この規格ページの目次
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C 8202-2 : 2013
3.1.21
デカップリング回路(decoupling circuit)
AS-iネットワークで,直流源と物理データの伝送とを分離するための,AS-i電源の一部。
3.1.22
ディテクションフェーズ(detection phase)
AS-iマスタの実行制御が,接続され動作している全てのAS-iスレーブを見つけようと試みる期間。
注記 見つかったAS-iスレーブは,ディテクトスレーブのリスト(LDS)に全て記載する。
3.1.23
地絡検出器(earth-fault detector)
AS-i伝送システムの要求事項に準拠した特殊な絶縁監視装置。AS-iネットワークと地面との間の非対称
な絶縁の低下を検出できる。
3.1.24
実行制御(execution control)
メッセージの交換を制御したり,コントローラ・インタフェースに幾つかの機能を提供したりするAS-i
マスタの機能。
3.1.25
拡張アドレスモード(extended addressing mode)
AS-iスレーブの最大数を31(アドレスの範囲は131)から62(アドレスの範囲は1A/1B31A/31B)
までに倍増させるモード。
3.1.25A
標準アドレスモード
スレーブの最大数を31(アドレスの範囲は131)とするモード。
3.1.25B
標準スレーブ
標準アドレスモードを使用するAS-iスレーブ。
3.1.25C
拡張スレーブ
拡張アドレスモードを使用するAS-iスレーブ。
3.1.26
フィールド装置(field devices)
AS-iスレーブに接続した構成部品。例えば,アクチュエータ,センサ,プッシュボタン,表示灯などが
ある。
注記 図1に示す“高度な”フィールド装置には,AS-i集積回路も含まれている。
3.1.27
I/Oコンフィギュレーション,I/Oコード(I/O configuration)
AS-iスレーブのI/Oポートでデータが流れる方向を定義する4ビットのセット。
3.1.28
識別コード,IDコード(identification code)
所定のI/Oコンフィギュレーションに対するAS-iスレーブの種類を定義する4ビットのセット(オプシ
ョンとして,増設の2×4ビットで構成する拡張IDコードがある。)。
――――― [JIS C 8202-2 pdf 11] ―――――
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C 8202-2 : 2013
3.1.29
入力データイメージ,IDI(input data image)
AS-iスレーブから受信し,AS-iマスタに保存する入力データ。
3.1.30
アクティブAS-iスレーブのリスト,LAS(list of active slaves)
AS-iマスタと適切に通信できる,AS-iラインにある全てのAS-iスレーブのリスト。
注記 このリストは,AS-iマスタで利用できる。
3.1.31
ディテクトスレーブのリスト,LDS(list of detected slaves)
AS-iマスタが実際に見付けたAS-iスレーブのリスト。
注記 このリストは,AS-iマスタで利用できる。
3.1.32
ペリフェラルフォルトのリスト,LPF(list of peripheral faults)
ペリフェラルフォルトビットが“1”にセットされている全てのAS-iスレーブのリスト。
注記 このリストは,AS-iマスタで利用できる。
3.1.33
プロジェクトスレーブのリスト,LPS(list of projected slaves)
ターゲット・コンフィギュレーションとして設定した,システムの全てのAS-iスレーブのリスト。
注記 このリストはAS-iマスタで利用でき,設定した全てのAS-iスレーブのコンフィギュレーショ
ン データ(CD)が含まれている。
3.1.34 (“マスタ”は,3.1.10と同義のため,削除)
3.1.35
マスタポーズ(master pause)
マスタリクエストの最終ビットと,AS-iスレーブレスポンスの第1ビットとの間の期間。AS-iマスタの
ポートで測定する。
3.1.36
マスタリクエスト(master request)
AS-iマスタから一つのスレーブに送信する(ブロードキャストを除く)データ,パラメータ又は機能。
注記 このマスタリクエストの内容は,(AS-iスレーブの出力ポートに送る)データ,パラメータ又
はコマンドのいずれかである。
3.1.37
不揮発性保存データ(non-volatile stored data)
電源が途絶えても,変化せずに残り続けるデータ。
3.1.38
操作アドレス(operation address)
ゼロアドレス以外のAS-iスレーブのアドレス。
3.1.39
出力電流限界,ILim(output current limit)
全ての環境又は負荷条件を問わず,超えてはならない電源の出力電流。
――――― [JIS C 8202-2 pdf 12] ―――――
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C 8202-2 : 2013
3.1.40
出力データイメージ,ODI(output data image)
AS-iスレーブに転送するためにAS-iマスタに保存した出力データ。
3.1.41
パラメータイメージ,PI(parameter image)
AS-iネットワークにある全てのAS-iスレーブの機能を指定するパラメータ(4ビットのセット)。
3.1.42
p-故障(p-fault)
ペリフェラルフォルトが発生したことをAS-iマスタに信号で伝えること。
注記 ペリフェラルフォルトが発生した場合,AS-iマスタが“ReadStatust”リクエストする場合,
AS-iスレーブレスポンスは,S1ビットが“1”になる。
3.1.43
AS-iリピータ(AS-i repeater)
AS-i信号を再生し,AS-iネットワークの部品同士を電気的に分離して,ネットワークの長さを100 m以
上に伸ばすことができるようにする装置。
3.1.44
選択ビット(select bit)
拡張アドレスモードで,A スレーブとB スレーブとを区別するために用いる,マスタリクエストにあ
るビット。
3.1.45
送信ポーズ(send pause)
AS-iスレーブレスポンスを受信した後に,何も送信を行わない期間。
3.1.46 (“スレーブ”は,3.1.14と同義のため,削除)
3.1.47
スレーブポーズ(slave pause)
マスタのポートで測定する,スレーブレスポンスの最終ビットと,次のマスタリクエストの第1ビット
との送信が始まるまでの期間。
3.1.48
スレーブレスポンス(slave response)
マスタリクエストを受信し,エラーが生じることなく処理された後,AS-iスレーブからAS-iマスタに
送られるメッセージ。
注記 このレスポンスの内容は,データ又はリクエストのいずれかに対する結果である。
3.1.49
対称性回路(symmetrizing circuit)
AS-iネットワークで,物理データの送信条件を整えるためのAS-i電源の一部。
3.1.50
トランザクション(transaction)
シングルトランザクションタイプの場合のマスタポーズの期間内での伝送の単位。マスタリクエスト及
びスレーブレスポンスで構成する。
――――― [JIS C 8202-2 pdf 13] ―――――
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C 8202-2 : 2013
3.1.50A
シングルトランザクションタイプ,STT
1回の伝送でデータを処理する方法。
3.1.50B
マルチトランザクションタイプ,MTT
複数回の伝送でデータを処理する方法。
3.1.50C
コンバインドトランザクションタイプ,CTT
マルチトランザクションタイプの一連の伝送方法。
3.1.51
伝送制御(transmission control)
データの送信,送信の一時停止,及び故障時(例えば,送信に失敗した場合,AS-iスレーブからのレス
ポンスが欠落している場合,無効なレスポンスを受信した場合など)の再送信を制御するAS-iマスタの機
能。
3.1.51A
トリプルシーケンス(triple sequence)
データトリプルで伝送するように,データの並び順序を指定した一連のデータ並び。
3.1.52
揮発性保存データ(volatile stored data)
電源が途絶えた場合,消失するデータ。
3.1.53
ゼロアドレス(zero address)
AS-iスレーブに新しいアドレスをオンラインで指定するために確保された,特殊なアドレス。
3.1.53A
ニブル
4ビットのデータ。
3.2 記号及び略号
AIDI アナログ入力データイメージ
AODI アナログ出力データイメージ
APF AS-i電源の故障
APM 交番パルス変調
APO AS-i電源オン(ON)
AS-i アクチュエータ センサ インタフェース
ASI+ AS-iネットワークの正電位
ASI− AS-iネットワークの負電位
CB 制御ビット
CD コンフィギュレーション データ
CDI コンフィギュレーション データイメージ
CTT コンバインドトランザクションタイプ
EB エンドビット
――――― [JIS C 8202-2 pdf 14] ―――――
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C 8202-2 : 2013
IDI 入力データイメージ
Ie AS-i電源の定格出力電流
ILim 出力電流限界
LAS アクティブAS-iスレーブのリスト
LDS ディテクトスレーブのリスト
LPF ペリフェラルフォルトのリスト
LPS プロジェクトスレーブのリスト
MAN マンチェスタIIコード
MTT マルチトランザクションタイプ
ODI 出力データイメージ
PB パリティービット
PCD パーマネントコンフィギュレーション データ
PI パラメータイメージ
PP パーマネントパラメータ
PSK 位相キーイング
Sel 拡張アドレスモードに用いる選択ビット
ST スタートビット
STT シングルトランザクションタイプ
TBit ビットタイム
TS トランザクション・ステータス
00Hex 数値の16進数表示,例えば,1FHex=31,FHex=15
00Bin 数値の2進数表示,例えば,1100 Bin=12,0110 Bin=6
4 分類
4.1 概要
AS-iは,主に,多重階層の最下位レベルに適用する。AS-iでは,2進要素と制御装置とを接続するため
の一般的要求事項に重点を置いている。このため,AS-iは,リアルタイム処理,費用対効果がよい設計,
設置,操作,メンテナンス及び修理が必要不可欠な,機械類及び工場建設における要求事項を満足してい
る。
AS-iは,アクチュエータ,センサ,又はその他の装置及び機器自体に物理的に一体化させて,“高度な”
2進アクチュエータ,センサ,その他の装置又は機器に対する選択肢を広げるインタフェースとして用い
ることができる。また,AS-iを別個のモジュールに使用して,市場で入手できる典型的な四つのアクチュ
エータ機器,センサ,その他の装置又は素子とのインタフェースを実現することもできる。
この様々なアクチュエータ機器,センサ,又はその他の装置及び機器を,制御装置と接続するため,AS-i
は,二つの異なるユニットの構造に組み込まれ,図1 a)に示す三つのインタフェースをもつ。
論理的には,AS-iは,1台のAS-iマスタ及び最大31台(拡張アドレスモードの場合は62台)のAS-i
スレーブで構成する,一種のマスタ−スレーブ通信システムである。AS-iマスタは,データ及びパラメー
タを特定のAS-iスレーブに送信する。AS-iスレーブは,データを出力ポートに送るか,又はリクエスト
された手順(例えば,ResetSlaveなど)を処理し,それぞれ,入力データ又は処理した手順の結果をAS-i
マスタに返す。
――――― [JIS C 8202-2 pdf 15] ―――――
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JIS C 8202-2:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 62026-2:2008(MOD)
JIS C 8202-2:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.200 : インタフェース及び相互接続設備
- 29 : 電気工学 > 29.130 : 開閉装置及び制御装置 > 29.130.20 : 低電圧開閉用及び制御装置
JIS C 8202-2:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB3502:2011
- プログラマブルコントローラ―装置への要求事項及び試験
- JISB3502:2021
- 工業プロセス測定及び制御プログラマブルコントローラ―装置への要求事項及び試験
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
- JISC8202-1:2013
- 低圧開閉装置及び制御装置―コントローラ―装置間インタフェース(CDI)―第1部:通則