JIS C 61340-4-1:2008 静電気―第4-1部:特定応用のための標準的な試験方法―床仕上げ材及び施工床の電気抵抗

JIS C 61340-4-1:2008 規格概要

この規格 C61340-4-1は、静電気対策に使用するすべての種類の床仕上げ材及び施工床の電気抵抗の求め方について規定。

JISC61340-4-1 規格全文情報

規格番号
JIS C61340-4-1 
規格名称
静電気―第4-1部 : 特定応用のための標準的な試験方法―床仕上げ材及び施工床の電気抵抗
規格名称英語訳
Electrostatics -- Part 4-1:Standard test methods for specific applications -- Electrical resistance of floor coverings and installed floors
制定年月日
2008年3月20日
最新改正日
2017年10月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 61340-4-1:2003(IDT)
国際規格分類

ICS

17.220.99, 59.080.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
2008-03-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS C 61340-4-1:2008 PDF [10]
                                                            C 61340-4-1 : 2008 (IEC 61340-4-1 : 2003)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 装置・・・・[2]
  •  5.1 抵抗測定装置・・・・[2]
  •  5.2 測定電極・・・・[3]
  •  5.3 対向電極・・・・[3]
  •  5.4 支持板・・・・[5]
  •  5.5 絶縁板・・・・[5]
  •  6 実験室評価のためのサンプリング・・・・[5]
  •  7 供試品の準備・・・・[5]
  •  8 前処理及び試験の雰囲気・・・・[5]
  •  9 試験手順・・・・[6]
  •  9.1 電極のクリーニング・・・・[6]
  •  9.2 点間抵抗・・・・[6]
  •  9.3 垂直抵抗(実験室評価だけに適用)・・・・[6]
  •  9.4 接地間抵抗・・・・[7]
  •  10 計算及び結果の表示・・・・[7]
  •  11 試験報告書・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 61340-4-1 pdf 1] ―――――

C 61340-4-1 : 2008 (IEC 61340-4-1 : 2003)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本電子部品信頼性センター (RCJ)
及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS C 61340の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 2170 静電気電荷蓄積を防止する固体平面材料の抵抗及び抵抗率試験方法 (IEC 61340-2-3)
JIS C 61340-2-1 静電気−測定方法−材料及び製品の静電気電荷拡散性能の測定方法 (IEC 61340-2-1)
JIS C 61340-3-1 静電気−静電気の影響をシミュレーションする方法−人体モデル (HBM)−部品試験
(IEC 61340-3-1)
JIS C 61340-4-5 静電気−特定応用のための標準的試験方法−人体と組み合わせた履物及び床システ
ムの静電気防止性能の評価方法 (IEC 61340-4-5)
また,JIS C 61340-4-1に関連する標準情報として,次のものがある。
TR C 0027-1 静電気現象からの電子デバイスの保護−第1部 : 一般要求事項 (IEC TR 61340-5-1)
TR C 0027-2 静電気現象からの電子デバイスの保護−第2部 : 使用者のための指針
(IEC TS 61340-5-2)
TR C 0036 静電気−測定方法−帯電性の測定 (IEC/TR 61340-2-2)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 61340-4-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 61340-4-1 : 2008
(IEC 61340-4-1 : 2003)

静電気−第4-1部 : 特定応用のための標準的な試験方法−床仕上げ材及び施工床の電気抵抗

Electrostatics-Part 4-1 : Standard test methods for specific applications- Electrical resistance of floor coverings and installed floors

序文

  この規格は,2003年に第2版として発行されたIEC 61340-4-1を基に,技術的内容及び対応国際規格の
構成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,静電気対策に使用するすべての種類の床仕上げ材及び施工床の電気抵抗(以下,抵抗とい
う。)の求め方について規定する。この規格で求める抵抗は,1.0×104 Ω以上で1.0×1013Ω未満の接地間
抵抗,点間抵抗及び垂直抵抗である。管理された環境条件で実施する実験室評価は,分類(クラス分け)
又は品質管理の目的で用いることができる。管理されていない環境条件での施工床の試験は,正しく施工
されているかの判断又は使用中の床のシステム検証の一部として用いることができる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61340-4-1 : 2003,Electrostatics−Part 4-1 : Standard test methods for specific applications−
Electrical resistance of floor coverings and installed floors (IDT)
なお,対応の程度を表す記号 (IDT) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示
す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。
この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 1021-1 繊維製床敷物試験方法−第1部 : 物理試験のための試験片の採取方法
注記 対応国際規格 : ISO 1957, Machine-made textile floor coverings−Selection and cutting of
specimens for physical tests (IDT)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

――――― [JIS C 61340-4-1 pdf 3] ―――――

2
C 61340-4-1 : 2008 (IEC 61340-4-1 : 2003)
3.1
受入試験 (acceptance testing)
施工直後の床又は初回受入前の製造サンプルについて利用者が実施する試験。
3.2
幾何平均 (geometric mean)
n個の数の積のn乗根。 n y1 y2 ...yn
3.3
接地可能接続点 (groundable point)
床仕上げ材と接地点との接続を容易にする結合部。
3.4
絶縁材料 (insulating material)
1.0×1014 Ωを超える垂直抵抗をもつ材料。
3.5
実験室評価 (laboratory evaluations)
管理された実験室環境下で実施する測定。
3.6
接地間抵抗 (resistance to ground)
接地又は接地可能接続点と使用表面の上に置いた一つの測定電極との間で測定した抵抗。
3.7
点間抵抗 (point-to-point resistance)
使用表面の上に置いた二つの測定電極間で測定した抵抗。
3.8
垂直抵抗 (vertical resistance)
試験材料の表面に置いた一つの測定電極と裏面の対向電極との間で測定した抵抗。

4 原理

  試験材料の使用表面を横切る抵抗及び試験材料の垂直抵抗は,高抵抗計又は他の適切な機器を用いて測
定する。点間抵抗測定は,床仕上げ材の使用表面を横切って電荷が伝導する性能又は電荷吸い込みの機能
を果たす性能を評価するのに適している。床仕上げ材の抵抗,すなわち,接地間抵抗及び垂直抵抗の測定
は,床仕上げ材下への電荷吸い込み,使用表面又は使用表面に接触した導体から電荷が伝導する性能を評
価することに適している。接地間抵抗測定のシミュレーションは,試験用床仕上げ材の裏に接地可能接続
点を取り付けて実験室環境で行う。

5 装置

5.1 抵抗測定装置

  抵抗測定装置は,電源内蔵形の抵抗計(オームメータ)又は抵抗測定のために適切に配置した電源及び
電流計によって構成し,±10 %の精度で,次の要求事項を満たさなければならない。
5.1.1 実験室評価
抵抗測定装置は,それぞれの負荷状態において,次の回路電圧をもたなければならない。
− 1.0×106 Ω未満の抵抗値の場合は,10 V±0.5 V

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                                                                                              3
C 61340-4-1 : 2008 (IEC 61340-4-1 : 2003)
− 1.0×106 Ω以上1.0×1011 Ω未満の抵抗値の場合は,100 V±5 V
− 1.0×1011 Ω以上の抵抗値の場合は,500 V±25 V
抵抗測定装置の測定範囲は,抵抗の予測範囲より両側に1けた以上広い範囲とする。抵抗測定装置は,
意図しない接地経路が測定に影響しないようにして使用する。
5.1.2 受入試験
受入試験には,実験室評価装置又は次の開放回路電圧をもつ装置を用いる。
− 1.0×106 Ω未満の抵抗値の場合は,10 V±0.5 V
− 1.0×106 Ω以上1.0×1011 Ω未満の抵抗値の場合は,100 V±5 V
− 1.0×1011 Ω以上の抵抗値の場合は,500 V±25 V
装置の測定範囲は,抵抗の予測範囲より両側に1けた以上広い範囲とする。装置は,意図しない接地経
路が測定に影響しないようにして使用する。
疑義がある場合,実験室評価装置を使用する。

5.2 測定電極

  測定電極は,抵抗測定装置に接続する端子をもつ二つの円筒形の金属電極(ステンレス鋼がよい。)によ
って構成する。適切な電極の例を,図1に示す。各電極は,直径65 mm±5 mmの平たんで円形の接触領
域をもつ。硬く変形しない表面の測定では,接触領域は,60±10のショアAのデュロメータ硬さをもつ導
電性ゴムパッドとする。導電性ゴムパッドを取り付けた各測定電極の接触抵抗は,対向電極(5.3参照)上
に直接測定電極を置いて測定したときに1 000 Ω 未満とする。織物状の床仕上げ材のような変形可能な表
面の場合は,導電性ゴムパッドは必ずしも使用しなくてもよい。この場合の接触領域は,金属電極の下部
表面とする。
各測定電極の総質量は,次のいずれかとする。
a) 硬く変形しない表面の測定は2.5 kg±0.25 kg
b) その他の表面の測定は5.0 kg±0.25 kg
注記 質量を追加するための支持台として,1.0×1014 Ωを超える垂直抵抗をもつ絶縁体の円板を用い
てもよい(図1参照)。

5.3 対向電極

  対向電極は,600 mm±10 mm角で厚さ1 mm(公称値)の平たんなステンレス鋼の板で,抵抗測定装置
に接続する端子をもつ。

――――― [JIS C 61340-4-1 pdf 5] ―――――

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  • IEC 61340-4-1:2003(IDT)

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JIS C 61340-4-1:2008の関連規格と引用規格一覧