47
C 6822 : 2009
K.6.3 代用法
K.6.3.1 位相校正用光ファイバの片端(入射端)を光源に結合する。他端(出射端)を検出器に結合する。
K.4.3に従って,位相シフト 愀 定する。
K.6.3.2 位相校正用光ファイバの出射端を検出器から取り外し,位相校正用光ファイバと検出器との間に,
被測定光ファイバと同じタイプで,代表的には2 m3 m程度の既知の長さの光ファイバを結合する。こ
の光ファイバの長さは,例えば,校正されたメートル法で測定する。K.6.3.1で使用したfmaxと同じ値を使
用して,K.4.3に従って位相シフト 戰 定する。
K.6.3.3 群屈折率を,式 (K.6) によって求める。
sub cal c
N (K.6)
Lsub fmax 2π
ここに, N : 群屈折率
拿 位相校正用光ファイバの位相角 (rad)
愀 接続した既知の長さの光ファイバの位相角 (rad)
c : 真空中での光速 (m/s)
Lsub : 結合した光ファイバの長さ (m)
fmax : 最大周波数 (Hz)
群屈折率決定の精度は,位相シフト法で測定する長さの精度に影響を与える。非常に精密な値とすれば,
群屈折率は光ファイバごとに変わり,温度又は圧力によっても変わることに注意する。
図K.1−光ファイバ長測定装置
参考文献 [1] YOUNG, M., HALE, P.D., MECHELS, S.E. Optical Fiber Geometry: Accurate Measurement of
Cladding Diameter. Journal of Research of the National Institute of Standards and Technology,
March-April 1993, vol. 98, no 2, p.203-216
[2] JIS C 6850 光ファイバケーブル通則
注記 対応国際規格 : IEC 60794-1-1,Optical fibre cables−Part 1-1 : Generic specification
−General (MOD)
――――― [JIS C 6822 pdf 51] ―――――
48
C 6822 : 2009
C6
2
附属書JA
822
(参考)
: 20
JISと対応国際規格との対比表
09
JIS C 6822 : 2009 光ファイバ構造パラメータ試験方法−寸法特性 IEC 60793-1-20 : 2001 Optical fibres−Part 1-20 : Measurement methods and test
procedures−Fibre geometry
IEC 60793-1-21 : 2001 Optical fibres−Part 1-21 : Measurement methods and test
procedures−Coating geometry
IEC 60793-1-22 : 2001 Optical fibres−Part 1-22 : Measurement methods and test
procedures−Length measurement
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (IV) ISと国際規格との技術的差異(V) ISと国際規格と
国際規格 の箇条ごとの評価及びその内容 の技術的差異の理由及
番号 び今後の対策
箇条番号及び題 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
名 番号 の評価
1 適用範囲 IEC
シングルモード光ファイバ,石英 1 裸光ファイバの寸法 変更 JISは,IEC規格の3規 規格利用者の利便性の
60793-1-20
系マルチモード光ファイバ,多成 測定方法を規定。 格を1規格に統合。 ため。
分系マルチモード光ファイバ,プ
IEC 1 被覆光ファイバの寸
ラスチッククラッドマルチモー 60793-1-21 法測定方法を規定。
ド光ファイバ及び全プラスチッ IEC 1 光ファイバの長さの 追加 JISは,IEC規格が対象 JISは,我が国で普及し
クマルチモード光ファイバの素 60793-1-22 測定方法を規定。 としない,多成分系マルている種類を採用。
線又は心線の寸法にかかわる構 チモード光ファイバを
造パラメータの試験方法を規定。 追加。
2 引用規格
3 用語及び定義 主な用語の定義を規定。 IEC 4 一致
60793-1-20
4 光ファイバの −
JIS C 6820を引用して,種類を規 − 個別規格では種類を 追加 JISは,規定項目(光フ 適用する光ファイバの
種類 定。 規定していないが,種 ァイバの種類)を追加。明確化のため(JISと
類は,IEC 60793-1-1 なお,JIS C 6820は,IEC
IEC規格との体系の違
に従っている。 規格にない,多成分系マいによる。)。
C6
ルチモード光ファイバ JISは,我が国で普及し
82
及びシングルモード分 ている種類を採用。
2 : 2
散フラット形光ファイ
00
バを追加している。
9
2
――――― [JIS C 6822 pdf 52] ―――――
49
C 6822 : 2009
C6
2
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (IV) ISと国際規格との技術的差異(V) ISと国際規格と
国際規格 の箇条ごとの評価及びその内容 の技術的差異の理由及
822
番号 び今後の対策
: 2
箇条番号及び題 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
名 番号 の評価
09
5 試験状態 JIS C 60068-1を引用して,試験− − 個別規格では規定し 追加 JISは,規定項目(試験 測定方法の規格には,試
場所の状態(温度,相対湿度及び ていないが,試験状 状態)を追加。 験状態の規定が必要
大気圧)を規定。 態は,IEC 60068-1 また,JISは,現場測定 (JISとIEC規格との体
に従っている。 も考慮している。 系の違いによる。)。
6 光ファイバ寸 被覆をはいだ裸光ファイバの寸 IEC 3 一致
法測定方法 法特性の測定方法を規定。 60793-1-20 511
7 被覆寸法測定 被覆された光ファイバ素線及び IEC 3 一致
方法 60793-1-21
心線の被覆寸法測定方法を規定。 511
8 長さ測定方法 光ファイバの長さ及び伸びの測 IEC 39 一致
定方法を規定。 60793-1-22
附属書A(規定)測定方法1-A IEC 附属書A 一致
附属書B(規定)測定方法1-B 60793-1-20 (規定)
附属書C(規定)測定方法1-C 附属書B
附属書D(規定)測定方法1-D (規定)
附属書C
(規定)
附属書D
(規定)
附属書E(規定)測定方法2-A IEC 附属書A 一致
附属書F(規定)測定方法2-B 60793-1-21 (規定)
附属書B
(規定)
C6 822 : 2009
2
――――― [JIS C 6822 pdf 53] ―――――
50
C 6822 : 2009
C6
2
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (IV) ISと国際規格との技術的差異(V) ISと国際規格と
8
国際規格 の箇条ごとの評価及びその内容 の技術的差異の理由及
22 : 2
番号 び今後の対策
箇条番号及び題 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
00
名 番号 の評価
9
附属書G(規定)測定方法3-A IEC 附属書A 一致
附属書H(規定)測定方法3-B 60793-1-22 (規定)
附属書I(規定)測定方法3-C 附属書B
附属書J(規定)測定方法3-D (規定)
附属書K(規定)測定方法3-E 附属書C
(規定)
附属書D
(規定)
附属書E
(規定)
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : (IEC 60793-1-20 : 2001,IEC 60793-1-21 : 2001,IEC 60793-1-22 : 2001),MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致·················· 技術的差異がない。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。
C6 822 : 2009
2
JIS C 6822:2009の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60793-1-20:2001(MOD)
- IEC 60793-1-21:2001(MOD)
- IEC 60793-1-22:2001(MOD)
JIS C 6822:2009の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.10 : 光ファイバ及び光ケーブル
JIS C 6822:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60068-1:2016
- 環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針
- JISC6820:2018
- 光ファイバ通則
- JISC6823:2010
- 光ファイバ損失試験方法
- JISC6827:2015
- 光ファイバ波長分散試験方法
- JISC6828:2019
- 光ファイバ構造パラメータ測定器校正方法