JIS C 61300-2-40:2015 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品―基本試験及び測定手順―第2-40部:SM調心円筒形斜めPC端面光ファイバコネクタプラグの挿入損失スクリーニング試験 | ページ 2

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C 61300-2-40 : 2015

2.3 光パワーメータ(D)

  個別に規定がない場合,検出領域が大きい光パワーメータを用いることが望ましい。

2.4 テンポラリジョイント(TJ)

    注記 対応国際規格に,要求事項の記載がないため,この規格でも記載しない。

2.5 スクリーニング用プラグ(SP)

  スクリーニング用プラグは,フェルール中心と光ファイバコア中心との距離が0.75 μm±0.3 μmである
ことが望ましい。光ファイバコア中心のずれ方向は,光ファイバコアの調心方向(ガイドキー方向)と一
致していることが望ましい。
スクリーニング用プラグの光ファイバコア中心のずれ量は,個別に規定する。個別に規定がない場合,
光ファイバコア中心のずれ量は,0.3 μm以下とする。
モードフィールド径の差によって発生する損失差を最小とするため,スクリーニング用プラグ及び供試
品の光ファイバは,同じ分類を用いることが望ましい。
注記 対応国際規格では,同じ分類の光ファイバを用いることを推奨する理由の説明が,誤っている
ため修正した。

2.6 基準アダプタ(RA)

  基準アダプタは,二つの調心基準プラグと接続する場合,0.1 dB以下の小さな挿入損失が得られる。
注記 調心基準プラグは,直角PC端面光コネクタプラグであり,一定値以下の光ファイバコア中心
のずれ量をもつものが望ましい。SM光ファイバ用として推奨する光ファイバコア中心のずれ
量は,0.3 μm以下が望ましい。

3 手順

3.0A 前処理

  試験前に供試品及びスクリーニング用プラグ並びにそれらのフェルール端面及び基準アダプタを清掃す
る。試験中は,清掃された状態を維持する。
注記 IEC/TR 62627-01は,光コネクタの清掃方法を記載している。

3.0B スクリーニング

  挿入損失測定方法は,JIS C 61300-3-4の挿入法(B)に従い,室温で実施する。
テンポラリジョイント(TJ)に接続したスクリーニング用プラグ(SP)に光パワーメータ(D)を接続
し,P0を測定する。基準アダプタ(RA)と供試光コネクタプラグとを接続し,P1を測定する(図1参照)。
次の式から供試光コネクタプラグの挿入損失L0(dB)を算出する。
P1
L0 10 log10
P0
ここに, P1 : 測定系に供試品がある状態の測定光パワー
P0 : 測定系に供試品がない状態の測定光パワー
L0は,Lref(個別に規定するスクリーニング試験の挿入損失上限)以下でなければならない。L0がLref以
下の場合,供試光コネクタプラグは,試験に合格とする。

――――― [JIS C 61300-2-40 pdf 6] ―――――

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C 61300-2-40 : 2015
S/E TJ Po
X SP D
TJ P1
S/E X SP RA 供試品 D
図1−試験方法の測定系

3.0C 後処理

  後処理は必要ない。

4 個別に規定する事項

  必要に応じて,次の事項を製品規格などに規定する。
a) 光源のピーク波長
b) 最大の挿入損失Lmax(dB)
c) スクリーニング試験の挿入損失上限Lref(dB)
d) 次の事項に関する,この試験方法との差異
− 光源の波長
− スクリーニング用プラグの仕様
− 基準アダプタ
− 前処理方法
− 後処理方法(実施する場合)
− 合否判定基準

――――― [JIS C 61300-2-40 pdf 7] ―――――

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C 61300-2-40 : 2015
附属書JA
(参考)
SM調心円筒形斜めPC端面光ファイバコネクタプラグの
光ファイバコア中心のずれ方向の調整
単心円筒形8度斜めPC端面光コネクタプラグは,8度斜めPC加工後に,光ファイバコア中心のずれ方
向及びコア中心のずれ量を十分小さい不確かさで測定することができない。そのため,フェルール端面を,
8度斜めPC加工する前に,光ファイバコア中心のずれ方向及びコア中心のずれ量を測定するのが一般的で
ある。光ファイバコア中心のずれ方向を特定した後,光ファイバコア中心のずれ方向と垂直な方向に8度
斜めPC加工を行う方法が一般的である。
光コネクタプラグの光ファイバコア中心のずれ方向の調整は,現場でのランダム接続において,Lmax以
下にするために行う。これを実現するために,光コネクタプラグは,フェルール中心と光ファイバコア中
心とのずれ量を,個別に規定のずれ量以下にする必要がある。光コネクタプラグは,フェルール中心と光
ファイバコア中心とのずれ方向がθadj(個別に規定する回転調整角度)[θadj=2π/Nadj(Nadj : 調心数)]以下
となるように調整して組み立てる。調心数Nadjは,4,6又は8が望ましい。
図JA.1−光ファイバコアの調整範囲及びスクリーニング用プラグの光ファイバコア設計位置
斜め端面をもつ光コネクタプラグは全て,フェルール中心軸に対し,端面角度を8度にする。8度の方
向は,ガイドキー方向とは,90度異なる図JA.2で示すx方向とする。調整範囲は,図JA.1に示すガイド
キー方向(Oy軸方向)とする。

――――― [JIS C 61300-2-40 pdf 8] ―――――

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C 61300-2-40 : 2015
図JA.2−光コネクタプラグの調整範囲の推奨方向−8度斜めPC端面光コネクタプラグの一例
注記 この附属書で点線の下線を施していない内容は,対応国際規格では1.4に記載されているが,
この規格の内容を理解しやすくするため,この附属書に移した。
参考文献 JIS C 5965-1 光ファイバコネクタ光学互換−第1部 : シングルモード(1 310 nmゼロ分散形)
光ファイバ用光学互換標準の通則
JIS C 61300-2-41 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第2-41
部 : SM調心円筒形直角PC端面光ファイバコネクタプラグの挿入損失スクリーニング試験
IEC/TR 62627-01,Fibre optic interconnecting devices and passive components−Part 01: Fibre optic
connector cleaning methods

――――― [JIS C 61300-2-40 pdf 9] ―――――

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C 61300-2-40 : 2015
附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
IEC 61300-2-40:2000,Fibre optic interconnecting devices and passive components−
JIS C 61300-2-40:2015 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測
定手順−第2-40部 : SM調心円筒形斜めPC端面光ファイバコネクタプラグの挿入Basic test and measurement procedures−Part 2-40: Tests−Screen testing of
損失スクリーニング試験 attenuation of single-mode tuned angled optical connectors
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1.1 適用 適用範囲及び目的 1.1 JISと同等。 追加 実情と合っていないため。
特有のコア調心方法について,
範囲 を記載。 その説明文を追記した。 IEC規格の改版時に改正提案を行
う。
1.2 試験 試験の概要につい 1.2 JISと同等。 追加 実情と合っていないため。
JIS C 61300-2-41の記載内容を
の概要 て記載。 追記した。 IEC規格の改版時に改正提案を行
う。
1.4 光フ 1.4 光ファイバコア中心のず 削除 附属書JAに記載した。 規定内容ではないため。
ァイバコ れ方向の調整方法を記 IEC規格の改版時に改正提案を行
ア中心の 載。 う。
ずれ方向
の調整
1A 記号 記号を定義。 − − 追加 記号の表記をJIS C 61300-2-41と
JIS C 61300-2-41と同じ記号を
規定した。 統一するため。
IEC規格の改版時に改正提案を行
う。
2.5 スク 試験に用いるスク 2.5 JISと同等。 変更 同じ分類の光ファイバを用い 技術的内容が間違っているため。
C6
リーニン リーニング用プラ 追加 ることを推奨する理由を修正 IEC規格の改版時に改正提案を行
130
グ用プラ グについて記載。 う。
した。その他の技術的内容を追
0-
2
グ(SP) 記した。
-40 : 2015
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JIS C 61300-2-40:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61300-2-40:2000(MOD)

JIS C 61300-2-40:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 61300-2-40:2015の関連規格と引用規格一覧