この規格ページの目次
- 1.4.3 形状
- 1.4.4 抵抗変化特性
- 1.4.5 定格及び特性
- 1.4.5.1 定格抵抗値の範囲
- 1.4.5.2 バンプ及び衝撃
- 1.4.6 表示
- 1.4.7 発注情報
- 1.4.8 追加情報
- 1.5 表示
- 1.5.1 一般事項
- 2. 推奨定格,特性及び試験の厳しさ
- 2.1 推奨特性
- 2.1.1 推奨耐候性カテゴリ
- 2.1.2 抵抗温度係数及び抵抗温度特性
- 2.1.3 抵抗値又は出力電圧比変化の限界
- 2.1.4 全機械的操作範囲
- 2.2 推奨定格値
- 2.2.1 定格抵抗値
- 2.2.2 定格抵抗値の許容差
- 2.2.3 定格電力
- 2.2.4 素子最高電圧
- 2.2.5 アイソレーション電圧
- 2.2.6 絶縁抵抗
- 2.3 推奨する試験の厳しさ
- 2.3.1 乾燥
- 2.3.2 振動(正弦波)
- JIS C 5260-2:2000の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS C 5260-2:2000の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS C 5260-2:2000の関連規格と引用規格一覧
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C 5260-2 : 2000
1.4.3 形状
[JIS C 5260-1の2.2.3(形状)参照] 形状は,それぞれの個別規格ごとに任意に選択した二つの文字,例えばABなど2英文字で表す。したがって,この形状の記号は,個別規格の番号が与えられなければ意味をなさない。
備考 形状の記号は,JIS C 5260-1の附属書1で規定する形名を用いてもよい。
1.4.4 抵抗変化特性
抵抗変化特性は,一般的に検査しない。必要な場合は,個別規格に測定位置及び出
力電圧比の許容差を規定し,試験計画の中で相当する試験の位置を規定する。
1.4.5 定格及び特性
定格及び特性は,次の事項を含めてこの規格の関連する項目による。
1.4.5.1 定格抵抗値の範囲
定格抵抗値の範囲は,2.2.1による。
定格抵抗値の推奨値は,JIS C 5063に規定のEシリーズ及び/又は1,2,5シリーズとする。
備考 IECQの場合は,IECQの品質認証制度によって認定された個別規格の製品と,この規格の定
格抵抗値の範囲が異なる場合には,次の記述を追加する。
“各形状の定格抵抗値範囲は,品質認証電子部品一覧表 (QPL) による。”
1.4.5.2 バンプ及び衝撃
バンプ及び衝撃の試験は,そのどちらの試験を適用するかを,個別規格に規定
する。
1.4.6 表示
個別規格に,可変抵抗器及び包装への表示内容を規定する。
なお,この規格の1.5と相違する点があれば,それらを明記する。
1.4.7 発注情報
個別規格には,発注時に次の事項を明確に示すか,又は記号の形で示す。
a) 定格抵抗値及びその許容差
b) 抵抗変化特性(直線形以外の場合)
c) 個別規格の番号及び版に関する情報並びに形状に関する事項
1.4.8 追加情報
(検査目的以外のもの) 個別規格には,内容をよく理解させるために回路図,軽減曲線,図面及び備考による情報を含めてもよい。この情報は,検査する必要はない。1.5 表示
表示は,JIS C 5260-1の2.4(表示)によるほか,次のとおりとする。
1.5.1 一般事項
可変抵抗器に表示する内容は,次の項目から選択する。各項目の重要度は,次の記載順
とする。
a) 定格抵抗値
b) 定格抵抗値の許容差
c) 抵抗変化特性
d) 引用する個別規格及び形状
e) 製造年月又は製造年週
f) 製造業者名又はその商標
備考 表示内容は,JIS C 5260-1の附属書1によってもよい。
1.5.2 可変抵抗器には,少なくとも1.5.1のa)及びb)を表示し,その他の項目をできるだけ多く明りょう
に表示する。可変抵抗器に表示する項目は,重複を避ける。
備考 表示内容は,JIS C 5260-1の附属書1によってもよい。
1.5.3 可変抵抗器の包装には,1.5.1の項目をすべて表示する。
1.5.4 表示項目を追加する場合には,混乱しないようにする。
――――― [JIS C 5260-2 pdf 6] ―――――
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C 5260-2 : 2000
第2章 推奨定格,特性及び試験の厳しさ
2. 推奨定格,特性及び試験の厳しさ
2.1 推奨特性
個別規格に規定する値は,次の中から選択することが望ましい。
2.1.1 推奨耐候性カテゴリ
この規格に含まれる可変抵抗器は,JIS C 0010の附属書Aに規定する一般
原則に基づいた耐候性カテゴリによって分類する。
カテゴリ下限温度,カテゴリ上限温度及び高温高湿(定常)の試験期間は,次の中から選択する。
カテゴリ下限温度 : −65℃,−55℃,−40℃,−25℃及び−10℃
カテゴリ上限温度 : +70℃,+85℃,+100℃,+125℃及び+155℃
高温高湿(定常)の試験期間 : 4日,10日,21日及び56日
低温(耐寒性)及び高温(耐熱性)試験の厳しさは,それぞれカテゴリ下限温度及びカテゴリ上限温度
である。ある種の可変抵抗器は,その構造のため,これらの温度がJIS C 00100095に規定する二つの推
奨温度と一致しないことがある。この場合には,可変抵抗器の実際の温度範囲内の最も近い推奨温度を厳
しさとして選択する。
2.1.2 抵抗温度係数及び抵抗温度特性
抵抗温度特性試験での抵抗値変化の推奨限界を表Iに示す。
表の各欄は,推奨温度係数,20℃70℃の範囲で対応する温度特性及びこの規格の2.1.1のカテゴリ温度
に基づく抵抗温度特性の測定[JIS C 5260-1の4.14(温度による抵抗変化)参照]での抵抗値変化の限界
を規定する。
一つの個別規格の中に,抵抗値範囲を分割してそれぞれに異なる温度特性(又は温度係数)を規定して
もよい。
表に示す以外の測定温度を追加する場合には,個別規格に規定する。
――――― [JIS C 5260-2 pdf 7] ―――――
表I 抵抗値変化の推奨限界
温度係数 温度特性 抵抗温度特性
10-6/℃ 20℃/70℃ (抵抗値の許容変化率 %)
% 基準温度 ℃/カテゴリ下限温度 ℃ 基準温度 ℃/カテゴリ上限温度 ℃
+20/−65 +20/−55 +20/−40 +20/−25 +20/−10 +20/+85* +20/+100 +20/+125 +20/+155
−800/−2 500−4/−12.5 +6.8/+21.3+6/+18.75 +4.8+15 +3.6/+11.3+2.4/+7.5 −5.2/−16.25 −6.4/−20−8.4/−26.25 −10.8/−33.75
−400/−1 000−2/−5 +3.4/+8.5 +3/+7.5 +2.4/+6 +1.8/+4.5 +1.2/+3 −2.6/−6.5 −3.2/−8 −4.2/−10.5−5.4/−13.5
−150/−600 −0.75/−3 +1.3/+5.1 +1.13/+4.5+0.9/+3.5 +0.68/+2.7+0.4/+1.8 −0.98/−3.9−1.2/−4.8 −1.58/−6.3−2.02/−8.1
±1 000 ±5 ±8.5 ±7.5 ±6 ±4.5 ±3 ±6.5 ±8 ±10.5 ±13.5
±500 ±2.5 ±4.3 ±3.75 ±3 ±2.25 ±1.5 ±3.25 ±4 ±5.25 ±6.75
±250 ±1.25 ±2.15 ±1.88 ±1.5 ±1.13 ±0.75 ±1.62 ±2 ±2.62 ±3.38
±150 ±0.75 ±1.3 ±1.15 ±0.9 ±0.68 ±0.45 ±0.98 ±1.2 ±1.6 ±2.05
±100 ±0.5 ±0.85 ±0.75 ±0.6 ±0.45 ±0.3 ±0.65 ±0.8 ±1.05 ±1.35
±50 ±0.25 ±0.43 ±0.375 ±0.3 ±0.23 ±0.15 ±0.325 ±0.4 ±0.525 ±0.675
±25 ±0.125 +0.215 ±0.188 ±0.15 ±0.113 ±0.075 ±0.162 ±0.2 ±0.262 ±0.34
*
カテゴリ上限温度が85℃の可変抵抗器は,70℃での測定を行わない。
参考 表中の “/” は,温度では二つの試験温度を表し,その他の項目では範囲を表す。
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C 5260-2 : 2000
2.1.3 抵抗値又は出力電圧比変化の限界
表IIに各試験での抵抗値又は出力電圧比変化の推奨限界を示
す。
備考 表11の項目番号は,JIS C 5260-1による。
表II 安定性クラス
安 4.38 4.34 4.30 4.43.2 4.22 4.35
定 一連耐候性 温度変化 端子強度 70℃での電気的耐久操作軸の押 振動(正弦
性 4.39 4.33 性 し及び引張 波)
ク 高温高湿(定常) はんだ耐熱性 4.43.3 り
ラ 4.40 4.35 カテゴリ上限温度で4.34
ス 機械的耐久性 振動(正弦波) の電気的耐久性 温度変化
4.43.2 4.36
% 70℃での電気的 バンプ
耐久性 4.37
4.43.3 衝撃
カテゴリ上限温
度での電気的耐
久性
端子aとcとの間の 刀 端子aとbとの間の 刀U ab Uab
Uac Uac
備考 原国際規格では端子aとbとの間と記載されて(備考1.参照)
いるが,端子aとcとの間の誤りであり訂正し備考 原国際規格では(備考1.及 (備考1.及
た。 刀一到 び2.参照)
載さ び2.参照)
原国際規格では 刀一到 載されているが, れているが,
の誤りであり訂正した。 の誤りであり訂
正した。
10 ± (10%R+0.5 圀 ±(5%R+0.1 圀 ± (5%R+0.1 圀 ±(15%R+0.5 圀 ±5% ±7.5%
5 ± (5%R+0.1 圀 ±(3%R+0.1 圀 ± (2%R+0.1 圀 ±(7.5%R+0.1圀 ±2% ±3%
3 ± (3%R+0.1 圀 ±(2%R+0.1 圀 ± (1%R+0.05 圀 ±(5%R+0.1 圀 ±1% ±2%
2 ± (2%R+0.1 圀 ±(2%R+0.1 圀 ± (1%R+0.05 圀 ±(3%R+0.1 圀 ±1% ±2%
備考1. 巻線可変抵抗器に対しては,すべての試験の抵抗値又は出力電圧比の許容変化量に個別規格で規定する分解
能を付け加える。
Uは,全印加電圧に対する百分率で表す。
ab
2. 出力電圧比変化
Uac
参考 到 抵抗値の変化量を表す。
%Rは,定格抵抗値に対する百分率を表す。
2.1.4 全機械的操作範囲
推奨値を次に示す。
a) ねじ駆動形半固定可変抵抗器 : 4回転,15回転,22回転及び30回転。
b) 単回転形半固定可変抵抗器 : 角度を個別規格に規定する。
2.2 推奨定格値
個別規格に規定する値は,次の各項の中から選択することが望ましい。
2.2.1 定格抵抗値
JIS C 5260-1の2.3.2(定格抵抗値の推奨値)による。
2.2.2 定格抵抗値の許容差
定格抵抗値の許容差の推奨値は,次による。
±30%,±20%,±10%及び±5%
2.2.3 定格電力
70℃での定格電力の推奨値は,次による。
0.05W,0.063W,0.125W,0.25W,0.5W,0.75W,1W,2W及び3W
70℃を超える温度での電力の軽減値は,次の曲線による。
――――― [JIS C 5260-2 pdf 9] ―――――
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C 5260-2 : 2000
上の軽減曲線に示す推奨動作領域の全部が含まれている場合には,より広い動作領域を個別規格に規定
してもよい。この場合には,個別規格に70℃を超える温度での最高許容電力を規定する。ただし,曲線上
の折れ点を,試験によって確認しなければならない。
動作領域が広げられた軽減曲線の例。
2.2.4 素子最高電圧
(最高使用電圧) 素子最高電圧の推奨値は,次による。 100V,125V,160V,200V,250V及び315V(直流又は交流実効値)2.2.5 アイソレーション電圧
アイソレーション電圧は,丸めて10V単位の値とし,個別規格に規定す
る。アイソレーション電圧の値は,次による。
大気圧下 : 素子最高電圧の1.42倍以上
備考 JIS C 5260-1の2.2.17(アイソレーション電圧)に合わせて変更した。
減圧下 : 8kPaでのアイソレーション電圧は,大気圧下での2/3倍
備考 JIS C 5260-1で引用しているJIS C 0029に合わせて変更した。
2.2.6 絶縁抵抗
個別規格に規定がない限り,絶縁抵抗は,高温(耐熱性)試験後で1G 坎 上,耐湿性
試験後で100M 坎 上とする。
2.3 推奨する試験の厳しさ
個別規格に規定する試験の厳しさは,次の中から選択することが望ましい。
2.3.1 乾燥
JIS C 5260-1の4.3(乾燥)の手順Iによる。
2.3.2 振動(正弦波)
JIS C 5260-1の4.3.5[振動(正弦波)]及び次の条件を適用する。
振動数範囲 : 次のどれかとする。
10Hz55Hz
10Hz500Hz
10Hz2kHz
振幅 : 0.75mm又は加速度98m/s2(どちらか緩い方)
――――― [JIS C 5260-2 pdf 10] ―――――
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JIS C 5260-2:2000の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60393-2:1989(MOD)
JIS C 5260-2:2000の国際規格 ICS 分類一覧
- 31 : エレクトロニクス > 31.040 : 抵抗器 > 31.040.20 : 電位差計,可変抵抗器
JIS C 5260-2:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC5063:1997
- 抵抗器及びコンデンサの標準数列
- JISC5260-1:2014
- 電子機器用可変抵抗器―第1部:品目別通則