0.4,0.6,0.8,1.0,1.2,1.6,2.0,2.4,3.2
注(1) 銅張積層板の板厚でなく,プリント板の全板厚とする。
4.4.2 全板厚許容差 全板厚許容差は,個別規格で規定する。
4.5 穴
4.5.1 穴と板端との距離 穴の内面から板端までの最小距離 (d) は,図5に示すプリント板の板厚 (t) 以
上とする。ただし,4.7.5の規定も満足しなければならない。
図5 穴と板端との距離
4.5.2 穴の位置 穴の中心は格子交点にあることとし(補助格子を含む。),図6に示す基準穴を原点とし
(e 爰 差を,個別規格で規定する。ただし,バイ
た設計上指定された穴の座標値からのずれの大きさ )
アは対象外とする。
――――― [JIS C 5010 pdf 4] ―――――
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C 5010-1994
図6 部品穴の穴位置
4.5.3 部品穴
(1) 部品穴寸法 部品穴の丸穴寸法は,表4によることが望ましい。
表4 丸穴寸法
単位mm
丸穴の種類 直径
スルーホールめっき なし0.5,0.6,0.8,1.0,1.3,1.6,2.0
スルーホールめっき あり
(2) 部品穴寸法の許容差 丸穴寸法の許容差は,個別規格で規定する。
4.6 導体
4.6.1 標準導体幅 図7に示す導体幅は,表5によることが望ましい。
図7 導体幅及び導体間げき
表5 標準導体幅
単位mm
標準導体幅 0.10,0.13,0.18,0.25,0.50
4.6.2 導体幅許容差 導体幅許容差は,個別規格で規定する。
4.7 間げき
4.7.1 最小導体間げき 図7に示す導体間の最小導体間げきは,内層,外層とも表6による。
表6 最小導体間げき
単位mm
最小導体間げき(2)0.10,0.13,0.20,0.25,0.40,0.64
注(2) 最小導体間げきは,使用電圧,使用環境,コーテ
ィングの有無に応じて用いる。
4.7.2 導体間げきの許容差 導体間げきの許容差は,個別規格で規定する。
4.7.3 スルーホールの穴壁と導体との間げき スルーホールの穴壁と導体との間げき(図8のg)は,
0.20mm以上とし,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS C 5010 pdf 5] ―――――
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JIS C 5010:1994の国際規格 ICS 分類一覧
- 31 : エレクトロニクス > 31.180 : プリント回路及びプリント配線板
JIS C 5010:1994の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC5001:1987
- 電子部品通則
- JISC5012:1993
- プリント配線板試験方法
- JISC5603:1993
- プリント回路用語
- JISC6480:1994
- プリント配線板用銅張積層板通則
- JISZ3282:2017
- はんだ―化学成分及び形状