JIS C 5925-1:2016 光伝送用WDMデバイス―第1部:通則 | ページ 2

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C 5925-1 : 2016
光損失
図2−最小挿入損失及び最大挿入損失
3.3.4
通過帯域リップル(passband ripple)
チャネル周波数(又は波長)範囲での挿入損失の最大変化量(絶対値)(図3参照)。
光損失
a) b)
図3−a) バンドエッジ及びb) バンド内でのリップル
3.3.5
最大チャネル損失偏差(maximum channel insertion loss deviation)
通過波長範囲(DWDMはチャネル周波数範囲,CWDM及びWWDMはチャネル波長範囲)にわたる,
ある状態変化(例えば,温度変化)に伴う光損失の最大変化(絶対値)(図4参照)。
注記1 チャネル損失偏差は,3.3.4で示す通過帯域リップルとは異なる。
注記2 対応国際規格の注記では,図5で示すリップルとは異なる,と記載しているが間違いのため
修正した。

――――― [JIS C 5925-1 pdf 6] ―――――

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チャネル中心周波数(波長)
チャネル周波数(波長)範囲
[DWDM(CWDM及びWWDM)]
光損失
三つの温度で測定した
最大チャネル
光損失
損失偏差
チャネル周波数(波長)
周波数(THz)(DWDMの場合)又は波長(nm)(CWDM及びWWDMの場合)
図4−最大チャネル損失偏差(温度に対する損失偏差の例)
3.3.6
チャネル均一性(channel non-uniformity)
共通端子と分岐(結合)の関係にある,各端子における挿入損失の最大値と最小値との差。
注記1 チャネル均一性は,光合波器(N×1 WDMデバイス)及び光分波器(1×N WDMデバイス)
に対して使用する。単位はdBで表し,一般的には正の値となる。
注記2 CWDM及びDWDMデバイスでは,チャネル均一性を全チャネルの波長(周波数)範囲にお
ける挿入損失の最大値と最小値との差として表す。
3.3.7
中心波長偏差(center wavelength deviation)
DWDMデバイスにおける特定チャネルの中心波長(周波数)と設計波長(周波数)との差。ここで,
中心波長は,特定チャネルの挿入損失が最小値に対しx dB大きくなる波長範囲の中心とする。
注記1 ここで,xの値は0.5,1又は3が一般的である。
注記2 中心周波数偏差(center frequency deviation)を用いてもよい。
3.3.8
アド・ドロップアイソレーション(add-drop isolation)
全ての使用波長(DWDMでは使用周波数)において,阻止の関係にある入力端子iと出力端子jとの間
の光パワーの減衰量aijの最小値。通常,dB値で表す。
注記 アド・ドロップアイソレーションは,波長アド・ドロップに関係する。波長アド・ドロップの

――――― [JIS C 5925-1 pdf 7] ―――――

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詳細な説明は,附属書C参照。
3.3.9
アイソレーション波長(isolation wavelength)
波長λhにおける一対の伝達端子対i及びj(i≠jの場合)に対して,i及びjが阻止端子対となって,jと
異なる端子mがiと伝達端子対となる使用波長λk(λh≠λkの場合)(図5参照)。
注記 DWDMは,アイソレーション周波数を用いてもよい。
aij
aim
光損失
λh λk 波長
使用波長 アイソレーション波長
図5−アイソレーション波長
3.3.10
アイソレーション波長範囲(isolation wavelength range)
波長λhにおける一対の伝達端子対i及びj(i≠jの場合)に対して,i及びjが阻止端子対となって,jと
異なる端子mがiと伝達端子対となる波長λk(λh≠λkの場合)を中心とした,λkminλkmaxの波長範囲(図6
参照)。
注記 3.3.9の注記参照。

――――― [JIS C 5925-1 pdf 8] ―――――

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aij
aim
光損失
λh λk
λkmin λkmax 波長
図6−アイソレーション波長範囲
3.3.11
波長アイソレーション(wavelength isolation)
アイソレーション波長範囲における対数伝達行列の要素aij(i≠jの場合)の値。
注記 アイソレーション波長範囲におけるaijの最小値を,波長アイソレーションとして規定すること
が望ましい。
3.3.12
隣接チャネルアイソレーション(adjacent channel isolation)
伝達端子対i及びoに対応するチャネルcにアイソレーション波長が隣接するチャネルxにおけるアイ
ソレーション(図7参照)。
注記1 単位はdBで表し,一般的には正の値となる。
注記2 隣接チャネルアイソレーションは,隣接チャネルクロストークとは異なる(図7参照)。図7
の上向きの矢印は正の値を表し,下向きの矢印は負の値を表す。隣接チャネルアイソレーシ
ョンは,短波長(高周波)側及び長波長(低周波)側の二つの値をもつことが一般的である。
3.3.13
隣接チャネルクロストーク(adjacent channel crosstalk)
伝達端子対i及びoに対応するチャネルcの隣接チャネルx(=c±1)の,チャネルcに対するクロスト
ーク(図7参照)。
注記1 単位はdBで表し,一般的には負の値となる。
注記2 3.3.12の注記2参照。
注記3 対応国際規格の図の矢印の位置に誤りがあるため,修正した。

――――― [JIS C 5925-1 pdf 9] ―――――

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aiox
aioc
0
チャネル周波数(波長)
周波数(DWDMの場合)又は波長(CWDM及びWWDMの場合)
図7−隣接チャネルアイソレーション及びクロストーク
3.3.14
非隣接チャネルアイソレーション(non-adjacent channel isolation)
伝達端子対i及びoに対応したチャネルcにアイソレーション波長(周波数)が隣接していないそれぞ
れのチャネルにおけるアイソレーション(図8参照)。
注記 非隣接チャネルアイソレーションは,非隣接チャネルクロストークとは異なる(図8参照)。図
8の上向きの矢印は正の値を表し,下向きの矢印は負の値を表す。
3.3.15
非隣接チャネルクロストーク(non-adjacent channel crosstalk)
伝達端子対i及びoに対応したチャネルcにアイソレーション波長(周波数)が隣接していないそれぞ
れのチャネルにおけるクロストーク(図8参照)。
注記 3.3.14の注記参照。

――――― [JIS C 5925-1 pdf 10] ―――――

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JIS C 5925-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 62074-1:2014(MOD)

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