JIS C 8514:2018 水溶液系一次電池の安全性 | ページ 6

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C 8514 : 2018
附属書C
(参考)
安全図記号
電池取扱いの安全性に関する注意事項を,図記号で表す場合の推奨例について記載する。
C.1 一般
表C.1の注意事項の欄には,各図記号が意図する内容を記載している。近年は,製品の安全な使用方法
を伝えるための補足又は代替手段として,図記号が使われることが多くなってきている。
この附属書の目的及び背景は,次による。
a) 統一した図記号を定め,意味を明確に規定し,長期にわたって使い続けることができるようにする。
b) 安全に関する図記号の種類が際限なく増えることを防止する。
c) 図記号の推奨例を定めた背景として,製品の安全及び注意を伝える文章の代わりに,安全図記号を使
うことが多くなってきている。
C.2 図記号
推奨する図記号及びそれぞれが意図する注意事項を,表C.1に示す。
表C.1−安全図記号
参考番号 図記号 注意事項
A 電池を充電しない
B 電池を変形させない
C 電池を火中に投棄しない
D 電池の(+),(−)の逆装をしない

――――― [JIS C 8514 pdf 26] ―――――

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表C.1−安全図記号(続き)
参考番号 図記号 注意事項
E 電池は乳幼児の手の届くところに置かない
F 異なる種類,銘柄の電池を混用しない
G 新旧の電池を混用しない
H 電池を分解しない
I 電池を外部ショートさせない
J 正しい方向に電池を装する
注記1 安全図記号を色付き又は黒の紙に印刷する場合は,背景色と安全図記号とのコントラストを確保するの
がよい。
注記2 図記号Eについては,7.1 l)の安全性に関する情報を参考にする。
C.3 使用方法
これらの図記号を使う場合は,次に留意する。
a) 図記号は,明瞭で見やすくするのがよい。
b) カラーは使用してもよいが,表示が見づらくならないようにするのがよい。カラーにする場合,図記
号Jの背景色は青色とし,ほかの図記号では,円及び斜線を赤にするのがよい。
c) 図記号は,電池の種類など必要に応じて使用すればよく,全てを使用する必要はない。特に,図記号

――――― [JIS C 8514 pdf 27] ―――――

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DとJとは,同じ目的のものなので,いずれかを使えばよい。

――――― [JIS C 8514 pdf 28] ―――――

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参考文献
JIS C 8513:2015 リチウム一次電池の安全性
注記 対応国際規格 : IEC 60086-4:2014,Primary batteries−Part 4: Safety of lithium batteries(MOD)
ISO/IEC Guide 50:2014,Safety aspects−Guidelines for child safety in standards and other specifications
ISO/IEC Guide 51:2014,Safety aspects−Guidelines for their inclusion in standards
IEC 60050-482:2004,International Electrotechnical Vocabulary−Part 482: Primary and secondary cells and
batteries
IEC 60086-3:2016,Primary batteries−Part 3: Watch batteries
ISO 8124-1,Safety of toys−Part 1: Safety aspects related to mechanical and physical properties

――――― [JIS C 8514 pdf 29] ―――――

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C8
3
附属書JA
51
(参考)
4 : 2
JISと対応国際規格との対比表
018
JIS C 8514:2018 水溶液系一次電池の安全性 IEC 60086-5:2016,Primary batteries−Part 5: Safety of batteries with aqueous electrolyte
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
3 用語及び 3.13.12の12個の 3 3.13.19の19個の用語 変更 JIS C 8500を引用する記載に変更 JIS C 8500との整合性を考慮し,
定義 用語を規定 を規定 した。技術的差異はない。 かつ,重複規定を避けるため。
4 安全性に 4.1.1 一般 4 JISにほぼ同じ。 追加 対応国際規格に誤使用の際の安全 対応国際規格の改正を提案する。
関する要求 性に関する記載が抜けていたため,
事項 “及び6.3に規定する誤使用”を追
加した。
4.1.3 絶縁抵抗 JISにほぼ同じ。 追加 “測定値が安定するまで最大60秒 IEC審議中に追加することが決ま
間印加したとき”を追加した。 っていたが追加されていなかっ
た。次版の国際規格で追加される。
6 試験及び 6.1 一般 6 JISにほぼ同じ。 追加 表1の電解液の欄に水を追加した。 技術的差異はない。
要求事項 6.2 正常使用 6.2の表4,表5及び6.3.2.3に規定
6.3 誤使用 内容を理解しやすくするための補
足説明を追加した。
7 安全性に 7.1 電池の取扱いに 7 JISにほぼ同じ。 追加 JISは,附属書B及び附属書Cの参 技術的差異はない。
関する情報 関する注意事項 照文を追加して,安全に関する情報
をまとめた。
9 表示 JIS C 8500の4.1.6 9 全面置換。 変更 ほかのJISとの調和のため,JIS C JIS C 8500の4.1.6(表示)に規定
(表示)に規定する 8500の4.1.6(表示)に規定する項する項目は,従来JISに倣い規定
項目 目及び規格番号を記載した。 した。使用上の注意事項及び誤飲
a) 使用上の注意事項 の注意事項は,消費者の安全性・
b) 誤飲の注意事項 利便性を考慮して,具体的表示の
趣旨を規定した。

――――― [JIS C 8514 pdf 30] ―――――

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JIS C 8514:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60086-5:2016(MOD)

JIS C 8514:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8514:2018の関連規格と引用規格一覧