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C 8704-2-2 : 2019
6.1 ガス放出特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。)
6.1A 密閉反応効率特性
この要求の目的は,密閉反応効率を確認することである。
要求事項は,密閉反応効率は90 %以上でなければならない。
6.2 耐電流特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。)
6.2A 最大放電電流特性
この要求の目的は,導電部の溶断及び外観変形がないことを確認することである。
要求事項は,導電部の溶断及び著しい変形があってはならない。
6.3 短絡電流及び内部抵抗
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。)
6.4 外部発火源からの内部引火防止に関する要件
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。)
6.4A 防爆特性
この要求の目的は,防爆機能部の妥当性を確認することである。
要求事項は,炎の持続及び蓄電池内部への誘爆があってはならない。
6.5 耐地絡特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。)
6.6 必要なマーキングの内容及び耐久性に関する要件
マーキングの耐久性は,JIS C 8704-2-1の6.6(表示の耐久特性試験)で試験し,化学薬品に暴露したと
き,暴露後も表示は判読可能でなければならない。
6.6A 表示
表示は,表示I又は表示IIのいずれかを選択する。
6.6A.1 表示I
蓄電池には,表1の表示をする。
なお,表示の耐久性に関する要求項目はこの規格の6.6に,その試験方法は,JIS C 8704-2-1の6.6によ
る。
――――― [JIS C 8704-2-2 pdf 6] ―――――
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C 8704-2-2 : 2019
表1−表示項目
項目 表示内容
必要情報 技術情報
1. 正極端子部に半径6 mm以上の+記号で極性表示
2. 製造業者又は販売業者の名称
3. 原産国
4. 型式
5. 定格容量及び,その放電終止電圧(V/セル又はV/蓄電池)
6. 定格容量の指定温度(25 ℃)
7. 浮動充電電圧(V/セル又はV/蓄電池)
8. 製造日(月,年の順番),又は略号
直径11 mm以上の大きさで対照色2色以上を使用したISO 7010:2011の警告シンボルa)
1. 警告
2. 電気的な危険性
3. 火気禁止
4. 保護眼鏡を着用すること
5. 取扱説明書を熟読すること
環境保護に関するシンボル
1. リサイクルシンボル
2. 材料表示(電槽蓋材料)
注a) 蓄電池近傍に別ラベルを添付するか,又は蓄電池の取扱説明書に記載してもよい。背景色は1色と
みなす。
6.6A.2 表示II
蓄電池の一組には,見やすい箇所に容易に消えない方法で次の事項を表示する。
a) 型式(表JG.1参照)
b) 定格容量
c) 一組の蓄電池個数又は公称電圧
d) 製造業者名又はその略号
e) 製造年月又はその略号
6.7 材料表示
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JAに移し,参考と
して記載した。)
6.8 弁作動特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JCに移し,参考と
して記載した。)
6.8A 制御弁作動特性
この要求の目的は,制御弁作動圧を確認することである。
要求事項は,制御弁作動圧は,開弁圧49 kPa以下,閉弁圧1.0 kPa以上でなければならない。
6.9 材料の可燃性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JAに移し,参考と
して記載した。)
6.10 セル間コネクタ特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JAに移し,参考と
――――― [JIS C 8704-2-2 pdf 7] ―――――
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して記載した。)
6.11 容量特性
この要求の目的は,10時間率における放電能力を確認することである。
要求事項としては,実容量Caは,試験回数5回以内に定格容量C10の95 %以上でなければならない。こ
の要求事項は,平均値ではなく,試験される個々の蓄電池に適用される。
6.12 容量保存特性
この要求の目的は,保存期間中の容量の低下を確認することである。
要求事項としては,容量保存率Crfは,80 %以上でなければならない。この要求事項は,平均値ではな
く,試験される個々の蓄電池に適用される。
6.13 充放電サイクル特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JBに移し,参考と
して記載した。)
6.14 回復充電特性
この要求の目的は,停電後の容量回復特性を確認することである。
要求事項は,24時間回復充電率Rbf24hが90 %以上,かつ,168時間回復充電率Rbf168hが98 %以上でな
ければならない。この要求事項は,平均値ではなく,試験される個々の蓄電池に適用される。
6.15 40 ℃作動特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JCに移し,参考と
して記載した。)
6.16 55 ℃又は60 ℃高温特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JCに移し,参考と
して記載した。)
6.16A 高温特性
この要求の目的は,高温稼動条件下で蓄電池がどれだけの期間にわたり性能を発揮するのか,また,ど
のような設計が,より長く耐えられるのかを確認することである。
この推奨事項は,10時間率定格容量の80 %以下に低下するまでの日数を105日以上とする。
ただし,10時間率以外で試験を実施した場合は,試験の終了条件を容量Ctの80 %以外にすることがで
きる。
6.17 過放電特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JDに移し,参考と
して記載した。)
6.18 熱逸走特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JEに移し,参考と
して記載した。)
6.19 低温特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JCに移し,参考と
して記載した。)
6.20 内部圧力及び温度の上昇に対する寸法安定度特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JAに移し,参考と
して記載した。)
――――― [JIS C 8704-2-2 pdf 8] ―――――
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C 8704-2-2 : 2019
6.21 強度特性
(対応国際規格のこの細分箇条は,この規格では採用しない。この項目は,附属書JFに移し,参考と
して記載した。)
6.22 過充電寿命特性
この要求の目的は,過充電された場合の耐久特性を確認することである。
要求事項は,過充電寿命の日数が180日以上でなければならない。
6A 検査
蓄電池の検査は,型式検査と受渡検査とに区分し,検査の項目は表2による。
6A.1 型式検査
型式検査は,JIS C 8704-2-1で試験し,要求事項を満足しなければならない。
なお,型式検査は,表2の対象について,3個の単電池又は3個のモノブロック電池で行う。また,代
表型式は,製造業者が指定する。ただし,受渡当事者間の協議によって,代表型式及び数量を変更できる。
表2−型式検査の対象
項目 対象
密閉反応効率特性 代表型式
最大放電電流特性 代表型式
防爆特性 代表型式
制御弁作動特性 代表型式
容量特性 全型式
容量保存特性 代表型式
回復充電特性 代表型式
過充電寿命特性 代表型式
6A.2 受渡検査
受渡検査は,容量特性で行う。JIS C 8704-2-1の6.11を実施し,要求事項を満足しなければならない。
なお,受渡検査は,全型式について,1個の単電池又は1個のモノブロック電池で行う。ただし,受渡
当事者間の協議によって,供試数量を変更できる。
――――― [JIS C 8704-2-2 pdf 9] ―――――
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C 8704-2-2 : 2019
附属書A
(規定)
要件に関する利用者の宣言書
(対応国際規格のこの附属書は,この規格では採用しない。)
附属書B
(規定)
提供者の製品範囲試験結果
(対応国際規格のこの附属書は,この規格では採用しない。)
――――― [JIS C 8704-2-2 pdf 10] ―――――
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JIS C 8704-2-2:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60896-22:2004(MOD)
JIS C 8704-2-2:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.220 : 電池及び蓄電池 > 29.220.20 : 酸化二次電池(鉛蓄電池)
JIS C 8704-2-2:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC8704-2-1:2019
- 据置鉛蓄電池―第2-1部:制御弁式―試験方法