JIS C 5925-1:2016 光伝送用WDMデバイス―第1部:通則

JIS C 5925-1:2016 規格概要

この規格 C5925-1は、3個以上の光パワーの入出力端子をもち,各端子間の光パワーの分配率が波長に依存するよう設計している受動部品の光ファイバ伝送用WDMデバイスの一般的な共通事項について規定。

JISC5925-1 規格全文情報

規格番号
JIS C5925-1 
規格名称
光伝送用WDMデバイス―第1部 : 通則
規格名称英語訳
Fiber optic WDM devices -- Part 1:Generic specification
制定年月日
2011年10月20日
最新改正日
2016年3月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 62074-1:2014(MOD)
国際規格分類

ICS

33.180.01, 33.180.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2011-10-20 制定日, 2016-03-22 改正
ページ
JIS C 5925-1:2016 PDF [46]
                                                                                 C 5925-1 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  3.1 基本用語・・・・[1]
  •  3.2 部品の定義・・・・[2]
  •  3.3 性能パラメータの定義・・・・[2]
  •  4 分類・・・・[16]
  •  5 外観及び構造・・・・[16]
  •  5.1 外観・・・・[16]
  •  5.2 構造・・・・[16]
  •  6 性能・・・・[16]
  •  6.1 光学特性・・・・[16]
  •  6.2 環境及び耐久性特性・・・・[16]
  •  7 試験方法・・・・[16]
  •  8 表示・・・・[16]
  •  9 包装・・・・[17]
  •  10 安全・・・・[17]
  •  附属書A(参考)伝達行列・・・・[18]
  •  附属書B(参考)双方向伝達用WDMデバイスの特性・・・・[20]
  •  附属書C(参考)WDMデバイスの伝達行列・・・・[22]
  •  附属書D(参考)WDMデバイス用誘電体多層膜フィルタの技術例・・・・[26]
  •  附属書E(参考)溶融延伸形WDMデバイスの技術例・・・・[28]
  •  附属書F(参考)アレイ導波路回折格子(AWGs)の技術例・・・・[30]
  •  附属書G(参考)ファイバブラッググレーティング(FBG)フィルタの技術例・・・・[32]
  •  附属書JA(参考)インタリーバの個別仕様書の様式例・・・・[34]
  •  附属書JB(参考)1×N DWDMデバイス(CWDMデバイス含む)の個別仕様書の様式例・・・・[36]
  •  附属書JC(参考)1×2 DWDMデバイス(CWDMデバイス含む)の個別仕様書の様式例・・・・[38]
  •  附属書JD(参考)1×2 WWDMデバイスの個別仕様書の様式例・・・・[40]
  •  附属書JE(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[42]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 5925-1 pdf 1] ―――――

C 5925-1 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産
業技術振興協会(OITDA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS C 5925-1:2011は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 5925の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 5925-1 第1部 : 通則
JIS C 5925-3 シングルモード光ファイバピッグテール形C/LバンドWDMデバイス
JIS C 5925-4 シングルモード光ファイバピッグテール形980/1 550 nmWWDMデバイス
JIS C 5925-5 シングルモード光ファイバピッグテール形中規模1×N DWDMデバイス

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 5925-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 5925-1 : 2016

光伝送用WDMデバイス−第1部 : 通則

Fiber optic WDM devices-Part 1: Generic specification

序文

  この規格は,2014年に第2版として発行されたIEC 62074-1を基とし,我が国の実情に合わせるため,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JEに示す。また,附属書JA附属書JDは対応国際規格には
ない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,3個以上の光パワーの入出力端子をもち,各端子間の光パワーの分配率が波長に依存する
よう設計している受動部品の光ファイバ伝送用WDMデバイスの一般的な共通事項について規定する。
この規格は,光伝送用WDMデバイスの標準的な光学的,機械的及び環境特性を確立することを目的と
している。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 62074-1:2014,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Fibre optic WDM
devices−Part 1: Generic specification(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 5900 光伝送用受動部品通則
JIS C 5901 光伝送用受動部品試験方法
JIS C 5973 F04形光ファイバコネクタ(SCコネクタ)
JIS C 61300規格群 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 5900の箇条3(用語及び定義)によるほか,次による。

3.1 基本用語

3.1.1
伝達端子対(conducting port pair)

――――― [JIS C 5925-1 pdf 3] ―――――

2
C 5925-1 : 2016
伝達を意図した端子iと端子jとの対。WDMデバイスにおいては,特定の波長において伝達行列要素“tij”
の設計値が“1”に近いことを意味する。理想的には,“tij=1”,及び対数伝達行列要素“aij=0”となる。
注記 伝達行列の詳細な説明は,附属書A参照。
3.1.2
阻止端子対(isolated port pair)
阻止を意図した端子iと端子jとの対。WDMデバイスにおいては,特定の波長において“tij”の設計値
が“0”であり,“aij”の設計値が無限大であることを意味する。
3.1.3
入出力端子対(input/output port pair)
事前に設定したチャネルの通過帯域(パスバンド)に対し,その他の全ての端子とは阻止を意図する関
係にあって,伝達端子対となる入力端子と出力端子との対。
3.1.4
チャネル間隔(channel spacing)
WDMデバイスの互いに隣接するチャネル間におけるチャネル中心周波数の差,又はチャネル中心波長
の差。

3.2 部品の定義

3.2.1
高密度WDMデバイス,DWDMデバイス,DWDM(dense WDM device)
チャネル間隔が1 000 GHz(1 550 nmの場合約8 nm,1 310 nmの場合約5.7 nm)以下で動作することを
意図したWDMデバイス。
3.2.2
コースWDMデバイス,CWDMデバイス,CWDM(coarse WDM device)
チャネル間隔が50 nm未満で,かつ,1 000 GHzを超えて動作することを意図したWDMデバイス。
3.2.3
ワイドWDMデバイス,WWDMデバイス,WWDM(wide WDM device)
チャネル間隔が50 nm以上で動作することを意図したWDMデバイス。
3.2.4
インタリーバ(interleaver)
1×2の端子構成をもち,単一の端子に,波長によって区別した異なるn個の光信号を入力するとき,2
端子群の一方の端子には偶数チャネルの信号を,他方の端子には奇数チャネルの信号を出力する光分波器
の機能をもち,入出力端子を反転すると光合波器として機能するWDMデバイス。
注記 対応国際規格の注記は,定義文であるため,本文に移動した。

3.3 性能パラメータの定義

3.3.1
チャネル波長範囲(channel wavelength range)
伝達端子対において,CWDMデバイス又はWWDMデバイスが規定の挿入損失以下で動作する波長範囲。
注記1 特定のチャネル中心波長λnomに対してチャネル波長範囲は,λiminλimaxとなる。ここで,λimin
はλnomからΔλmaxを減じた波長,λimaxはλnomにΔλmaxを加えた波長である。ここで,Δλmaxは最
大チャネル中心波長偏差である。
注記2 ITU-T Recommendation G.694.2では,CWDMデバイスのチャネル中心波長及び最大チャネ

――――― [JIS C 5925-1 pdf 4] ―――――

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C 5925-1 : 2016
ル中心波長偏差を,それぞれ中心波長及び波長偏差と定義している。
注記3 チャネル波長範囲の説明図を図1に示す。
光損失
図1−チャネル波長範囲
3.3.2
チャネル周波数範囲(channel frequency range)
伝達端子対間において,DWDMデバイスが規定の挿入損失以下で動作する周波数範囲。
注記1 特定のチャネル中心周波数fnomiに対してチャネル周波数範囲は,fimin(fnomiからΔfmaxを減じ
た値)fimax(fnomiにΔfmaxを加えた値)となる。ここで,Δfmaxは最大チャネル中心周波数偏
差である。
注記2 ITU-T Recommendation G.694.1では,チャネル中心周波数及び最大チャネル中心周波数偏差
を,システムパラメータとしている。
3.3.3
チャネル挿入損失(channel insertion loss)
チャネルに対して用いる挿入損失。チャネル挿入損失とは,チャネルに対して用いる用語であって,挿
入損失とは,WDMデバイス及び各チャネルの双方に対して用いる用語である。
注記 DWDMデバイス,CWDMデバイス及びWWDMデバイスに対しての挿入損失は,伝達端子間
における各チャネル波長範囲(DWDMは各チャネル周波数範囲)内での最大値(最大挿入損失)
及び最小値(最小挿入損失)を定めることが望ましい(図2参照)。

――――― [JIS C 5925-1 pdf 5] ―――――

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JIS C 5925-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 62074-1:2014(MOD)

JIS C 5925-1:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5925-1:2016の関連規格と引用規格一覧