JIS C 60068-2-78:2015 環境試験方法―電気・電子―第2-78部:高温高湿(定常)試験方法(試験記号:Cab)

JIS C 60068-2-78:2015 規格概要

この規格 C60068-2-78は、電気部品・電子部品又は機器が高湿環境下での輸送,保管又は使用に耐えるかどうかを判断する試験方法について規定。

JISC60068-2-78 規格全文情報

規格番号
JIS C60068-2-78 
規格名称
環境試験方法―電気・電子―第2-78部 : 高温高湿(定常)試験方法(試験記号 : Cab)
規格名称英語訳
Environmental testing -- Part 2-78:Tests -- Test Cab:Damp heat, steady state
制定年月日
2004年4月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60068-2-78:2012(IDT)
国際規格分類

ICS

19.040, 29.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2004-04-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-03-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS C 60068-2-78:2015 PDF [7]
                                                          C 60068-2-78 : 2015 (IEC 60068-2-78 : 2012)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 一般試験手順・・・・[2]
  •  4.1 試験槽及び測定システム・・・・[2]
  •  4.2 厳しさ・・・・[2]
  •  4.3 前処理・・・・[2]
  •  4.4 試験手順・・・・[2]
  •  4.5 後処理条件・・・・[3]
  •  5 測定・・・・[3]
  •  5.1 初期測定・・・・[3]
  •  5.2 中間測定・・・・[3]
  •  5.3 最終測定・・・・[3]
  •  6 製品規格に規定する事項・・・・[3]
  •  7 試験報告書に記載する事項・・・・[4]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 60068-2-78 pdf 1] ―――――

C 60068-2-78 : 2015 (IEC 60068-2-78 : 2012)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本
電子部品信頼性センター(RCJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS C 60068-2-78:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 60068の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 60068-1 通則
JIS C 60068-2-1 第2-1部 : 低温(耐寒性)試験方法(試験記号 : A)
JIS C 60068-2-2 第2-2部 : 高温(耐熱性)試験方法(試験記号 : B)
JIS C 60068-2-6 第2-6部 : 正弦波振動試験方法(試験記号 : Fc)
JIS C 60068-2-7 加速度(定常)試験方法
JIS C 60068-2-11 塩水噴霧試験方法
JIS C 60068-2-13 減圧試験方法
JIS C 60068-2-14 第2-14部 : 温度変化試験方法(試験記号 : N)
JIS C 60068-2-17 封止(気密性)試験方法
JIS C 60068-2-18 第2-18部 : 耐水性試験及び指針
JIS C 60068-2-20 第2-20部 : 試験−試験T−端子付部品のはんだ付け性及びはんだ耐熱性試験方法
JIS C 60068-2-21 第2-21部 : 試験−試験U : 端子強度試験方法
JIS C 60068-2-27 第2-27部 : 衝撃試験方法(試験記号 : Ea)
JIS C 60068-2-30 第2-30部 : 温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号 : Db)
JIS C 60068-2-31 第2-31部 : 落下試験及び転倒試験方法(試験記号 : Ec)
JIS C 60068-2-38 第2-38部 : 温湿度組合せ(サイクル)試験方法(試験記号 : Z/AD)
JIS C 60068-2-39 第2-39部 : 低温,減圧及び高温高湿一連複合試験
JIS C 60068-2-40 低温・減圧複合試験方法
JIS C 60068-2-41 高温・減圧複合試験方法
JIS C 60068-2-42 接点及び接続部の二酸化硫黄試験方法
JIS C 60068-2-43 接点及び接続部の硫化水素試験方法
JIS C 60068-2-45 耐溶剤性(洗浄溶剤浸せき)試験方法
JIS C 60068-2-46 接点及び接続部の硫化水素試験−指針
JIS C 60068-2-47 第2-47部 : 動的試験での供試品の取付方法
JIS C 60068-2-48 第2-48部 : 保存の影響をシミュレートするために,環境試験方法に関するJIS規
格群の試験を適用する場合の指針

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 60068-2-78 pdf 2] ―――――

                                                          C 60068-2-78 : 2015 (IEC 60068-2-78 : 2012)
JIS C 60068-2-49 接点及び接続部の二酸化硫黄試験−指針
JIS C 60068-2-52 塩水噴霧(サイクル)試験方法(塩化ナトリウム水溶液)
JIS C 60068-2-53 第2-53部 : 耐候性(温度・湿度)と動的(振動・衝撃)との複合試験及び指針
JIS C 60068-2-54 はんだ付け性試験方法(平衡法)
JIS C 60068-2-55 第2-55部 : ルーズカーゴに対するバウンス試験及び指針(試験記号 : Ee)
JIS C 60068-2-57 時刻歴振動試験方法
JIS C 60068-2-58 表面実装部品(SMD)のはんだ付け性,電極の耐はんだ食われ性及びはんだ耐熱性
試験方法
JIS C 60068-2-59 サインビート振動試験方法
JIS C 60068-2-60 混合ガス流腐食試験
JIS C 60068-2-61 一連耐候性試験
JIS C 60068-2-64 第2-64部 : 広帯域ランダム振動試験方法及び指針(試験記号 : Fh)
JIS C 60068-2-65 第2-65部 : 音響振動
JIS C 60068-2-66 高温高湿,定常(不飽和加圧水蒸気)
JIS C 60068-2-67 基本的に構成部品を対象とした高温高湿,定常状態の促進試験
JIS C 60068-2-68 砂じん(塵)試験
JIS C 60068-2-69 第2-69部 : 試験−試験Te : 表面実装部品(SMD)のはんだ付け性試験方法(平衡
法)
JIS C 60068-2-70 第2-70部 : 指及び手の擦れによる印字の摩滅試験
JIS C 60068-2-75 第2-75部 : ハンマ試験
JIS C 60068-2-77 表面実装部品(SMD)の本体強度及び耐衝撃性試験方法
JIS C 60068-2-78 第2-78部 : 高温高湿(定常)試験方法(試験記号 : Cab)
JIS C 60068-2-80 第2-80部 : 混合モード振動試験方法(試験記号 : Fi)
JIS C 60068-2-81 第2-81部 : 衝撃応答スペクトル合成による衝撃試験方法
JIS C 60068-2-82 第2-82部 : 試験−試験XW1 : 電気・電子部品のウィスカ試験方法
JIS C 60068-2-83 第2-83部 : 試験Tf−ソルダペーストを用いた平衡法による表面実装部品(SMD)
のはんだ付け性試験方法
JIS C 60068-3-1 低温試験及び高温試験を理解するための必す(須)情報
JIS C 60068-3-2 第3-2部 : 温度/減圧複合試験を理解するための必す(須)情報
JIS C 60068-3-3 機器の耐震試験方法の指針
JIS C 60068-3-4 第3-4部 : 高温高湿試験の指針
JIS C 60068-3-5 第3-5部 : 温度試験槽の性能確認の指針
JIS C 60068-3-6 第3-6部 : 支援文書及び指針−温湿度試験槽の性能確認の指針
JIS C 60068-3-7 第3-7部 : 支援文書及び指針−負荷がある場合の低温試験(試験A)及び高温試験
(試験B)の試験槽の温度測定のための指針
JIS C 60068-3-8 第3-8部 : 振動試験方法の選択の指針

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS C 60068-2-78 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 60068-2-78 : 2015
(IEC 60068-2-78 : 2012)

環境試験方法−電気・電子−第2-78部 : 高温高湿(定常)試験方法(試験記号 : Cab)

Environmental testing-Part 2-78: Tests-Test Cab: Damp heat, steady state

序文

  この規格は,2012年に第2版として発行されたIEC 60068-2-78を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。

1 適用範囲

  この規格は,電気部品・電子部品又は機器が高湿環境下での輸送,保管又は使用に耐えるかどうかを判
断する試験方法について規定する。この規格は,規定する期間,一定温度で供試品に結露を生じない状態
での高湿度下の影響を調べることを意図したものである。
小形の機器又は部品だけでなく,大形の機器又は部品にも適用でき,発熱がある供試品及び発熱がない
供試品の両方に適用できる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60068-2-78:2012,Environmental testing−Part 2-78: Tests−Test Cab: Damp heat, steady state
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 60068-1 環境試験方法−電気・電子−通則
注記 対応国際規格 : IEC 60068-1,Environmental testing−Part 1: General and guidance(IDT)
JIS C 60068-3-6 環境試験方法−電気・電子−第3-6部 : 支援文書及び指針−温湿度試験槽の性能確
認の指針
注記 対応国際規格 : IEC 60068-3-6,Environmental testing−Part 3-6: Supporting documentation and
guidance−Confirmation of the performance of temperature/humidity chambers(IDT)

3 用語及び定義

  この規格では,用語及び定義は規定しない。

――――― [JIS C 60068-2-78 pdf 4] ―――――

2
C 60068-2-78 : 2015 (IEC 60068-2-78 : 2012)

4 一般試験手順

4.1 試験槽及び測定システム

  温湿度槽は,JIS C 60068-3-6の仕様に従った構造及び検証した槽でなければならない。
試験槽及び測定システムは,次による。
− 有効空間の中にその温度及び湿度を監視するためのセンサを設置してもよい。
注記 発熱供試品を試験する場合,供試品から発する発熱によって,供試品近傍の温度及び湿度に
影響することがある。
− 結露水は,槽外に排出し,純水化処理するまでは再利用してはならない。
− 試験槽の壁及び天井からの結露水は,供試品に滴下しないようにする。
− 槽内湿度を維持するために使用する水の導電率は,20 μS /cm以下とする。
− 試験中の供試品は,試験槽内の空調機器からの放射熱線にさらしてはならない。
− インジェクション形の水蒸気を適用する場合,水蒸気は供試品から離れたところに噴霧し,供試品に
直接当ててはならない。
− 試験槽の容量は,試験中の供試品の5倍以上とする。
− 取付用ジグを使用する場合,製品規格に規定がないときは,供試品と周辺との熱及び湿度の影響を最
小限にしなければならない。

4.2 厳しさ

  試験の厳しさは,温度,相対湿度(RH)及び総試験時間の組合せによって決まる。製品規格に規定がな
い場合,温度及び相対湿度の厳しさの組合せは,表1に示す条件から選定してもよい。
表1−温度及び相対湿度
温度 相対湿度
℃ % RH
30±2 93±3
30±2 85±3
40±2 93±3
40±2 85±3
推奨試験時間は,12時間,16時間,24時間,2日,4日,10日,21日又は56日間とする。
温度許容差±2 Kは,測定時の絶対的誤差,緩やかな温度変化,及び有効空間の温度分布を考慮してい
る。ただし,試験槽内の相対湿度を許容差内に維持するためには,ある時点における有効空間内の全ての
2点間の温度差をより小さくなるように維持する必要がある。2点間の温度差が1 Kを超える場合,必要な
相対湿度は達成できないかもしれない。さらに,短時間の温度変動も±0.5 K以内に維持する必要があるか
もしれない。

4.3 前処理

  製品規格に,前処理を規定してもよい。

4.4 試験手順

  供試品を製品規格に規定する試験条件になっている状態の試験槽に入れる。供試品は,こん(梱)包を
解いた状態で,スイッチを切り,動作可能な状態とするか,又は製品規格に規定する状態とする。
製品規格で,既に規定する試験条件になっている状態の試験槽内に供試品を入れることを許している場

――――― [JIS C 60068-2-78 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS C 60068-2-78:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60068-2-78:2012(IDT)

JIS C 60068-2-78:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 60068-2-78:2015の関連規格と引用規格一覧