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C 5925-1 : 2016
aiox
aioc
0
チャネル周波数(波長)
周波数(DWDMの場合)又は波長(CWDM及びWWDMの場合)
図8−非隣接チャネルアイソレーション及びクロストーク
3.3.16
最小隣接チャネルアイソレーション(minimum adjacent channel isolation)
伝達端子対i及びjに対する,チャネル波長(周波数)範囲に隣接するチャネル波長(周波数)範囲(隣
接チャネル通過帯域)におけるaijの最小値。dBで表し,正の値とする。
注記1 最小隣接チャネルアイソレーションは,二つの値をもつことが一般的である。二つの最小隣
接チャネルアイソレーションの値からより小さい値を,そのチャネルの最小隣接チャネルア
イソレーションとして選択する(図9参照)。
注記2 最小隣接チャネルアイソレーションは,最大隣接チャネルクロストークとは異なる(図9参
照)。図9の上向きの矢印は正の値を表し,下向きの矢印は負の値を表す。
3.3.17
最大隣接チャネルクロストーク(maximum adjacent channel crosstalk)
伝達端子対i及びjに対するチャネル波長(周波数)範囲(チャネル通過帯域)におけるaijの最大値と,
チャネル波長(周波数)の隣のチャネルの特定波長(周波数)範囲[アイソレーション波長(周波数)λk
を含むλkminからλkmaxの範囲まで]におけるaijの最小値との差。λkmin及びλkmaxは,λkをチャネル波長(周
波数)とする異なる一対の端子に対するチャネル波長(周波数)範囲とする。
注記1 最大隣接チャネルクロストークは,dBで表した最大挿入損失から最小隣接チャネルアイソレ
ーションを引いた最大値をとる。dBで表し,負の値とする。最大隣接チャネルクロストーク
は,二つの値をもつことが一般的である。二つの最大隣接チャネルクロストークの値からよ
り大きい値を,そのチャネルの最大隣接チャネルクロストークとして選択する(図9参照)。
注記2 最大隣接チャネルクロストークは,最小隣接チャネルアイソレーションとは異なる(図9参
――――― [JIS C 5925-1 pdf 11] ―――――
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C 5925-1 : 2016
照)。図9の上向きの矢印は正の値を表し,下向きの矢印は負の値を表す。
非隣接チャネル 隣接チャネ 隣接チャネル中 非隣接チャネル
中心周波数 ル中心周波 チャネル中心周波数 心周波数 中心周波数
又は波長 数 又は波長 又は波長 又は波長
又は波長
非隣接チャネル 隣接チャネル周 隣接チャネル周 非隣接チャネル
チャネル周波数
周波数範囲 波数範囲(DWDM) 波数範囲(DWDM) 周波数範囲
範囲(DWDM)又は
(DWDM)又は波長 又は波長範囲 又は波長範囲 (DWDM)又は波長
波長範囲(CWDM
範囲(CWDM及び (CWDM 及び (CWDM 及び 範囲(CWDM及び
及びWWDM)
WWDM) WWDM) WWDM) WWDM)
最小隣接チャネルアイソレーション
最大隣接チャネルクロストーク
光損失
a ioc a iox
0
椀 愀
チャネル周波数(波長)
周波数(DWDMの場合)又は波長(CWDM及びWWDMの場合)
図9−最小隣接チャネルアイソレーション及び最大隣接チャネルクロストーク
3.3.18
最小非隣接チャネルアイソレーション(minimum non-adjacent channel isolation)
伝達端子対i及びjに対するチャネル波長(周波数)範囲に隣接しない全てのチャネル波長(周波数)
範囲,すなわち,非隣接チャネル波長(周波数)範囲(非隣接チャネル通過帯域)におけるaijの最小値。
dBで表し,正の値とする。
注記1 対応国際規格の定義に誤りがあるため,修正した。
注記2 最小非隣接チャネルアイソレーションは,最大非隣接チャネルクロストークとは異なる(図
10参照)。図10の上向きの矢印は正の値を表し,下向きの矢印は負の値を表す。
3.3.19
最大非隣接チャネルクロストーク(maximum non-adjacent channel crosstalk)
伝達端子対i及びjに対するチャネル波長(周波数)範囲(チャネル通過帯域)におけるaijの最大値と,
チャネル波長(周波数)と隣接しない全ての特定波長(周波数)範囲[アイソレーション波長(周波数)λk
を含むλkminλkmaxの範囲まで]におけるaijの最小値との差。負の値とする。λkmin及びλkmaxは,λkをチャネ
ル波長(周波数)とする異なる一対の端子に対するチャネル波長(周波数)範囲とする(図10参照)。
注記1 対応国際規格の定義に誤りがあるため,修正した。
注記2 最大非隣接チャネルクロストークは,最小非隣接チャネルアイソレーションとは異なる(図
10参照)。図10の上向きの矢印は正の値を表し,下向きの矢印は負の値を表す。
――――― [JIS C 5925-1 pdf 12] ―――――
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注記3 対応国際規格の図の矢印の向きに誤りがあるため,修正した。また,対応国際規格の図中に
“最大非隣接チャネルアイソレーション”との記載があるが,最小非隣接チャネルアイソレ
ーションの誤りであるため修正した。
非隣接チャネル 隣接チャネ 隣接チャネル中 非隣接チャネル
中心周波数 ル中心周波 チャネル中心周波数 心周波数 中心周波数
又は波長 数 又は波長 又は波長 又は波長
又は波長
非隣接チャネル 隣接チャネル周 隣接チャネル周 非隣接チャネル
チャネル周波数
周波数範囲 波数範囲(DWDM) 波数範囲(DWDM) 周波数範囲
範囲(DWDM)又は
(DWDM)又は波長 又は波長範囲 又は波長範囲 (DWDM)又は波長
波長範囲(CWDM
範囲(CWDM及び (CWDM 及び (CWDM 及び 範囲(CWDM及び
及びWWDM)
WWDM) WWDM) WWDM) WWDM)
最小非隣接チャネルアイソレーション
最大非隣接チャネルクロストーク
光損失
a ioc a iox
0 椀 愀
チャネル周波数(波長)
周波数(DWDMの場合)又は波長(CWDM及びWWDMの場合)
図10−最小非隣接チャネルアイソレーション及び最大非隣接チャネルクロストーク
3.3.20
トータルチャネルアイソレーション(total channel isolation)
伝達端子対i及びj(i≠jの場合)に対して,全てのアイソレーション波長(周波数)の寄与による累積
アイソレーション。次の式による。
N
ijt
Itot 10 log10 k
k(k h)
ここに, N : デバイスのチャネル数
h : 伝達端子対i及びjに該当するチャネル
λk : 端子対i及びjに対するアイソレーション波長(周波数)
注記 dBで表し,正の値とする。WDMデバイスでは,全チャネルのトータルチャネルアイソレーシ
ョンの最小値をトータルチャネルアイソレーションとすることが望ましい。
3.3.21
トータルチャネルクロストーク(total channel crosstalk)
伝達端子対i及びj(i≠jの場合)に対して,全てのアイソレーション波長(周波数)の寄与による累積
アイソレーションと伝達係数tijとの比。次の式による。
――――― [JIS C 5925-1 pdf 13] ―――――
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tijh
XTtot 10 log10 N
tijk
kk h
ここに, λh : 伝達端子対i及びjに対する設計使用波長(周波数)
λk : 端子対i及びjに対する設計アイソレーション波長(周波数)
注記1 トータルチャネルクロストークは,トータルチャネルアイソレーションを使って表すことが
できる。次の式による。
XTtot aij h Itot
注記2 dBで表し,一般的には負の値となる。WDMデバイスでは,全チャネルのトータルチャネル
クロストークの最大値をトータルチャネルクロストークとすることが望ましい。
3.3.22
最小トータルチャネルアイソレーション(minimum total channel isolation)
伝達端子対i及びj(i≠jの場合)に対して,全てのアイソレーション波長範囲(周波数範囲)内につい
て最小のスペクトラム寄与による累積アイソレーションの最小値。次の式による。
N
min ijt**
Itot 10 log10 k
kk h
ここに, N : デバイスのチャネル数
h : 伝達端子対i及びjに該当するチャネル
k : 伝達端子対i及びjに該当しないチャネル。このチャネルでは
端子対i及びjは阻止の関係にある。
tij* : λk*[チャネル波長範囲(チャネルkの通過帯域)]におけるtij
の最大値
λk* : 端子対i及びjに対して,アイソレーション波長(周波数)λk
を含むλkminλkmaxまでの特定波長(周波数)範囲にわたるtij
の最大値に対応する波長(周波数)。λkmin及びλkmaxは,λkを使
用波長(周波数)とした一対の端子対に対する使用波長(周
波数)範囲とする。
注記 dBで表し,正の値とする。WDMデバイスでは,最小トータルチャネルアイソレーションの最
小値を最小トータルチャネルアイソレーションとすることが望ましい。
3.3.23
最大トータルチャネルクロストーク(maximum total channel crosstalk)
伝達端子対i及びj(i≠jの場合)に対して,全てのアイソレーション波長範囲(周波数範囲)内におい
て最もスペクトルの寄与が大きい累積クロストークの最大値と,チャネルhの波長範囲における端子対i
及びjの伝達係数tij+(λh+)の最小値との比。次の式による。
tij h
XTtotmax10 log10 N
* *
tij k
kk h
ここに, tij+ : λh+[チャネル波長範囲(チャネルhの通過帯域)]におけるtij
の最小値
tij* : λk*[アイソレーション波長範囲(チャネルkの通過帯域)]に
おけるtijの最大値
――――― [JIS C 5925-1 pdf 14] ―――――
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C 5925-1 : 2016
λh+ : 伝達端子対i及びjに対する使用波長(周波数)範囲における
tijの最小値に対応する波長(周波数)
λk* : 端子対i及びjに対して,アイソレーション波長(周波数)λk
を含むλkminからλkmaxまでの特定波長(周波数)範囲にわたる
tijの最大値に対応する波長(周波数)。λkmin及びλkmaxは,λkを
使用波長(周波数)とした一対の端子に対する使用波長(周
波数)範囲とする。
3.3.24
バンド外減衰量(out-of-band attenuation)
使用波長範囲の最短波長(最大周波数)と最長波長(最小周波数)との外側のあらかじめ規定した波長
(周波数)範囲において,最小となる減衰量。
3.3.25
チャネル消光比(channel extinction ratio)
一つ端子対i及びoが,波長cを中心とする特定の使用波長範囲において阻止端子対となって,その他
の使用波長範囲において伝達端子対となる場合の,阻止を意図する波長範囲におけるdBで表した最小光
損失と,伝達を意図する波長範囲におけるdBで表した最大光損失との差(図11参照)。
注記 光分波器では,全てのチャネルにおいてチャネル消光比の仕様を決める。チャネル消光比はdB
で表し,一般的には絶対値で表す。
光損失
0
チャネル周波数(波長)
周波数(DWDMの場合)又は波長(CWDM及びWWDMの場合)
図11−チャネル消光比
3.3.26
自由スペクトル領域,FSR(free spectral range)
特定の入出力端子対における,隣接する二つの通過帯域(パスバンド)の中心波長間の差(図12参照)。
――――― [JIS C 5925-1 pdf 15] ―――――
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JIS C 5925-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 62074-1:2014(MOD)
JIS C 5925-1:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.20 : 光ファイバ接続装備
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.01 : 光ファイバシステム一般
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- 規格番号
- 規格名称
- JISC5900:2019
- 光伝送用受動部品通則
- JISC5901:2001
- 光伝送用受動部品試験方法
- JISC5973:2014
- F04形光ファイバコネクタ(SCコネクタ)