この規格ページの目次
- 5 試験装置
- 6 温度測定システムの確認
- 7 状態調節及び試験条件
- 7.1 試験片の状態調節
- 7.2 包装用ティシュ及び木板の状態調節
- 7.3 試験条件
- 8 試験手順
- 8.1 一般事項
- 8.2 試験開始温度
- 8.3 試験温度
- 9 観察事項及び測定結果
- 9.1 一般事項
- 9.2 試験前の観察事項及び測定結果
- 9.3 試験中の観察事項及び測定結果
- 10 試験結果の評価
- 10.1 判定基準
- 10.2 グローワイヤ燃焼指数
- 11 試験報告書
- JIS C 60695-2-12:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS C 60695-2-12:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS C 60695-2-12:2013の関連規格と引用規格一覧
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C 60695-2-12 : 2013 (IEC 60695-2-12 : 2010)
試験片の試験結果が同じGWFIを示す場合,その結果をその範囲の代表とすることができる。試験片の試
験結果が同じGWFIを示さない場合,その試験結果は,試験した特定の組合せの材料だけに用いる。さら
に,その最大値と最小値との間のGWFIの適用範囲を求める場合は,その範囲の間の密度,溶融流動性,
並びに充填材及び/又は強化材の含有量の試験片を追加試験する。ただし,その代わりに,密度,溶融流
動性,並びに充填材及び/又は強化材含有量の特定のレベルの最も悪い試験結果を,追加試験なしで中間
のレベルの代表としてもよい。
4.3.3 色
色の範囲の評価において,次の各試験片の全ての試験結果が同じGWFIとなる場合,全ての色の範囲の
代表とみなす。
a) 着色剤を含まない。
b) 最大レベルの有機顔料,着色剤,染料及び/又はカーボンブラックを含む。
c) 最大レベルの無機顔料を含む。
d) 燃焼特性に不利な影響を及ぼすことが知られている顔料,着色剤及び染料を含む。
5 試験装置
試験装置は,JIS C 60695-2-10の5.(試験装置)による。
6 温度測定システムの確認
温度測定システムの確認方法は,JIS C 60695-2-10の6.2(温度測定システムの確認)による。
7 状態調節及び試験条件
7.1 試験片の状態調節
試験片は,温度23 ℃±2 ℃及び相対湿度40 %60 %で,48時間以上放置する。放置した環境から取り
出した試験片は,4時間以内に試験を実施する(ISO 291の表2のクラス2参照)。
7.2 包装用ティシュ及び木板の状態調節
試験片の下方に置く包装用ティシュ及び木板は,JIS C 60695-2-10の5.3(指定の敷物)による。これら
の包装用ティシュ及び木板は,温度23 ℃±2 ℃及び相対湿度40 %60 %で,48時間以上放置する。放置
した環境から取り出した包装用ティシュ及び木板は,1時間以内に試験に用いる(ISO 291の表2のクラス
2参照)。
7.3 試験条件
試験片は,温度25 ℃±10 ℃及び相対湿度45 %75 %の試験環境の中で,試験を実施する。
8 試験手順
8.1 一般事項
試験片の内容を確認し,目視検査を実施しなければならない。試験手順は,JIS C 60695-2-10の8.(一
般試験手順)に規定する方法による。
8.2 試験開始温度
グローワイヤは,表1に規定する試験開始温度のうち,確実に着火を引き起こすことが予想される試験
温度に設定する。その温度が分からない場合,試験開始温度は,650 ℃を上回ってはならない。
注記1 GWIT及びGWFIの両方を求める場合,最初に,JIS C 60695-2-13に規定する試験手順を実施
――――― [JIS C 60695-2-12 pdf 6] ―――――
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C 60695-2-12 : 2013 (IEC 60695-2-12 : 2010)
し,GWITを求めることが有益であり,求めたGWITをこの試験における試験開始温度とす
ることが望ましい。
注記2 GWITが求まっていない場合には,試験温度は,650 ℃から開始することが望ましい。
表1−試験開始温度
単位 ℃
試験開始温度 許容誤差
550 ±10
600 ±10
650 ±10
700 ±10
750 ±10
800 ±15
850 ±15
900 ±15
960 ±15
8.3 試験温度
選択する一つの試験温度ごとに,1組3枚の試験片を準備する。
3枚の試験片のうち1枚でも10.1に規定する判定基準を満足しない場合は,新たにより低い試験温度で,
3枚の試験片を用いて試験を繰り返す。その試験温度は,50 ℃(960 ℃においては60 ℃)低い試験温度
を選択することが望ましい。
3枚全ての試験片が10.1に規定する判定基準を満足した場合は,新たにより高い試験温度で,3枚の試
験片を用いて試験を繰り返す。その試験温度は,50 ℃(900 ℃においては60 ℃)高い試験温度を選択す
ることが望ましい。
3枚全ての試験片が10.1に規定する判定基準を満足するような最高温度を判定するための最終段階にお
いては,試験温度の間隔は,25 ℃(960 ℃においては30 ℃)に減らす。
3枚の試験片のうち1枚でも10.1に規定する判定基準を満足しなかった場合は,それ以上の高い試験温
度へと移行する必要はない。
注記1 試験温度の最低温度は550 ℃,最高温度は960 ℃である。
注記2 900 ℃よりも高い温度における適切な試験温度の間隔は,60 ℃及び30 ℃である。
9 観察事項及び測定結果
9.1 一般事項
9.2及び9.3の観察事項及び測定結果を,記録しなければならない。
9.2 試験前の観察事項及び測定結果
試験片の内容確認及び目視検査後,次のことを記録しなければならない。
a) 試験する材料の詳細(厚さ,色,種類及び製造業者名を含む。)
b) 試験片の作製方法の詳細(入手可能な場合)
c) 試験片の寸法に関する異方性方向(分かっている場合)
d) 試験片及び包装用ティシュの状態調節
――――― [JIS C 60695-2-12 pdf 7] ―――――
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C 60695-2-12 : 2013 (IEC 60695-2-12 : 2010)
9.3 試験中の観察事項及び測定結果
グローワイヤ接触中,及びグローワイヤを離した後の30秒間において,試験片及びその下に置いた包装
用ティシュを観察し,次のことを記録しなければならない。
a) 試験片からグローワイヤ先端を離した後の,炎及び/又は赤熱燃焼の継続時間tR(最小単位0.5秒)
b) 箇条8に基づき選択した試験温度
注記1 ここでいう試験温度は,8.2に規定する試験開始温度及び8.3に規定する試験温度である。
c) 試験片が全焼した場合は,その事実
d) 包装用ティシュの着火の有無
e) 受渡当事者間で合意したその他の観察事項
注記2 a) の測定した時間が30.2秒の場合には,記録は30.0秒となる。また,測定した時間が30.3
秒の場合は,30.5秒となる。
10 試験結果の評価
10.1 判定基準
試験片は,着火がないか,又は次に示す全ての事項を満足しなければならない。
a) 試験片からグローワイヤを離した後,炎及び/又は赤熱燃焼の継続時間tRは30秒を超えない。
b) 試験片が全焼しない。
c) 試験片の下に置いた包装用ティシュが着火しない。
10.2 グローワイヤ燃焼指数
GWFIは,規定する厚さにおける3枚の試験片が,10.1に規定する判定基準に耐える最も高い温度とす
る。
この試験は,表1に規定する最も高い試験開始温度(960 ℃)にて,GWIT(JIS C 60695-2-13参照)を
実施し,試験片が着火しなかった場合,その材料でGWFIの試験を,実施する必要がない。その場合,GWFI
は,規定する厚さにおいて960 ℃とする。
GWFIは,次のように報告する。
例1 GWFI : 850/3.0
これは,厚さ3.0 mmの試験片においてGWFIが850 ℃であったことを示す。
例2 GWFI : 775/0.75-3.0
これは,最大厚さ3.0 mm及び最小厚さ0.75 mm試験片において,GWFIが775 ℃であった
ことを示す。
例3 GWFI : 960/3.0
これは,厚さ3.0 mmの試験片が,960 ℃の試験温度で,着火が起きなかったことを示す。
GWFIが試験片の厚さごとに異なる場合には,GWFIは,試験片の厚さごとに報告しなければならない。
GWFIが同じとなる厚さの範囲を定めるために,試験片の必要な最小厚さ,最大厚さ及びその間の推奨
する試験片の厚さ(4.2参照)のGWFIを求めてもよい。
11 試験報告書
試験報告書には,次の情報を含めなければならない。
a) この規格番号及び名称
b) 試験温度(8.3参照)
――――― [JIS C 60695-2-12 pdf 8] ―――――
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C 60695-2-12 : 2013 (IEC 60695-2-12 : 2010)
c) 観察事項及び試験結果(箇条9参照)
d) WFI(10.2参照)
JIS C 60695-2-12:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60695-2-12:2010(IDT)
JIS C 60695-2-12:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.220 : 火災に対する防御
JIS C 60695-2-12:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60695-4:2010
- 耐火性試験―電気・電子―第4部―電気・電子製品のための耐火性試験用語
- JISK7152:1995
- プラスチック ― 熱可塑性プラスチック材料の射出成形試験片