JIS C 61281-1:2021 光ファイバ通信サブシステム―第1部:通則

JIS C 61281-1:2021 規格概要

この規格 C61281-1は、光ファイバ通信サブシステム(FOCSs)の通則について規定する。

JISC61281-1 規格全文情報

規格番号
JIS C61281-1 
規格名称
光ファイバ通信サブシステム―第1部 : 通則
規格名称英語訳
Fiber optic communication subsystems -- Part 1:Generic specification
制定年月日
2010年5月20日
最新改正日
2021年9月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 61281-1:2017(IDT)
国際規格分類

ICS

33.180.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2010-05-20 制定日, 2015-10-20 確認日, 2020-06-22 確認日, 2021-09-21 改正
ページ
JIS C 61281-1:2021 PDF [41]
                                                               C 61281-1 : 2021 (IEC 61281-1 : 2017)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 記号及び略語・・・・[15]
  •  4.1 記号・・・・[15]
  •  4.2 略語・・・・[16]
  •  5 サブシステムの特性・・・・[17]
  •  5.1 一般的な側面・・・・[17]
  •  5.2 デジタル光ファイバサブシステム・・・・[20]
  •  5.3 アナログ光ファイバサブシステム・・・・[24]
  •  5.4 光ファイバリンク・・・・[27]
  •  附属書JA(参考)用語索引(五十音順)・・・・[31]
  •  参考文献・・・・[34]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 61281-1 pdf 1] ―――――

           C 61281-1 : 2021 (IEC 61281-1 : 2017)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C 61281-1:2010は
改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 61281-1 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
C 61281-1 : 2021
(IEC 61281-1 : 2017)

光ファイバ通信サブシステム−第1部 : 通則

Fiber optic communication subsystems-Part 1: Generic specification

序文

  この規格は,2017年に第2版として発行されたIEC 61281-1を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本産業規格である。
利便性を確保するため,用語索引(五十音順)を附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,光ファイバ通信サブシステム(FOCSs)の通則について規定する。
この規格で定義する特性は,全ての光ファイバサブシステムに共通している明記可能な最低限の規格を
形成している。特定のアプリケーション及び技術によっては,追加特性が必要となることもある。このよ
うな追加特性は,適切な個別規格で規定する。
各規定特性は,それぞれの試験手順を使って測定することが可能である。これらのシステム設計用特性
の使い方を,設計指針に記載する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61281-1:2017,Fibre optic communication subsystems−Part 1: Generic specification(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。

2 引用規格

  この規格には,引用規格はない。

3 用語及び定義

  この規格,JIS C 61280規格群及びJIS C 61281規格群で用いる主な用語及び定義は,次による。
ISO及びIECでは,標準化で用いる用語集のデータベースを次のアドレスで管理している。
− IEC Electropedia : https://www.electropedia.org/
− ISO Online browsing platform : https://www.iso.org/obp/ui
3.1
光能動部品(active optical device)

――――― [JIS C 61281-1 pdf 3] ―――――

           2
C 61281-1 : 2021 (IEC 61281-1 : 2017)
光ダイナミック部品以外の,次の一つ以上の機能をもつ光部品
− 光パワーの生成又は検出
− 電気信号を対応する光信号に,又はその逆に変換
− 光信号の増幅又は再生(2R又は3R)
− 光信号の光周波数の直接変換
注釈1 光能動部品は,光受動素子を含むことがある。
3.2
増幅された自然放出光(amplified spontaneous emission: ASE)
光増幅器の活性媒質によって増幅された自然放出光の光パワー
3.3
アナログ入力信号帯域幅(analogue input signal bandwidth)
光送信器への電気入力の帯域幅
3.4
減衰(attenuation)
媒体を通過することで生じる光パワーの損失。伝送媒体の入出力パワーPin及びPoutを用いて次の式でL
(dB)として与えられる。
L=10 log10 (Pin / Pout)
注釈1 Pin及びPoutは,典型的にはミリワット(mW)で表す。
3.5
帯域幅(bandwidth)
変調電力のパワースペクトル又は伝達関数がピーク値の1/2になる最低周波数と最高周波数との差
注釈1 帯域幅は,ヘルツ(Hz)で表す。
3.6
基本光ファイバ通信システム(basic fiber optic system: BFOS)
送信端末機器,光ファイバリンク及び受信端末機器の直列組合せ
3.7
ビット誤り率(bit-error ratio: BER)
ある規定時間におけるビット誤り数を総ビット数で除した値
3.8
分岐部品,BD(branching device: BD)
二つ以上のポート間で,規定の方法で光パワーを伝達することを目的とする受動部品
注釈1 ポートは導波路,光源,検出器に接続されることがある。
(出典 : IEC 60050-731:1991の731-05-10を変更。“光ファイバカプラ”及び“光カプラ”を削除し,
略語“BD”を追加した。)
3.9
搬送波対雑音比(carrier-to-noise ratio: CNR)
非線形処理前の規定帯域幅のチャネルにおける搬送波電力と雑音電力との比
注釈1 搬送波対雑音比は,デシベル(dB)で表す。

――――― [JIS C 61281-1 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
C 61281-1 : 2021 (IEC 61281-1 : 2017)
3.10
中心波長(center wavelength)
光スペクトルのピーク波長の長波長側及び短波長側にある最も近接する半値波長の平均
注釈1 他のスペクトル波長として,重心波長,半値波長及びピーク波長がある。
3.11
重心波長(centroidal wavelength)
ある光スペクトルにおける中央又は平均の波長
注釈1 他のスペクトル波長として,中心波長,半値波長及びピーク波長がある。
3.12
チャーピング(chirping)
変調信号の瞬間的な強度変化の作用による強度変調送信器の波長又は光周波数の変化
注釈1 チャープ信号が,光ファイバ中に送信されると,信号波形は,波長分散によってひずみが生じ
る。このプロセスによって,性能品質が劣化することがあり,チャーピングペナルティと呼ば
れている。
3.13
波長分散,分散(chromatic dispersion, dispersion)
光ファイバケーブル設備の両端における波長ごとの群遅延の変化率
注釈1 波長分散は,通常,ピコ秒毎ナノメートル(ps/nm)で表す。
3.14
エンサークルドフラックス(encircled flux)
マルチモード光ファイバのコアの中心からの距離(動径)の関数としての,全出力パワーに対する累積
パワーの割合
3.15
環境条件(environmental condition)
部品又はシステムの性能に影響する可能性がある環境の特性
注釈1 例えば,気圧,温度,湿度,放射線,振動などがある。
(出典 : IEC 60050-151:2001の151-16-03を変更。“周囲条件”を削除した。)
3.16
消光比(extinction ratio)
デジタル伝送システムにおける論理“1”の平均パワーレベルと論理“0”の平均パワーレベルとの比
注釈1 消光比は,デシベル(dB)で表す。
3.17
光ファイバケーブル設備(fiber optic cable plant: FOCP)
2台の端末機器間,2台の光部品間又は端末機器と光部品との間に光経路を設ける光ファイバケーブル
区間,光ファイバコネクタ及び光ファイバスプライスによる直列組合せ
3.18
光ファイバケーブル区間(fiber optic cable section)
単一の(結合されていないこともある)光ファイバケーブル

――――― [JIS C 61281-1 pdf 5] ―――――

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