JIS C 5973:2014 F04形光ファイバコネクタ(SCコネクタ) | ページ 2

4
C 5973 : 2014
表1−光ファイバコネクタの種類(続き)
注記 プラグの形名における12*は,形状及び寸法を規定する図の寸法aの値(125,126及び127)を示す。例え
ば,寸法が125の場合,*は5となり,寸法が126の場合,*は6となる。
注a) 形状及び寸法は,JIS C 5964-4による。

5.2 等級

  光ファイバコネクタの等級は,次による。
a) プラグ プラグの等級は,表2による。
表2−プラグの等級
等級 挿入損失 フェルール寸法 角度
dB mm θ°
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125 OFC2.8-Y-SGI-50/125寸法aの 寸法b 寸法c
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125 OFC2.0-Y-SGI-50/125 許容差
B 0.5以下a) − +0.001 0.001 4以下
2.499±0.000 5 0.5以下
C − 0.3以下a) 0 2.499±0.001 0.004以下
+.0001
F − 1.2以下a) +0.002 2.499 −
.0002 0.01以下 1.0以下
0
X −
注a) C接続が可能な光コネクタプラグと,基準プラグとを接続したときの値を示す。
b) アダプタ アダプタの等級は,表3による。
表3−アダプタの等級
等級 挿入損失
dB
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125 OFC2.8-Y-SGI-50/125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125 OFC2.0-Y-SGI-50/125
B 0.3以下a) −
C − 0.2以下a)
X −
注a) C接続が可能な基準プラグを,互いに接続したときの値を示す。
c) レセプタクル レセプタクルの等級は,受渡当事者間の協定による。

6 性能

  性能は,表4による。ただし,等級Xは,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS C 5973 pdf 6] ―――――

                                                                                              5
C 5973 : 2014
表4−性能
番号 特性 要求事項 試験方法 試験条件
1 挿入損失 表2及び表3による。 JIS C 61300-3-4 試験方法 :
(損失測定) 挿入法(A)又は(B) : (プラグの場合)
挿入法(C) : (アダプタの場合)
励振条件及び光源 : JIS C 61300-3-4の4.1
による。
石英系マルチモード光ファイバ :
S1,S2又はS3
シングルモードファイバ : S4又はS5
2 耐振性 JIS C 61300-2-1
挿入損失(初期測定値) : 振動周波数 : 10 Hz55 Hz
表2及び表3による。 (正弦波振動試 振幅(片振幅) : 0.75 mm
験)
挿入損失(最終測定値) : 3軸
表5及び表6による。 掃引速度 : 1oct / min
機械的損傷 : 変形,亀裂, 掃引回数 : 15回 / 軸
緩みなどの機能を害する 初期測定の項目 : 挿入損失
損傷があってはならない。 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
3 耐衝撃性 挿入損失(初期測定値) :
JIS C 61300-2-9 ピーク加速度 : 981 m / s2 (100 G)
表2及び表3による。 (衝撃試験) 作用時間 : 6 ms
挿入損失(最終測定値) : 衝撃の回数 : 3軸,2方向,各5回
表5及び表6による。 初期測定の項目 : 挿入損失
機械的損傷 : 変形,亀裂, 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
4 繰返しかん JIS C 61300-2-2
挿入損失(初期測定値) : 繰返し方法 : プラグ−アダプタ間
合 表2及び表3による。 (繰返しかん合試 初期測定の項目 : 挿入損失
験)
挿入損失(最終測定値) : 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
表5及び表6による。 厳しさの度合い : 500回
かん合性 : 機械的に異常な
くかん合できなければな
らない。
5 フェルール 2.0 N5.9 N JIS C 5961の8.4 試験装置 : 試験に用いるピンゲージは,JIS
引抜き力 (フェルール引抜 C 5964-4の図3及び表6を参照。
き力)
6 フェルール 7.8 N11.8 N JIS C 61300-3-22 フェルール押圧力を規定する。
押圧力 (フェルール押圧 フェルール先端位置 : 光学的基準点
力測定) JIS C 5964-4の図1参照。
7 かん合部締 JIS C 61300-2-6
挿入損失(初期測定値) : 引張力の大きさ : 68.6 N
結強度 表2及び表3による。 [かん合部締結強 適用光ファイバコード : 長さ1 m2 m
(軸方向) 挿入損失(最終測定値) :
度試験(軸方向引 初期測定の項目 : 挿入損失
表5及び表6による。 張り)] 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
8 落下強度 JIS C 61300-2-12
挿入損失(初期測定値) : 光ファイバコード長さ : 2 m
(光ファイ 表2及び表3による。 (落下衝撃試験) 落下回数 : 5回
バコード付 挿入損失(最終測定値) : 落下の高さ : 1 500 mm
き) 表5及び表6による。 前処理条件 : キャップを装着する。
機械的損傷 : 変形,亀裂, 初期測定の項目 : 挿入損失
緩みなどの機能を害する 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
損傷があってはならない。

――――― [JIS C 5973 pdf 7] ―――――

6
C 5973 : 2014
表4−性能(続き)
番号 特性 要求事項 試験方法 試験条件
9 光ファイバ JIS C 5961の8.11
挿入損失(初期測定値) : 試験方法 : 方法2
コードクラ 表2及び表3による。 [光ファイバコー 適用光ファイバコード : 長さ1 m2 m
ンプ強度 挿入損失(最終測定値) :
ドクランプ強度 初期測定の項目 : 挿入損失
(軸方向へ 表5及び表6による。 (軸方向への引張 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
の引張り) り)]
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
10 光ファイバ JIS C 5961の8.12
挿入損失(初期測定値) : 引張力の大きさ : 4.9 N
コードクラ 表2及び表3による。 [光ファイバコー 屈曲回数 : 100回
ンプ強度 挿入損失(最終測定値) :
ドクランプ強度 適用光ファイバコード : 長さ1 m2 m
(屈曲) 表5及び表6による。 (屈曲)] 初期測定の項目 : 挿入損失
機械的損傷 : 変形,亀裂, 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
11 結合力及び 結合力 : JIS C 61300-3-11 −
離脱力 単心の場合,19.6 N以下 (結合力及び離
2心の場合,29.4 N以下 脱力測定)
離脱力 :
単心の場合,19.6 N以下
2心の場合,29.4 N以下
12 光ファイバ JIS C 61300-2-5
挿入損失(初期測定値) : 初期測定の項目 : 挿入損失
クランプ強 表2及び表3による。 [光ファイバクラ 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
度 挿入損失(最終測定値) :
ンプ強度試験(ね
(ねじり) 表5及び表6による。 じり)]
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
13 耐腐食性 JIS C 61300-2-26
外観 : 著しい腐食があって 試験時間 : 48時間
(塩水噴霧)はならない。 (塩水噴霧試験) 最終測定の項目 : 外観
14 温度サイク JIS C 61300-2-22
挿入損失(初期測定値) : 低温TA : −25 ℃
ル 表2及び表3による。 (温度サイクル試 高温TB : 70 ℃
験)
挿入損失(最終測定値) : サイクル数 : 12
表5及び表6による。 初期測定の項目 : 挿入損失
機械的損傷 : 変形,亀裂, 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
15 耐湿性 JIS C 61300-2-21
挿入損失(初期測定値) : 初期測定の項目 : 挿入損失
(温湿度 表2及び表3による。 (混合温湿度サイ 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
サイクル) クル試験)
挿入損失(最終測定値) :
表5及び表6による。
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。

――――― [JIS C 5973 pdf 8] ―――――

                                                                                              7
C 5973 : 2014
表4−性能(続き)
番号 特性 要求事項 試験方法 試験条件
16 耐熱性 JIS C 61300-2-18
挿入損失(初期測定値) : 試験温度 : 70 ℃
表2及び表3による。 (高温試験) 試験時間 : 240時間
挿入損失(最終測定値) : 初期測定の項目 : 挿入損失
表5及び表6による。 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
17 耐寒性 JIS C 61300-2-17
挿入損失(初期測定値) : 試験温度 : −25 ℃
表2及び表3による。 (低温試験) 試験時間 : 240時間
挿入損失(最終測定値) : 初期測定の項目 : 挿入損失
表5及び表6による。 最終測定の項目 : 挿入損失及び機械的損傷
機械的損傷 : 変形,亀裂,
緩みなどの機能を害する
損傷があってはならない。
表5−試験後の挿入損失(光コネクタプラグ)
単位 dB
等級 挿入損失(最終測定値)
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125 OFC2.8-Y-SGI-50/125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125 OFC2.0-Y-SGI-50/125
B 0.7以下a) −
C − 0.5以下a)
F − 1.4以下a)
X −
注a) C接続が可能な光コネクタプラグと,基準プラグとを接続したときの値を示す。
表6−試験後の挿入損失(光アダプタ)
単位 dB
等級 挿入損失(最終測定値)
OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125 OFC2.8-Y-SGI-50/125
OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125 OFC2.0-Y-SGI-50/125
B 0.5以下a) −
C − 0.4以下a)
X −
注a) C接続が可能な基準プラグを,互いに接続したときの値を示す。

7 構造,形状及び寸法

  光ファイバコネクタのかん合部の構造,形状及び寸法は,JIS C 5964-4による。
光ファイバコネクタのかん合部以外の構造,形状及び寸法は,図1図9による。

――――― [JIS C 5973 pdf 9] ―――――

8
C 5973 : 2014
単位 mm
等級B,等級C及び等級Fの区分は,表2による。
注記1 括弧を付けた寸法は,参考値である。
注記2 光コネクタプラグの光ファイバコード接続方法の例を,附属書Bに示している。
注記3 つまみを取り付けない状態で使用する場合の寸法を,附属書Cに示している。
注記4 光ファイバコネクタのかん合できる組合せの例を,附属書Dに示している。
寸法a 寸法d 適用光ファイバコードの形名
mm mm
0.125 3.2 OFC2.8-Y-SSMA-9.3/125
0.126 OFC2.8-Y-SGI-50/125
0.127 OFC2.8-Y-SGI-50/125
0.125 2.2 OFC2.0-Y-SSMA-9.3/125
0.126 OFC2.0-Y-SGI-50/125
0.127 OFC2.0-Y-SGI-50/125
番号 部品名称 使用材質の例 処理の例 数量
1 ブーツ プラスチック − 1
2 リング ステンレス鋼又は黄銅 ニッケルめっき(黄銅の場合)1
3 かしめリング アルミニウム − 1
4 ストップリング 黄銅 ニッケルめっき 1
5 スプリング ステンレス鋼又は鋼 ニッケルめっき(鋼の場合) 1
6 プラグフレーム プラスチック − 1
7 つまみ プラスチック − 1
8 フェルール ジルコニア − 1
図1−単心光コネクタプラグの形状及び寸法

――――― [JIS C 5973 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS C 5973:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5973:2014の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC5961:2005
光ファイバコネクタ試験方法
JISC5962:2018
光ファイバコネクタ通則
JISC5964-4:2014
光ファイバコネクタかん合標準―第4部:SC形光ファイバコネクタ類(F04形)
JISC61300-1:2019
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第1部:通則
JISC61300-2-1:2012
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-1部:正弦波振動試験
JISC61300-2-12:2011
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-12部:落下衝撃試験
JISC61300-2-17:2009
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-17部:低温試験
JISC61300-2-17:2020
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-17部:低温試験
JISC61300-2-18:2009
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-18部:高温試験
JISC61300-2-2:2011
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-2部:繰返しかん合試験
JISC61300-2-21:2012
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-21部:混合温湿度サイクル試験
JISC61300-2-22:2012
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-22部:温度サイクル試験
JISC61300-2-26:2013
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-26部:塩水噴霧試験
JISC61300-2-5:2013
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-5部:光ファイバクランプ強度試験(ねじり)
JISC61300-2-6:2014
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-6部:かん合部締結強度試験(軸方向引張り)
JISC61300-2-9:2012
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-9部:衝撃試験
JISC61300-3-11:2013
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-11部:結合力及び離脱力測定
JISC61300-3-22:2014
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-22部:フェルール押圧力測定
JISC61300-3-4:2017
光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第3-4部:損失測定