JIS C 60068-2-68:2002 環境試験方法―電気・電子―砂じん(塵)試験 | ページ 7

C 0098 : 2002(IEC 60068-2-68 : 1994)
相対湿度は25 %より低く維持する必要がある(Lc1)。温暖で多湿地域においては,除湿装置の必要が余
儀なくされる(A.3参照)。
粉じん又は砂じんの均一性は,更に結果の再現性によって大きく影響し,良好な粉じんや砂じんの均一
性確保には十分な配慮を要する。
粉じんの性状は,再現性に対して一つの大きな影響力をもっている。微細な粒子の混入量を確認するた
め,粒子径分布の測定が重要である。
試験時間も,再現性を大きく左右する。
6.3.7 試験の適用限界 この試験法の適用限界は,何よりもまずこの試験が粉じんを吹き付けることで実
施されるという点にある。
6.3.8 結果の解釈 粉じん吹き付け試験結果の解釈には,侵入した粉じんによる有害な影響を考慮しなけ
ればならない。次に,幾つかの特殊事例における結果の解釈に対する手引きを示す。
6.3.8.1 供試品に対する有害な影響 粉じんには,次の有害な影響の一つ又はそれ以上がある。
a) 可動部分の拘束
b) 可能部分の摩滅
c) 電気絶縁の低下
d) 電気的特性の低下
e) 空気フィルタの目詰まり
f) 過熱や発火原因となる熱伝導率の低下
g) 光学的障害
h) 表面のエロージョン又は摩滅
有害な影響のうちa)及びb)は,試験後における検査,すなわち,供試品を定められた詳細仕様に準拠
して稼動することによって評価する。
c)及びd)の影響は,粉じんの電気伝導性,水ぬれ時におけるイオン電導性の有無を想定しながら評価す
る。粉じん試験の後,解釈の信頼度向上のため湿度試験や腐食試験を実施することもある。
有害な影響e),f)及びg)は試験後において,おそらく,温度上昇特性を含む供試品の機能試験で適合を
確認する。
影響h)は,目視検査が適用できる。

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砂じん試験
L
非研削性の 降塵(こうじん) 粉じん吹き付け
細かい粉じん
La Lb Lc
方法 La 1 方法 Lc 1
空気圧サイクル 循環式試験槽
方法 La 2 方法 Lc 2
砂じん
一定空気圧 任意吹き付け
図1 試験方法の構成
図2 試験槽内における圧力サイクル―カテゴリ1

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図3 方法La1に適切な試験槽の事例
図4 方法La2に適切な試験槽の事例

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図5 試験Lbに対する試験装置の事例
図6 方法Lc1用試験装置の原理図

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図7 方法Lc2の粉じん注入システムの事例

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  • IEC 60068-2-68:1994(IDT)

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