JIS C 5101-16:2021 電子機器用固定コンデンサ―第16部:品種別通則:固定メタライズドポリプロピレンフィルム直流コンデンサ | ページ 6

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C 5101-16 : 2021 (IEC 60384-16 : 2019)
ピーク加速度 : 400 m/s2 100 m/s2
又は
作用時間 : 6 ms 16 ms
4.8.5 最終測定及び要求事項
表4による。

4.9 衝撃(要求がある場合)

4.9.1 一般事項
衝撃は,4.9.24.9.5によるほか,JIS C 5101-1:2019の4.19による。
バンプ又は衝撃のいずれの試験を適用するかは,個別規格に規定する。
4.9.2 取付け
個別規格には,取付方法を規定する。
リード線端子反対方向形(アキシャルリード線端子)のコンデンサで,リード線端子だけで取り付ける
場合,本体と取付部との距離を6 mm±1 mmとする。
4.9.3 初期測定
初期測定は,行わない。
4.9.4 試験条件
試験条件は,表14に規定する推奨する厳しさのいずれかを,個別規格に規定する。
パルス波形は,正弦半波とする。
表14−衝撃試験の推奨する厳しさ
ピーク加速度 作用時間
m/s2 ms
300 18
500 11
1000 6
4.9.5 最終測定及び要求事項
表4による。

4.10 一連耐候性

4.10.1 一般事項
一連耐候性は,4.10.24.10.7によるほか,JIS C 5101-1:2019の4.21による。
4.10.2 初期測定
表4による。

――――― [JIS C 5101-16 pdf 26] ―――――

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C 5101-16 : 2021 (IEC 60384-16 : 2019)
4.10.3 高温
高温は,JIS C 5101-1:2019の4.21.3による。
4.10.4 温湿度サイクル(試験Db),最初のサイクル
温湿度サイクルは,JIS C 5101-1:2019の4.21.4による。
4.10.5 低温
低温は,JIS C 5101-1:2019の4.21.5による。
4.10.6 減圧(要求がある場合)
4.10.6.1 一般事項
減圧は,4.10.6.2及び4.10.6.3によるほか,JIS C 5101-1:2019の4.21.6による。
4.10.6.2 試験条件
試験は,次による。
− 温度 : 15 ℃35 ℃
− 気圧 : 8 kPa
− 時間 : 1時間
− 印加電圧 : 試験の最後の5分間に定格電圧を印加する。
4.10.6.3 最終測定及び要求事項
表4による。
4.10.7 温湿度サイクル(試験Db),残りのサイクル
4.10.7.1 一般事項
温湿度サイクルは,4.10.7.24.10.7.4によるほか,JIS C 5101-1:2019の4.21.7による。
4.10.7.2 試験条件
試験槽から取り出てから15分間以内に,4.2.1.2の試験回路条件で測定箇所1aに定格電圧を1分間印加
する。
4.10.7.3 後処理(要求がある場合)
後処理時間は,個別規格に規定する。
4.10.7.4 最終測定及び要求事項
表4による。

――――― [JIS C 5101-16 pdf 27] ―――――

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C 5101-16 : 2021 (IEC 60384-16 : 2019)

4.11 高温高湿(定常)

4.11.1 一般事項
高温高湿(定常)は,4.11.24.11.6によるほか,JIS C 5101-1:2019の4.22による。
4.11.2 初期測定
表4による。
4.11.3 試験条件
試験条件は,次による。
− 温度 : +40 ℃±2 ℃
− 相対湿度 : (93±3)%
− 印加電圧 : a) 電圧は印加しない。
b) 個別規格に要求がある場合,電圧印加なしと別の試験群で定格電圧印加ありの試験
を実施し,個別規格には,検査及び測定条件を規定する。両方の試験群の試料数は,
同じとする。
− 試験期間 : 4日間,10日間,21日間又は56日間
高温高湿(定常)試験後に槽から取り出した直後から,15分間以内に耐電圧試験を4.2.1に従って実施
する。ただし,この場合の印加電圧は,定格電圧とする。
4.11.4 後処理(要求がある場合)
後処理時間は,1時間2時間とする。
4.11.5 最終測定及び要求事項
後処理後,コンデンサの外観検査及び電気的性能の測定を実施し,表4に規定する要求事項を満足しな
ければならない。印加電圧の有無による要求事項は,それぞれに規定することが望ましい。
4.11.6 耐湿性等級
附属書Aは,幾つかの耐湿性等級及び関連する試験条件を規定している。個別規格に耐湿性等級を規定
する場合,附属書Aから選定することが望ましい。

4.12 耐久性

4.12.1 一般事項
耐久性は,4.12.24.12.5によるほか,JIS C 5101-1:2019の4.23による。
4.12.2 初期測定
表4による。
4.12.3 試験条件
性能等級1のコンデンサの試験時間は2 000時間,性能等級2のコンデンサの試験時間は1 000時間と

――――― [JIS C 5101-16 pdf 28] ―――――

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C 5101-16 : 2021 (IEC 60384-16 : 2019)
し,その他の試験条件は,表15による。
表15−試験条件
耐候性カテゴリ −/070/− −/085/− −/100/−a)
試験温度 70 ℃ 85 ℃ 100 ℃ 85 ℃
印加電圧(DC) 1.25 UR 1.25 UR 1.25 UC 1.25 UR
注a) カテゴリ上限温度100 ℃及び105 ℃の供試品は,同じ数で2分割する。
カテゴリ上限温度が105 ℃の場合,試験は105 ℃で行われている。
試験電圧は,コンデンサ個々に直列保護抵抗器を通じて印加する。直列保護抵抗値Rは,0.022/CN(Ω)
とする。ここで,CNは公称静電容量(F)であり,直列保護抵抗値Rは,算出した値の±30 %以内で最大
2 MΩとする。
4.12.4 後処理
コンデンサは,規定の時間放置後,4.12.3と同じ抵抗器Rを通じて放電する。
4.12.5 最終測定及び要求事項
表4による。

4.13 充放電

4.13.1 一般事項
充放電は,4.13.24.13.5によるほか,JIS C 5101-1:2019の4.27による。
4.13.2 初期測定
表4による。
4.13.3 試験条件
コンデンサは,標準状態で1秒間に0.1サイクルと60サイクルとの範囲内で10 000回の充放電を実施
する。1秒間のサイクル数は,コンデンサの表面温度上昇が周囲温度よりも10 ℃を超えないサイクル数と
する。各サイクルは,コンデンサへの充電と放電とからなる。判定に疑義がある場合は,1秒間当たり1サ
イクルで試験する。
各コンデンサは,次の式で算出された抵抗値R1の低インダクタンス抵抗器を直列に接続し放電する。
UR
R1=
CN×dU
dt
ここで, UR : コンデンサの定格電圧(V)
CN : 公称静電容量(μF)
dU
t : 表16に示す単位V/μsで表す値
d
R1 : 放電回路の全抵抗値で,計算値に最も近いE24標準数列の
数値とする。ただし,抵抗値は2.2 Ω以上とする。
− 試験電圧は,定格電圧UR±5 %とする。
− コンデンサは,次の抵抗器R2を通じて充電する。

――――― [JIS C 5101-16 pdf 29] ―――――

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C 5101-16 : 2021 (IEC 60384-16 : 2019)
R2≧22×R1
− 充電時間は,10×CN×R2以上とする。
a) リード線端子同一方向(ラジアルリード線端子)のコンデンサの試験用dU/dt(V/μs)は,表16によ
る。
表16−リード線間隔による試験用dU/dt値
単位 V/μs
リード線間隔(mm)
定格電圧 2e 3e 4e 6e 9e 11e 15e 17e
V mm mm mm mm mm mm mm mm
40 50 28 21.5 13 8 6.4 4.8 4.2
63 58 32.5 24.5 15 9.2 7.4 5.5 4.8
100 96.5 54 47.5 27 16 12.9 9.5 8.3
250 105 76 43 30 20.5 15.5 13
400 210 152 86 52 41 30.5 26.5
630 269 141 82.5 64.5 47 40.5
リード線間隔は,“e”(2.5 mm又は2.54 mm)a) の倍数
リード線間隔が表の値と異なる場合は,最も近いリード線間隔の値に対するdU/dt値を用いる。
注記 このdU/dt値は,試験に用いる値で,連続動作に耐える値ではない。
注a) リード線間隔がメタリコン間の距離に一致していない場合,すなわち,素子長さ,と一致しない場合
は,個別規格に素子長さを規定する又は素子長さの求め方を規定する。
b) リード線端子反対方向(アキシャルリード線端子)の試験用dU/dt(V/μs)は,表16による。
試験用dU/dt値は,製品本体長さから3 mmを減算した値を推定素子長さとし,これに最も近い表
16のリード線間隔に対応する値とする。ただし,実際の素子長さがこの方法で近似できない場合は,
個別規格に素子長さ又は素子長さの求め方を規定する。
4.13.4 後処理(要求がある場合)
後処理時間は,個別規格に規定する。
4.13.5 最終測定及び要求事項
表4による。

4.14 部品の耐溶剤性

  部品の耐溶剤性は,JIS C 5101-1:2019の4.31による。

4.15 表示の耐溶剤性

  表示の耐溶剤性は,JIS C 5101-1:2019の4.32による。

4.16 封止

  封止は,JIS C 5101-1:2019の4.20による。

――――― [JIS C 5101-16 pdf 30] ―――――

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JIS C 5101-16:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60384-16:2019(IDT)

JIS C 5101-16:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5101-16:2021の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC60063:2018
抵抗器及びコンデンサの標準数列
JISZ8601:1954
標準数