JIS C 5101-4:2019 電子機器用固定コンデンサ―第4部:品種別通則―固定アルミニウム固体(MnO2)及び非固体電解コンデンサ | ページ 7

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C 5101-4 : 2019 (IEC 60384-4 : 2016)
4.11.3 高温
高温は,JIS C 5101-1の4.21.3(高温)による。
4.11.4 温湿度サイクル(試験Db),最初のサイクル
温湿度サイクル(試験Db),最初のサイクルは,JIS C 5101-1の4.21.4[温湿度サイクル(試験Db),最
初のサイクル]による。
4.11.5 低温
低温は,JIS C 5101-1の4.21.5(低温)による。
4.11.6 減圧(要求がある場合)
4.11.6.1 一般事項
減圧は,JIS C 5101-1の4.21.6(減圧)によるほか,次による。
4.11.6.2 試験条件
試験条件は,次による
− 時間 : 5分間
− 温度 : 15 ℃35 ℃
− 気圧 : 8 kPa
4.11.6.3 試験中の直流電圧印加
規定の減圧状態で,5分間の最後の1分間に,定格電圧URを印加する。
4.11.6.4 中間測定
中間測定したとき,表3の要求事項を満足する。
4.11.7 温湿度サイクル(試験Db),残りのサイクル
温湿度サイクル(試験Db),残りのサイクルは,JIS C 5101-1の4.21.7[温湿度サイクル(試験Db),残
りのサイクル]による。
4.11.8 封止(要求がある場合)
4.11.8.1 一般事項
封止は,JIS C 5101-1の4.20(封止)によるほか,次による。
試験は,一連耐候性の最後に行う。
4.11.8.2 試験条件
個別規格に方法1又は方法2のいずれを適用するかを規定する。
4.11.8.3 後処理
コンデンサを液体中に浸せきした場合,余分な液体を取り除き,標準状態に1時間2時間放置する。
4.11.9 最終検査及び要求事項
後処理後に,表3に従ってコンデンサは最終検査を行う。要求事項は,表3による。

4.12 高温高湿(定常)

4.12.1 一般事項
高温高湿(定常)は,JIS C 5101-1の4.22[高温高湿(定常)]によるほか,次による。
4.12.2 初期検査
表3による。
4.12.3 試験条件
試験条件は,次による。
− 温度 : +40 ℃±2 ℃

――――― [JIS C 5101-4 pdf 31] ―――――

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C 5101-4 : 2019 (IEC 60384-4 : 2016)
− 相対湿度 : (93±3)%
− 印加電圧 : 電圧は印加しない
− 試験期間 : 10日,21日又は56日
4.12.4 後処理
後処理時間は,1時間2時間とする。
4.12.5 最終検査及び要求事項
後処理後に,表3に従ってコンデンサは最終検査を行う。要求事項は,表3による。

4.13 耐久性

4.13.1 一般事項
耐久性は,JIS C 5101-1の4.23(耐久性)によるほか,次による。
4.13.2 初期検査
表3による。
4.13.3 試験条件
試験条件は,次の中から選定し,その試験条件を個別規格に規定する。
− 試験時間 : 長寿命等級コンデンサ 2 000時間,3 000時間,5 000時間,7 000時間又は10 000時間
一般等級コンデンサ 1 000時間又は2 000時間
− 温度 : カテゴリ上限温度
− 印加電圧 : 個別規格に規定がない場合は,定格電圧
個別規格に規定がある場合,規定の周波数50 Hz,60 Hz,100 Hz又は120 Hzの正弦波交流電圧を直流
電圧に重畳する。この場合,ピーク電圧は,定格直流電圧以下とする。また,リプル電流値は,規定値以
下とする。
a) 固体電解コンデンサの場合,電源インピーダンス値は,3 Ω以下とする。
b) 非固体電解コンデンサの場合,内部抵抗の小さい安定化電源によって直流電圧を印加する。また,コ
ンデンサごとに,又はコンデンサと直列に接続した保護抵抗器の組合せ(素子)ごとに電圧印加を行
う。保護抵抗器の抵抗値は,1個のコンデンサ又は素子が短絡しても,その他の試料に影響を与えな
いような値とし,その抵抗値は,1 kΩ以下とする。
4.13.4 後処理
後処理は,16時間以上とする。
4.13.5 最終検査及び要求事項
後処理後に,表3に従ってコンデンサは最終検査を行う。要求事項は,表3による。
自己復帰形の圧力弁が付いているコンデンサの場合,圧力弁の作動したときの現象(例えば,僅かな着
色又は変色,僅かなぬれなど。)は,液漏れ及び/又は外観の不適合とは判定しない。

4.14 サージ

4.14.1 一般事項
サージは,J1S C 5101-1の4.26(サージ)によるほか,次による。
4.14.2 初期検査
表3による。
4.14.3 試験条件
コンデンサは,1 000サイクルの試験を行う。試験の1周期は,次に示す充電期間と,5分30秒間の無
負荷開放(自己放電は許容する。)期間との組合せとする。

――――― [JIS C 5101-4 pdf 32] ―――――

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C 5101-4 : 2019 (IEC 60384-4 : 2016)
a) 印加電圧(2.2.7参照)
1) 定格電圧が315 V以下の場合は,定格電圧の1.15倍
2) 定格電圧が315 Vを超える場合は,定格電圧の1.10倍
b) 電源の内部抵抗は,RC=0.1 s±0.05 sとなる値とする。
注記 充電時定数は,電源の内部抵抗値と充電抵抗値との和と,コンデンサの静電容量値との積で
求められる。
c) 温度
1) 長寿命等級コンデンサの場合は,カテゴリ上限温度
2) 一般等級コンデンサの場合は,室温
d) 印加時間 : 30 s
4.14.4 後処理
後処理期間は,1時間2時間とする。
4.14.5 最終検査及び要求事項
後処理後に,表3に従ってコンデンサは最終検査を行う。要求事項は,表3による。
自己復帰形の圧力弁が付いているコンデンサの場合,圧力弁の作動したときの現象(例えば,僅かな着
色又は変色,僅かなぬれなど。)は,液漏れ及び/又は外観の不適合とは判定しない。

4.15 逆電圧(要求がある場合)

4.15.1 初期検査
表3による。
4.15.2 試験条件
コンデンサに次の条件Aを行い,続いて条件Bを行う。
a) 条件A
1) 試験温度 : カテゴリ上限温度
2) 印加電圧
− 固体電解コンデンサ : 定格電圧の0.15倍の直流電圧を,極性と逆方向に印加
− 非固体電解コンデンサ : 個別規格に規定がない場合,1 Vの直流電圧を極性と逆方向に印加
3) 試験時間 : 125時間
b) 条件B
1) 試験温度 : カテゴリ上限温度
2) 印加電圧 : 定格電圧に等しい直流電圧を極性方向に印加
3) 試験時間 : 125時間
4.15.3 後処理
後処理時間は,個別規格の規定による。
4.15.4 最終検査及び要求事項
後処理後に,表3に従ってコンデンサは最終検査を行う。要求事項は,表3による。

4.16 圧力弁(要求がある場合)

  圧力弁は,JIS C 5101-1の4.28[圧力弁(アルミニウム電解コンデンサに適用)]によるほか,試験方法
の選定は,個別規格の規定による。
圧力弁は,爆発又は発火の危険なしに作動しなければならない。

――――― [JIS C 5101-4 pdf 33] ―――――

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C 5101-4 : 2019 (IEC 60384-4 : 2016)

4.17 高温保存

4.17.1 一般事項
高温保存は,JIS C 5101-1の4.25.1(高温保存)によるほか,次による。
4.17.2 初期検査
表3による。
4.17.3 試験条件
試験条件は,次による。
− 温度 : カテゴリ上限温度
− 時間 : 96時間±4時間
4.17.4 後処理
後処理時間は,16時間以上とする。
4.17.5 最終検査及び要求事項
後処理後に,表3に従ってコンデンサは最終検査を行う。要求事項は,表3による。

4.18 低温保存(要求がある場合)

4.18.1 一般事項
低温保存は,非固体電解コンデンサで,かつ,要求がある場合だけ行い,JIS C 5101-1の4.25.2(低温保
存)によるほか,次による。
4.18.2 初期検査
表3による。
4.18.3 試験条件
JIS C 5101-1の4.25.2.2[(低温保存の)試験手順]による。
4.18.4 後処理
後処理時間は,16時間以上とする。
4.18.5 最終検査及び要求事項
後処理後に,表3に従ってコンデンサは最終検査を行う。要求事項は,表3による。

4.19 高温及び低温特性

4.19.1 一般事項
高温及び低温特性は,JIS C 5101-1の4.29(高温及び低温特性)によるほか,次による。
4.19.2 検査及び要求事項
コンデンサは,各段階で測定し,表3の要求事項を満足する。

4.20 充放電(要求がある場合)

4.20.1 一般事項
充放電は,JIS C 5101-1の4.27(充放電試験及び突入電流試験)によるほか,次による。
4.20.2 初期検査
表3による。
4.20.3 試験条件
周囲温度20 ℃±2 ℃で規定のサイクル数の充放電を行う。各サイクルの充電条件a) 及び放電条件b)
は,次による。
コンデンサの許容発熱量を超えないように,充電時間を変えないでサイクル数だけを延ばす必要がある
場合は,その試験条件を個別規格に規定する。

――――― [JIS C 5101-4 pdf 34] ―――――

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C 5101-4 : 2019 (IEC 60384-4 : 2016)
a) 充電
− 印加電圧 : 定格電圧に等しい直流電圧
− 電源の内部抵抗値と外部直列抵抗値との和 : 公称静電容量値との積(RC)が0.1 sとなる抵抗値
− 試験時間 : 0.5秒間
b) 放電
− 印加電圧 : なし
− 放電抵抗値 : 直列抵抗値と公称静電容量値との積(RC)が0.1 sとなる抵抗値
− 試験時間 : 0.5秒間
c) 充放電サイクル数
− 定格電圧が160 V以下の場合 : 106 回
− 定格電圧が160 Vを超える場合 : 個別規格に規定する。
充電時定数及び放電時定数は,個別規格に規定する。
4.20.4 最終検査及び要求事項
表3に従ってコンデンサは最終検査を行う。要求事項は,表3による。

4.21 大電流サージ(要求がある場合)

4.21.1 一般事項
固体電解コンデンサで,かつ,要求がある場合だけ行い,JIS C 5101-1の4.39(大電流サージ)による
ほか,次による。
4.21.2 最終検査及び要求事項
表3に従ってコンデンサは最終検査を行う。要求事項は,表3による。

4.22 過渡過電圧(要求がある場合)

4.22.1 一般事項
過渡過電圧は,JIS C 5101-1の4.40[過渡過電圧(非固体電解コンデンサに適用)]によるほか,次によ
る。
4.22.2 初期検査
表3による。
4.22.3 最終検査及び要求事項
表3に従ってコンデンサは最終検査を行う。要求事項は,表3による。
JIS C 5101-1の4.40.4(下位規格に規定する事項)の事項を個別規格に規定する。
JIS C 5101-1の4.40.1(初期測定)及び4.40.3(最終検査,測定及び要求事項)の測定項目は,静電容量,
漏れ電流,損失角の正接及び個別規格に規定する項目とする。
参考文献 JIS C 5101-18 電子機器用固定コンデンサ−第18部 : 品種別通則−表面実装用固定アルミニウ
ム固体(MnO2)及び非固体電解コンデンサ
注記 対応国際規格 : IEC 60384-18,Fixed capacitors for use in electronic equipment−Part 18:
Sectional specification−Fixed aluminium electrolytic surface mount capacitors with solid
(MnO2) nd non-solid electrolyte(IDT)

JIS C 5101-4:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60384-4:2016(IDT)

JIS C 5101-4:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5101-4:2019の関連規格と引用規格一覧