JIS C 6121-6-1:2013 光増幅器―第6-1部:インタフェース―コマンドセット

JIS C 6121-6-1:2013 規格概要

この規格 C6121-6-1は、自動制御光増幅器との通信及び制御に用いる光増幅器コマンドセット(OACS)について規定。

JISC6121-6-1 規格全文情報

規格番号
JIS C6121-6-1 
規格名称
光増幅器―第6-1部 : インタフェース―コマンドセット
規格名称英語訳
Optical amplifiers -- Part 6-1:Interfaces -- Command set
制定年月日
2013年11月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 61291-6-1:2008(IDT)
国際規格分類

ICS

33.180.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2013-11-20 制定日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS C 6121-6-1:2013 PDF [26]
                                                             C 6121-6-1 : 2013 (IEC 61291-6-1 : 2008)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 略語・・・・[2]
  •  4 一般規則及び概念・・・・[2]
  •  4.1 コマンドセット符号化言語・・・・[2]
  •  4.2 光増幅器起動時応答・・・・[2]
  •  4.3 コマンドセット構文・・・・[2]
  •  4.4 コマンド引数・・・・[2]
  •  4.5 コマンドの終端子・・・・[2]
  •  4.6 光増幅器応答プロンプト・・・・[3]
  •  4.7 エコーモード・・・・[3]
  •  5 サポートコマンド・・・・[3]
  •  6 共通コマンドセット・・・・[4]
  •  6.1 コマンドセットI・・・・[4]
  •  6.2 コマンドセットII・・・・[9]
  •  7 選択コマンドセット(設計に依存)・・・・[13]
  •  7.1 コマンドセットI・・・・[13]
  •  7.2 コマンドセットII・・・・[17]
  •  附属書A(規定)設定値の復元機能・・・・[21]
  •  附属書B(参考)警報機能・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 6121-6-1 pdf 1] ―――――

C 6121-6-1 : 2013 (IEC 61291-6-1 : 2008)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 6121の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 6121 通則
JIS C 6121-5-2 第5-2部 : 品質評価規格−光ファイバ増幅器の信頼性評価
JIS C 6121-6-1 第6-1部 : インタフェース−コマンドセット

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 6121-6-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 6121-6-1 : 2013
(IEC 61291-6-1 : 2008)

光増幅器−第6-1部 : インタフェース−コマンドセット

Optical amplifiers-Part 6-1: Interfaces-Command set

序文

  この規格は,2008年に第1版として発行されたIEC 61291-6-1を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,自動制御光増幅器(以下,光増幅器という。)との通信及び制御に用いる光増幅器コマンド
セット(OACS)について規定する。光増幅器は,常駐するファームウェアを用いることによって,コマ
ンドを受け取り,応答することが可能である。また,マイクロプロセッサによって光増幅器を制御するこ
ともある。
この規格では,光増幅器を制御するためのコマンドセットの構成及び内容について規定する。物理イン
タフェースすなわちハードウェアインタフェースはこの規格の適用外であるが,このコマンドセットは,
光増幅器と通信を行うために,物理インタフェースを利用することを前提としている。物理インタフェー
スに関する規格は,IEC 61291-6規格群にて別途規定される予定である。
この規格に規定するコマンドセットは,使用者又はホストが,光増幅器の状態情報の収集,及び/又は
設定の変更を可能にすることを,目的としている。
現在OACS体系内で定義し,扱っている全てのコマンドの一覧を,この規格で規定する。この規格で規
定するコマンドの一覧は,幅広いアプリケーションに対応しており,全てのコマンドがあらゆる光増幅器
に適用できるというわけではない。OACS対応光増幅器で扱うことができるコマンドを決定するためには,
製造業者が提供する製品仕様書を参照する。
全てのOACS対応光増幅器は,“共通”OACSコマンドの全セットを扱うことができる。通常,設計又
は実装に対して固有であるその他のコマンドは,“選択”OACSコマンドの幾つか,又は全てを扱えればよ
い。
注記1 ここでホストは,光増幅器の上位にあり,光増幅器を制御する機器の全てを指す。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61291-6-1:2008,Optical amplifiers−Part 6-1: Interfaces−Command set(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。

――――― [JIS C 6121-6-1 pdf 3] ―――――

2
C 6121-6-1 : 2013 (IEC 61291-6-1 : 2008)

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
ISO/IEC 8859-1,Information technology−8-bit single-byte coded graphic character sets−Part 1: Latin
alphabet No.1

3 略語

  この規格で用いる主な略語は,次による。
ASCII (American standard character for information interchange)
DC 分散補償器 (Dispersion compensator)
EDFA エルビウム添加光ファイバ増幅器 (Erbium doped fibre amplifier)
OACS 光増幅器コマンドセット (Optical amplifier command set)
TEC 電子冷却素子 (Thermo-electric cooler)
VOA 光可変減衰器 (Variable optical attenuator)

4 一般規則及び概念

4.1 コマンドセット符号化言語

  光増幅器との通信に用いる全てのデータは,8ビットのASCII文字で符号化する。詳細はISO/IEC 8859-1
による。

4.2 光増幅器起動時応答

  光増幅器は,例えば適切な“警報”出力信号のような,ハードウェアによる非同期通知は行うことがで
きるが,ソフトウェア上ではコマンド入力しない限り決して応答しない。そのため,電源リセットによる
起動時に光増幅器がプロンプト(入力要求)を送るように,光増幅器を構成することができる。一つ以上
の起動メッセージがこの初回プロンプトに先行してもよい。

4.3 コマンドセット構文

  コマンドは,コマンド文字列,0個以上の引数から成り,終端子で終わる。コマンド文字列は大文字・
小文字を区別しない。全てのコマンドは,次の形式に従う。
コマンド名 <引数1> <引数2> <引数3> ·········<CR><LF>

4.4 コマンド引数

  引数は,文字列,整数又は浮動小数点数が使用できる。浮動小数点数は固定表記で入力しなければなら
ない(例えば,0.023であり,2.3e-2ではない。)。
コマンド文字列及び引数は,一つ以上の区切り文字で区切らなければならない。区切り文字は8ビット
のASCII空白文字とする。

4.5 コマンドの終端子

  コマンドの終端子は<CR><LF>とする。<CR><LF>では,コマンドは<CR>を受けて実行され,<LF>は無
視される。
コマンド実行が成功すると,“OK”<CR><LF>で応答する。認識できないコマンドに対しては“・・”
<CR><LF>で応答する。

――――― [JIS C 6121-6-1 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 6121-6-1 : 2013 (IEC 61291-6-1 : 2008)
コマンド応答は,正常応答又はエラーメッセージで構成される。エラーメッセージは常に“・”文字から
始まり,正常応答は“・”文字で始まらない。コマンドが正常に完了し,報告しなければならない有用な情
報がない場合,その応答は空白(文字なし)になる。エラーメッセージの内容はこの規格では規定しない。
使用できる幾つかのエラーメッセージの例を,次に記載する(この一覧は全てを含んでいるわけではない。)。
・Unknown command 'REBOOT'
・Argument x invalid
・Argument 5 out of range [1, 4]
・Not implemented
・・

4.6 光増幅器応答プロンプト

  全ての応答の後にはプロンプトが続き,これは光増幅器が別のコマンドを処理する準備ができているこ
とを示す。初期設定プロンプトは<CR><LF>“>”とする。

4.7 エコーモード

  初期設定状態では,光増幅器は送られてきた文字をエコーバックしない。しかし,エコーモードを有効
にした場合,表示可能な8ビットのASCII文字をエコーバックする。また,エコーモードではバックスペ
ースキーを使用してコマンドラインを編集することが可能である(削除する文字があれば,バックスペー
スをエコーバックする。)。

5 サポートコマンド

  OACSインタフェースを通して扱うことができるソフトウェアコマンドを表1に示す。表に示すソフト
ウェアコマンドの説明,タイプ及び適用は規定事項であり,コマンド名は参考事項である。現在,産業界
で用いられているコマンドセットのうち,主なものを表1の参考の欄に示す。使用者は二つのコマンドセ
ットのうちの1セット,すなわちコマンドセットI又はコマンドセットIIのいずれかからコマンドを選択
し,二つのコマンドセットのコマンドを混合して用いないようにすることが望ましい。コマンド構文,及
びそれに対応する応答の詳細について,全てのOACS対応光増幅器に用いる共通コマンドセットに関して
は箇条6に,追加して用いる選択コマンドセットに関しては箇条7による。
警報機能については,附属書Bを参照する。
表1−ソフトウェアコマンド
(参考)
タイプ 適用
説明 コマンド コマンド
読み込み 書き込み 共通 選択 セットI セットII
警報しきい値レベル設定 ○ ○ ○ − ALRM ALT,ALH
動作警報表示 ○ − ○ − AST ALO
警報状態モード設定 ○ ○ ○ − ASTM ALS
ボー率(転送速度)設定 ○ ○ ○ − BAUD BPS
ファームウェア再起動 − ○ ○ − BOOT RBT
分散補償器変数設定 ○ ○ − ○ DCM DCS
コマンドラインエコー設定 ○ ○ ○ − ECHO ECH
利得表示 ○ − ○ − GAIN APG

――――― [JIS C 6121-6-1 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS C 6121-6-1:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61291-6-1:2008(IDT)

JIS C 6121-6-1:2013の国際規格 ICS 分類一覧