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C 61281-1 : 2010 (IEC 61281-1 : 1999)
注記2 その他の能動部品,受動部品及びマルチポート装置の参照点は,この部の将来の版で検討す
る。
この部では,参照点1,2,3及び4は,表1表11に示す規定性能特性との適合性を確立するために測
定が必要となる場所を示している。
BFOSの総合性能特性は,参照点1及び4において規定されており,参照点12,23及び34の間
で規定している個別要素の性能特性を集大成したものである。
図1は,Tx,FOCP及びRxから成り,他の光部品がない2地点間リンクである最も簡単な形式のBFOS
を示している。FOCPは,FOLでもあり,Tx及びRxは,送受信端末機器などである。慣行に従って,特
定のコンポーネント又はセクションに対して,通常,階層における最も低いレベルの名称だけを使用する。
図1−簡単な基本ファイバ通信システム
図では,各端末機器側のコネクタが装置に取り付けられていることに注意を要する。一部のアプリケー
ションでは,コネクタがFOCPと結合していることもあり,装置とFOCPとの両方に結合していることも
ある。三つのタイプのどれが使用されているかは,個別規格に記載する。
図2に示す,より複雑なレベルでは,Rg,Rp又はOFAを挿入している。ここでは,二つのFOCPセク
ションがあり,一つのFOLを規定する。
図2−複雑なBFOS
図3は,能動又は受動分岐部品によって相互に接続している3台の端末機器を示している。この構成は,
マルチポイント光ファイバシステムを構築するために相互に接続している三つのBFOSとみなしてもよい。
――――― [JIS C 61281-1 pdf 16] ―――――
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図3−光ファイバサブシステムを構築している相互接続BFOS
送受信器が組み込まれている分岐部品(BD)は,FOCPの一部ではなく,端末機器の一部とみなす。図
4は,電気入力が二つ,FOLへの光出力が一つある送信端末機器を示している。受信端末機器についても
類似状態を示している。
図4−多ポート端末機器付きBFOS
一部の機器構成では,光送信器及び/又は光受信器が他の信号処理機能(多重化,変調など)と統合さ
れ,電気信号と光信号との直接的な関係を排除していることもある。参照点1及び4にアクセスできない
場合,試験手順は,個別規格に規定する。
――――― [JIS C 61281-1 pdf 17] ―――――
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5.2 デジタル光ファイバサブシステム
5.2.1 一般説明
デジタル光ファイバサブシステムを,規定されたビットレートでデジタル信号を伝送する基本ファイバ
通信システム(BFOS)と定義する。電気信号は,2値又は多値信号形式で符号化されている。光信号は,
例えば,RZ(ゼロ復帰)又はNRZ(非ゼロ復帰)符号で送信する。
この規格の目的から,参照点1及び4の境界においてシステムは,コード及びビットシーケンスに依存
しないと想定する。
5.2.2 デジタル光ファイバサブシステムの特性
デジタル光ファイバサブシステムの一般的な特性を文字記号及び単位とともに表1に示す。その他の特
性も個別規格に規定してもよい。
表1−デジタル光ファイバサブシステムの特性
試験手順
項目 特性 記号 単位
(関連規格)
公称線路ビットレート B b/s −
ビット誤り率 BER − IEC 61280-2-1 a)
公称波長 λnom nm −
動作マージン M dB −
一般
ジッタ − UI IEC 61280-2-3 a)
ジッタ伝達関数 − dB IEC 61280-2-3 a)
ワンダ − UI IEC 61280-2-3 a)
信頼性 MTBF 年 −
注a) 附属書Aを参照
――――― [JIS C 61281-1 pdf 18] ―――――
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5.2.3 デジタル光送信器の特性
デジタル光送信器の特性を記号及び単位とともに表2に示す。その他の特性も個別規格で規定してもよ
い。
表2−デジタル光送信器の特性
試験手順
項目 特性 記号 単位
(関連規格)
電気接続方法 − − −
転送ビットレートa) − b/s −
電気入力イ
信号形式 − − −
ンタフェー
入力電圧 Vin V −
ス
入力電流b) Iin A −
入力インピーダンス Zin 圀 −
光接続方法 − − −
光源 LED,MLM,SLM − −
出力パワー c) PT − IEC 61280-1-1 e)
IEC 61280-1-2 e)
光出力イン
ライン符号 − − −
タフェース
線路ビットレート B b/s −
波長d) λT nm IEC 61280-1-3 e)
スペクトル幅c) nm IEC 61280-1-3 e)
消光比 − %又はdB IEC 61280-2-2 e)
機械的特性 − − −
一般 環境条件 − − −
故障率 FIT − −
注a) オーバヘッドを含まない。
b) in及びZinを規定していれば,不要である。
c) 関連個別規格に規定する。
d) 中心値,重心値又はピーク値
e) 附属書Aを参照
――――― [JIS C 61281-1 pdf 19] ―――――
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5.2.4 デジタル光受信器の特性
デジタル光受信器の特性を記号及び単位とともに表3に示す。その他の特性も個別規格で規定してもよ
い。
表3−デジタル光受信器の特性
試験手順
項目 特性 記号 単位
(関連規格)
光接続方法 − − −
線路ビットレート B b/s −
ビットレート許容誤差 − ppm −
光入力インタ
ライン符号 − − −
フェース
動作波長範囲 λminλmax nm −
受信感度 PR dBm IEC 61280-2-1 b)
受信オーバロード − dBm IEC 61280-2-1 b)
電気接続方法 − − −
転送ビットレート − − −
電気出力イン 信号形式 − − −
タフェース 出力電圧 Vout V −
出力電流a) Iout A −
出力インピーダンス Zout 圀 −
機械的特性 − − −
一般 環境条件 − − −
故障率 FIT − −
注a) out及びZoutを規定していれば,不要である。
b) 附属書Aを参照
――――― [JIS C 61281-1 pdf 20] ―――――
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JIS C 61281-1:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61281-1:1999(IDT)
JIS C 61281-1:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.01 : 光ファイバシステム一般