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C 8201-7-1 : 2016
表1−円形銅導体の標準断面積(続き)
メートル表示の 標準断面積
標準断面積 AWG又はkcmil(参考値) 等価のメートル断面積
mm2 mm2
120 250 kcmil 127
150 300 kcmil 152
185 350 kcmil 177
240 500 kcmil 253
300 600 kcmil 304
表1A−円形銅導体の標準断面積及び導体径(JIS C 3307及びJIS C 3316による導体)
標準断面積及び導体径
より線 単線
mm2 mm
− 0.5a)
0.5a) 0.8
0.75 1
1.25 1.2
2 1.6
3.5 2
5.5 2.6
8 3.2
14 −
22 −
38 −
60 −
100 −
150 −
200 −
250 −
325 −
注a) IS C 3307及びJIS C 3316にない標準断面積
及び導体径である。
4.3.4 定格断面積
定格断面積は,表1又は表1Aに示す標準断面積から選択する。
4.3.5 定格接続容量
定格断面積が0.238 mm2(単線の場合は,導体径0.53.2 mm)の端子台だけに適用する。
端子台は,明示する定格断面積に対し表2又は表2Aに示す範囲の断面積又は導体径の導体を接続でき
なければならない。定格断面積が38 mm2を超える端子台については,定格接続容量を規定しない。
導体は,硬質(単線又はより線)又は可とうのいずれでもよい。
製造業者は,接続できる導体の最大及び最小の断面積並びに形式を明確にし,該当する場合には,各締
付具に同時に接続できる導体の数を明確にする。
製造業者は,導体の端末に必要な処理方法も明確にする。
――――― [JIS C 8201-7-1 pdf 6] ―――――
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C 8201-7-1 : 2016
表2−端子台の定格断面積と定格接続容量との関係
定格断面積 定格接続容量
mm2 AWG(参考値) mm2 AWG(参考値)
0.2 24 0.2 24
0.34 22 0.2,0.34 24,22
0.5 20 0.2,0.34,0.5 24,22,20
0.75 18 0.34,0.5,0.75 24,20,18
1 − 0.5,0.75,1 −
1.5 16 0.75,1,1.5 20,18,16
2.5 14 1,1.5,2.5 18,16,14
4 12 1.5,2.5,4 16,14,12
6 10 2.5,4,6 14,12,10
10 8 4,6,10 12,10,8
16 6 6,10,16 10,8,6
25 4 10,16,25 8,6,4
35 2 16,25,35 6,4,2
表2A−端子台のJIS C 3307及びJIS C 3316の定格断面積又は導体径と定格接続容量との関係
定格断面積又は導体径 定格接続容量
より線 単線 より線 単線
mm2 mm mm2 mm
− 0.5a) − 0.5a)
0.5a) 0.8 0.5a) 0.5a),0.8
0.75 1 0.5a),0.75 0.5a),0.8,1
1.25 1.2 0.5a),0.75,1.25 0.8,1,1.2
2 1.6 0.75,1.25,2 1,1.2,1.6
3.5 2 1.25,2,3.5 1.2,1.6,2
5.5 2.6 2,3.5,5.5 1.6,2,2.6
8 3.2 3.5,5.5,8 2,2.6,3.2
14 − 5.5,8,14 −
22 − 8,14,22 −
38 − 14,22,38 −
注a) IS C 3307及びJIS C 3316にない標準断面積及び導体径である。
5 製品情報
5.1 表示
端子台には,容易に消えない方法で明瞭に次の事項を表示しなければならない。
a) 容易に識別できる製造業者名又は商標
b) 製造業者から,又は製造業者のカタログから関連情報を得るためにその識別ができる形式記号
5.2 追加情報
この規格の全ての要求事項に適合した端子台には,次の情報を,例えば,製造業者の形式試験成績書,
カタログ又は包装箱上に明示しなければならない。
a) この規格の規格番号
b) 定格断面積
c) 定格接続容量[表2又は表2Aと異なる場合(同時に接続できる導体の数を含む。)]
――――― [JIS C 8201-7-1 pdf 7] ―――――
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ただし,断面積0.5 mm2及び0.75 mm2の場合は,定格接続容量を明示する。
d) 定格絶縁電圧
e) 定格インパルス耐電圧(インパルス耐電圧を指定しているとき)
f) 使用条件(箇条6の使用条件と異なる場合)
g) 開放熱電流値
注記 開放熱電流は,自由大気中での開放形装置の温度上昇試験に用いる試験電流の最大値である
[JIS C 8201-1の4.3.2.1(開放熱電流)参照]。
6 標準使用,取付け及び輸送条件
JIS C 8201-1の箇条6(標準使用,取付け及び輸送条件)による。
7 構造及び性能に関する要求事項
7.1 構造に関する要求事項
7.1.1 締付具
JIS C 8201-1の7.1.7.1(構造的要求)によるほか,次による。
締付具は,信頼できる機械的結合及び電気的接触が適切に維持されることを確実にする手段によって導
体を接続できなければならない。
注記 ねじ式締付具は,端末をはんだあげした可とう導体の接続には適さない。
締付具は,接続する導体を通して加える力に耐えなければならない。
適合性は,8.3.3.18.3.3.3の試験によって検証する。
接触圧力は,セラミックス(又はより適合する特性をもつ材料)以外の絶縁材料を介して加えてはなら
ない。ただし,金属部に絶縁材料の収縮を補正する十分な弾性がある場合を除く。
接触圧力の試験方法は,考慮中である。
7.1.2 取付け
端子台は,レール又は取付面に確実に取り付ける手段を備えなければならない。
試験方法は,8.3.2による。
注記 レール取付けに関する情報は,JIS C 2812に記載する。
7.1.3 空間距離及び沿面距離
製造業者が指定した端子台の定格インパルス耐電圧(Uimp)及び定格絶縁電圧(Ui)に基づく空間距離
及び沿面距離の最小値は,JIS C 8201-1の表13及び表15による。
製造業者が定格インパルス耐電圧(Uimp)の値を指定していない場合,最低値はJIS C 8201-1の附属書
H(電源システムの公称電圧と装置の定格インパルス耐電圧との間の相関関係)による。
電気的要求事項は,7.2.2による。
7.1.4 締付具の識別及び表示
JIS C 8201-1の7.1.7.4(端子の識別及び表示)によるほか,次による。
端子台は,各々の締付具又はある部分を形成する回路に接続する端子組立品に対し,識別表示又は番号
表示のための手段(少なくともスペース)をもっていなければならない。
注記 その手段は,表示タグ,識別ラベルなどのように,別々に表示する品目からなっていてもよい。
端子台には,緑及び黄色を組み合わせた色を使用してはならない。
――――― [JIS C 8201-7-1 pdf 8] ―――――
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7.1.5 異常過熱及び炎に対する耐性
端子台の絶縁材は,異常過熱及び炎によって影響を受けてはならない。
適合性は,8.5の試験によって検証する。
7.1.6 定格断面積及び定格接続容量
端子台は,定格断面積及び定格接続容量の導体が接続できるように設計しなければならない。
適合性は,8.3.3.4の試験によって検証する。
定格断面積の検証は,8.3.3.5の特殊試験によるのが望ましい。
7.2 性能要求事項
7.2.1 温度上昇
端子台は,8.4.5によって試験したとき,温度上昇は,45 K以下とする。
7.2.2 絶縁特性
製造業者が定格インパルス耐電圧(Uimp)の値を指定する場合[JIS C 8201-1の4.3.1.3(定格インパルス
耐電圧)参照],JIS C 8201-1の7.2.3(耐電圧性能)及び7.2.3.1(インパルス耐電圧)の要求事項を適用
する。
適用する場合,8.4.3 a) によってインパルス耐電圧試験を実施し,これに耐えなければならない。
絶縁の検証に対しては,JIS C 8201-1の7.2.3,7.2.3.2(主回路,補助回路及び制御回路の商用周波耐電
圧)及び7.2.3.5(固体絶縁)の要求事項を適用する。
8.4.3 b) によって商用周波耐電圧試験を実施し,これに耐えなければならない。
空間距離及び沿面距離の検証は,8.4.2による。
製造業者が定格インパルス耐電圧(Uimp)の値を指定していない場合,最低値はJIS C 8201-1の附属書
H(電源システムの公称電圧と装置の定格インパルス耐電圧との間の相関関係)による。
7.2.3 定格短時間耐電流
端子台は,8.4.6の手順に従って試験したとき,120 A/mm2の定格短時間耐電流に1秒間耐えなければな
らない。
7.2.4 電圧降下
端子台に導体を接続することによって生じる電圧降下は,8.4.4によって測定し,8.4.4及び適用する場合
には8.4.7に規定する値を超えてはならない。
7.2.5 エージング後の電気的特性(ねじなし端子台だけ適用)
ねじなし端子台は,8.4.7の手順に従ってエージング試験を実施し,これに耐えなければならない。
7.3 電磁両立性(EMC)
JIS C 8201-1の7.3[電磁両立性(EMC)]及びこの規格の8.6を適用する。
8 試験
8.1 試験の種類
JIS C 8201-1の8.1.1(一般)によるほか,次による。
− 受渡試験は,規定しない。
− 8.3.3.5による定格断面積の検証は,特殊試験とする。
− その他の全ての試験は,形式試験とする。
注記 製造業者と使用者との合意事項は,附属書Bに示す。
――――― [JIS C 8201-7-1 pdf 9] ―――――
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C 8201-7-1 : 2016
8.2 一般
特に指定しない場合には,端子台は新品を用い,清浄な雰囲気中で,通常に使用するように取り付けて
[JIS C 8201-1の6.3(取付け)参照],周囲温度20±5 ℃で試験する。
注記1 一般的に,通常に使用するように取り付けるとは,5個の端子台を連結し,導電部が露出し
ている側をエンドプレートで閉じ,エンドブラケットで支持体に取り付けることを示す。
試験は,細分箇条で規定する順番に行う。
各試験は,別々の新しい試料で行う。
8.3.3.2及び8.3.3.3の試験は同一試料で行う。
導体表面は,性能が低下するような汚損及び腐食があってはならない。
導体の被覆をがすとき,断線,刻み,擦りきずなどのダメージを与えないように注意する。
製造業者が特別な端末処理の必要性を明示する場合,試験報告書にはその処理方法を記載する。
試験は,製造業者が明示する導体(硬質又は可とうのもの)で行う。
端子台の一つ以上が試験に耐えられなかった場合,別の端子台のセットで再試験を行う。再試験は,関
連する全ての試験を再度行わなければならない。
注記2 関連する試験とは,同一試料で行う一連の試験をいう。
8.3 機械的特性の検証
8.3.1 一般
機械的特性の検証は,次の試験を含む。
− 支持体への端子台の取付け(8.3.2参照)
− 締付具の機械的強度(8.3.3.1参照)
− 締付具への導体の取付け(8.3.3.2及び8.3.3.3参照)
− 定格断面積及び定格接続容量(8.3.3.4及び8.3.3.5参照)
8.3.2 支持体への端子台の取付け
この試験は,製造業者の指示に従って支持体に取り付けた5個の端子台において,中央に位置する端子
台の締付具2個に対して行う。
長さ150 mmで表3又は表3Aに規定する直径の鋼製の丸棒を,各締付具に連続して固定する。
表3又は表3Aで指定の鋼製の丸棒を固定できない締付具をもつ端子台(例えば,ケーブルラグなど端
末処理導体だけを接続する目的の締付具を備えたもの)に対しては,表3又は表3Aで指定する鋼製の丸
棒によらず,締付具に接続可能な棒(例えば,先端に端子ねじに対応した孔をもつ平らな条片など)で代
用してもよい。この場合,表3又は表3Aで指定する力で変形などがなく十分耐力のある棒でなければな
らない。
締付トルクは,JIS C 8201-1の表4又は製造業者が定めるトルクの110 %とする。
図1に従って締付具の中心から100 mmの所の上方向及び下方向に,表3又は表3Aの値に等しい力を
衝撃なしに棒に加える。
試験の間端子台は,そのレール又は支持体からの緩みがなく,その他のどんな損傷も受けてはならない。
――――― [JIS C 8201-7-1 pdf 10] ―――――
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JIS C 8201-7-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60947-7-1:2009(MOD)
JIS C 8201-7-1:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.130 : 開閉装置及び制御装置 > 29.130.20 : 低電圧開閉用及び制御装置
JIS C 8201-7-1:2016の関連規格と引用規格一覧
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