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C 61340-4-1 : 2008 (IEC 61340-4-1 : 2003)
単位 mm
記号
1 器具のフレキシブルケーブル
2 金属電極取付台に接続した絶縁されたワイ
ヤ
3 絶縁材料
4 金属電極取付台
5 導電性ゴムパッド
6 5.2 a) 又は5.2 b) に規定する総質量にする
ために必要な負荷質量の支持のために使用
する絶縁性材料の円板
7 金属電極
8 平頭ねじ
9 電気的コネクタ
10 器具のフレキシブルケーブル
11 器具のケーブルを収容するための溝(溝の
底にケーブルを固定するためにエポキシ接
着剤を用いる。)
図1−適切な測定電極の2種類の設計例
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C 61340-4-1 : 2008 (IEC 61340-4-1 : 2003)
5.4 支持板
点間抵抗測定では,必要な場合(箇条6参照)及び接地間抵抗測定に,支持板を用いる。支持板は,供
試品と同じ面積と,供試品を支持するのに十分な硬さとをもち,1.0×1014 Ωを超える垂直抵抗をもつ絶縁
材料で構成する。
垂直抵抗測定では,必要な場合(箇条6参照),供試品と同じ面積と,供試品を支持するのに十分な硬さ
とをもつ金属板を用いる。
5.5 絶縁板
垂直抵抗測定では,垂直抵抗が1.0×1014 Ωを超える抵抗をもつ絶縁材料からなる一辺640 mm±10 mm
の正方形で,厚さ5 mm±1 mmの平板を用いる。点間抵抗及び接地間抵抗の測定では,垂直抵抗が1.0×
1014 Ωより大きな抵抗をもつ絶縁材料からなる(1 300 mm±10 mm)×(600 mm±10 mm)の長方形で厚さ5
mm±1 mmの平板を用いる。
6 実験室評価のためのサンプリング
試験材料の選定及びサンプリングは,JIS L 1021-1に従って行う。JIS L 1021-1は,織物の床仕上げ材へ
の使用を意図しているが,その原則は,その他の床仕上げ材にも適用できる。
垂直抵抗測定では,それぞれ一辺500 mm±50 mmの正方形の三つの供試品について試験する。
点間抵抗測定及び接地間抵抗測定では,(1 200 mm±50 mm)×(500 mm±50 mm)の長方形の二つの供試品
を試験する。方向性による違いがある場合は,一つの供試品は,横長の方を縦糸と平行の方向とし,もう
一つの供試品は,横長の方を縦糸と垂直の方向とする。接地間抵抗測定では,製造業者の指示書又は受渡
当事者間の協定によって,各供試品の裏面に接地可能接続点を取り付ける。
点間抵抗及び接地間抵抗測定の場合には,同じ供試品を用いることが望ましい。同じ供試品を用いて点
間抵抗測定を行う場合には,供試品の裏面に取り付けた接地可能接続点は,接地点から絶縁する。
供試品が試験で要求される寸法より小さいタイルの場合には,要求面積を確保するように,幾つかのタ
イルを必要に応じ切断し結合させる。支持板(5.4参照)が必要な場合には,支持板にタイルを取り付け,
隣接するタイルの端を,製造業者の指示書又は合意された方法に従い接続する。接地可能接続点は支持板
に取り付ける前に,一つ又はそれ以上のタイルに取り付ける。ただし,接地可能接続点と接地間抵抗測定
点との距離は1 000 mm±50 mm以上とする(9.4参照)。
金属製支持板に導電性接着剤を用いて固定したタイル以外の試験サンプルが必要となる場合がある。こ
の場合には,支持板への供試品の取付けは,製造業者の指示書又は受渡当事者間の協定によって行う。
7 供試品の準備
必要な場合には,供試品は前処理及び試験の前にクリーニングを行う。クリーニング処理は,製造業者
の指示書又は受渡当事者間の協定によって実施する。
支持板への供試品の取付けが必要な場合は,前処理及び試験の前に実施する。
8 前処理及び試験の雰囲気
別途受渡当事者間の協定又は指定がない場合には,前処理及び試験の雰囲気は,23 ℃±2 ℃で相対湿度
(12±3) %とする。試験前の前処理時間は,48時間以上とする。織物の床仕上げ材は,前処理及び試験の前
に,20 ℃±2 ℃,相対湿度 (65±3) %で24時間以上の予備的前処理を行うことが望ましい。
予備的前処理中及び前処理中は,供試品の周囲の空気が自由に循環できるように,供試品をラック又は
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その他の適切な支持物の上に置く。
施工床の試験のような管理できない条件で試験を実施する場合には,測定時の周囲温度及び相対湿度を
記録する。
9 試験手順
9.1 電極のクリーニング
各試験シーケンスの前に,測定及び対向電極の接触領域を,濃度95 %以上のエタノール又はイソプロパ
ノール (2-propanol) を浸した,毛羽の発生の少ない布を用いてクリーニングする。測定前に表面を乾燥さ
せる。
注記 この規格の使用者は,溶剤の取扱いを規制する地域の規則に留意することが望ましい。
9.2 点間抵抗
実験室評価では,絶縁板(5.5参照)の上に,使用表面を上にして供試品を置く。二つの測定電極(5.2
参照)は,供試品の上にそれぞれの中心間の距離を300 mm±10 mm離して置く。供試品としてタイルを
使用する場合は,測定電極を隣接するタイルの継ぎ目と接触しないように置く。供試品に取り付けたすべ
ての接地可能接続点を確実に絶縁する。
施工床を試験する場合は,測定電極を床表面上に,実験室評価と同じように,測定電極間距離を同じ距
離だけ離して置く。
測定電極を抵抗測定装置(5.1参照)に接続する。設定電圧10 Vから測定を開始し,試験電圧印加15 秒
±2秒後に抵抗値を読み取る。値が1.0×106 Ωを超える場合は,100 Vに設定し再度測定を行う。この2
回目の測定値が1.0×1011 Ωを超える場合は,500 Vに設定し,最終測定を行う。次のいずれにも該当しな
い場合は,5.1の抵抗測定装置を用いて電圧及び抵抗の範囲に適合する読取値を記録する。
a) 10 Vで測定した抵抗値が1.0×106 Ωを超え,かつ,100 Vで測定した抵抗値が1.0×106 Ω未満。
b) 100 Vで測定した抵抗値が1.0×1011 Ωを超え,かつ,500 Vで測定した抵抗値が1.0×1011 Ω未満。
この場合には,高い方の電圧レベルで測定した抵抗値を記録する。
実験室評価では,以前の測定点より100 mm以上離れたその他の位置に測定電極を置き,測定を繰り返
す。測定は,直線的な方向で行う。すなわち,加工方向と平行に測定電極を置いて測定し,この測定とは
別に加工方向と垂直に測定電極を置いて測定する。供試品当たり6回以上の測定を行う。
施工床の測定では,測定回数は,対象とする床を代表するように選定する。この場合6回以上測定する。
9.3 垂直抵抗(実験室評価だけに適用)
対向電極(5.3参照)を絶縁板(5.5参照)の上に置く。供試品を,使用表面を上にして,対向電極の上
に置く。測定電極(5.2参照)一つを,その中心が供試品のすべての端から100 mm以上離して試料の上に
置く。供試品の形成にタイルを使用する場合は,隣接するタイルの継ぎ目に接触しないように測定電極を
置く。
測定電極及び対向電極を抵抗測定装置(5.1参照)に接続する。設定電圧10 Vから測定を開始し,試験
電圧印加15秒±2 秒後に抵抗値を読み取る。値が1.0×106 Ωを超える場合は,100 Vに設定し再測定を
行う。この2回目の測定値が1.0×1011 Ωを超える場合は,500 Vに設定し,最終測定を行う。次のいずれ
にも該当しない場合は,5.1の抵抗測定装置を用いて電圧及び抵抗の範囲に適合する読取値を記録する。
a) 10 Vで測定した抵抗値が1.0×106 Ωを超え,かつ,100 Vで測定した抵抗値が1.0×106 Ω未満。
b) 100 Vで測定した抵抗値が1.0×1011 Ωを超え,かつ,500 Vで測定した抵抗値が1.0×1011 Ω未満。
この場合には,高い方の電圧レベルで測定した抵抗値を記録する。
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C 61340-4-1 : 2008 (IEC 61340-4-1 : 2003)
各供試品について,6回以上の測定を行うように測定手順を繰り返す。電極の位置は,以前に行ったす
べての測定位置から100 mm以上離す。
9.4 接地間抵抗
実験室評価では,絶縁板(5.5参照)の上に,使用表面を上にして供試品を置く。測定電極(5.2参照)
一つの中心を供試品のすべての端から100 mm以上離して,試料の上に置く。供試品の形成にタイルを使
用する場合は,隣接するタイルの継ぎ目に接触しないように測定電極を置く。
測定電極及び対向電極を抵抗測定装置(5.1参照)に接続する。設定電圧10 Vから測定を開始し,試験
電圧印加15秒±2 秒後に抵抗値を読み取る。値が1.0×106 Ωを超える場合は,100 Vに設定し再度測定
を行う。この2回目の測定値が1.0×1011 Ωを超える場合は,500 Vに設定し,最終測定を行う。
次のいずれにも該当しない場合は,5.1の抵抗測定装置を用いて電圧及び抵抗の範囲に適合する読取値を
記録する。
a) 10 Vで測定した抵抗値が1.0×106 Ωを超え,かつ,100 Vで測定した抵抗値が1.0×106 Ω未満。
b) 100 Vで測定した抵抗値が1.0×1011 Ωを超え,かつ,500 Vで測定した抵抗値が1.0×1011 Ω未満。
この場合は,高い方の電圧レベルで測定した抵抗値を記録する。
各供試品について,6回以上の測定を行うように測定手順を繰り返す。電極の位置は,以前に行ったす
べての測定位置から100 mm以上離す。また,1回以上は,接地可能接続点から1 000 mm±50 mm離れた
位置に電極を置いて測定を行う。電極の位置は,以前に行ったすべての測定点から100 mm以上離す。
施工床を試験する場合は,電極を床表面の上に置き,抵抗測定装置を電極,建物接地,その他の適切な
接地点に接続する。接地可能接続点の位置が既知の場合,接地可能接続点の上に電極を置いて行い,また,
1回以上は,接地可能接続点から1 000 mm±50 mm離れた位置に電極を置いて測定を行う。
施工床の測定では,測定回数は,対象とする床を代表するように選定する。この場合6回以上測定する。
10 計算及び結果の表示
各サンプル及び各種類の測定について,個別の測定値の幾何平均(3.2参照)を計算する。個別の結果及
び幾何平均の両方を2けたの有効数字で表す。
11 試験報告書
試験報告書には,次の情報を含む。
a) この規格の番号
b) 試験サンプルを明確化するために必要なすべての情報
c) 試験実施日
d) 次のような予備的前処理,前処理及び試験の雰囲気
− 実験室評価の場合は,予備的前処理(実施した場合),前処理,試験の温度及び相対湿度,並びに予
備的前処理及び前処理の時間
− 施工床の試験の場合は,試験時の温度及び相対湿度
e) クリーニング及び仕上げ手順の詳細事項
f) 小さな供試品を結合するために使用した手順の詳細事項
g) 使用した支持板及び支持板に供試品を固定するために使用した手順並びに材料の詳細
h) 供試品に接地可能接続点を固定するために使用した手順及び材料の詳細
i) 測定の種類 : 点間抵抗,垂直抵抗及び接地間抵抗
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C 61340-4-1 : 2008 (IEC 61340-4-1 : 2003)
j) 測定時に使用した負荷状態での回路電圧
k) 各供試品について,各種類の測定のすべての個別の値
l) 各サンプルについて,各種類の測定のすべての結果の幾何平均
m) 試験結果に影響すると考えられる,この規格若しくは引用規格に規定していない,又はオプションと
みなされる操作
JIS C 61340-4-1:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61340-4-1:2003(IDT)
JIS C 61340-4-1:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.220 : 電気学.磁気学.電気的及び磁気的測定 > 17.220.99 : 電気及び磁気学に関するその他の規格
JIS C 61340-4-1:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISL1021-1:2007
- 繊維製床敷物試験方法―第1部:物理試験のための試験片の採取方法