JIS C 9801-1:2015 家庭用電気冷蔵庫及び電気冷凍庫の特性及び試験方法―第1部:一般要求事項 | ページ 10

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C 9801-1 : 2015
附属書G
(規定)
ワイン貯蔵機器
G.1 目的
この附属書の目的は,ワイン貯蔵機器の用語,定義及び性能を規定する。
G.2 用語,定義及び記号
この附属書では次の用語,定義及び記号を適用する。
G.2.1
ワイン貯蔵室の温度(wine storage compartment temperature)
Twmaは,ワイン貯蔵温度Tw1m,Tw2m及びTw3mの算術平均値。
G.2.2
換気機器(ambient air exchange device)
冷却している室内の空気と周囲空気との交換を可能にする機器。これは製造業者が設定する,自動的に
制御する又は取扱説明書に従い使用者が手動で設定するかのいずれかである。
注記 霜取り水の排水用の穴は,換気機器とはみなさない。
G.3 要求事項
G.3.1 要求温度範囲
ワイン貯蔵機器について,あらかじめ設定した又は取扱説明書に従って手動で設定した貯蔵温度Twimは,
+5 ℃+20 ℃の範囲内とする。各室の温度Twmaは+12 ℃以下を提供しなければならない。
注記 +5 ℃+20 ℃の範囲は最大許容範囲を示し,目標値ではない。
G.3.2 最大温度変動
貯蔵温度は時間経過に伴って,家庭用冷却機器の気候クラスで規定した各申告周囲温度は,0.5 K未満の
単位で変動しなければならない(箇条4参照)。温度変動の定義はG.7による。
G.3.3 振動
振動が圧縮機からによるものか外部の振動源からによるものかにかかわらず,ワイン貯蔵機器は室への
振動伝達を抑制するように設計する。
G.4 一般試験条件
G.4.1 一般
特に規定する場合を除き,ワイン貯蔵機器にA.3を適用する。
G.4.2 低い周囲温度
規定する室の平均貯蔵温度に近い,又はそれより低い周囲温度での試験において,室を規定する温度に
近づける。このとき,取扱説明書に従って,可能な限り最高温度に設定する。
G.4.3 内装品
棚の位置が調節可能な場合,棚は室内で均等に広げる。
棚,バスケット及び容器は,取扱説明書に指定した位置に配置する。

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G.5 内容積の算出
G.5.1 奥行き
保護の目的で固定式カバーが背面に取り付けた冷却器を覆う場合,冷却器の空間の奥行きは,保護カバ
ーの最前部までの平均水平距離とする。
G.5.2 ワイン貯蔵室のボトル収容数の評価
ボトルの定格収容数の評価は,0.75 Lボトル又は図G.1で規定する寸法をもつ同等の代用品を使用する。
注記 ボトルの寸法はNF H35-124:2006-07による。
通常の使用状態での棚などの変形を確認するため,各ボトルが総質量1 200 g±50 gとなるように,水で
ボトルを満たす。
製造業者が示す取外しが可能な部分は,ワイン貯蔵室が熱的及び機械的に正しく機能するために必要な
ものであり,取扱説明書に従って正規の位置に配置する必要がある。ボトルは次の規則に従って,通常使
用でボトルを置くように指定した各空間に並べる。
− 壁,背面及び扉までの間隔は,取扱説明書に従う。
− 取扱説明書がない場合,適切な冷却を保証するために,棚の後部及び扉までの5 mmの間隔を限度と
して考慮する。
− 扉棚のボトルは扉のライナに接触してもよい。
− 保護のため,冷却器を固定手段で覆っている場合,ボトルがその保護手段に触れるまで並べる。
− ボトルは,逆さ及び交互に置いてもよい。
− ボトルは,製造業者が他に示していない場合,側壁に接触してよい。
− ボトルは,水平又は垂直に斜め設置のための固定手段を備えている場合,斜めに置いてもよい。
− 伸縮棚のような可動部品は,負荷をかけた状態であっても,動かせて使用可能な必要がある。
ワイン貯蔵室のボトル収容数の評価用に,ボトル位置を示したボトル負荷配置計画の略図を最終試験報
告書に記載しなければならない。

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単位 mm
図G.1−ボトル収容数の評価用の標準ボトル
G.6 貯蔵温度の測定
温度Tw1m,Tw2m及びTw3mは,最大表面が水平になるように支持又はつるしたM負荷の幾何学的中心で
測定する。M負荷は,例えば,M負荷と同じ底面寸法の発泡スチロール(EPS)のブロックを使用して支
えてもよい。M負荷は,その他の面に直接接触してはならない。
貯蔵温度の測定では,温度測定点は図G.2に示すとおり,TMPw1,TMPw2及びTMPw3の位置に配置し,
ワイン貯蔵機器の背面内壁と閉じた扉ライナの内側との中間とする。
M負荷は熱伝導表面から25 mm以上離す。M負荷の瞬時温度Tw1,Tw2及びTw3を記録する。

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温度測定点における温度Tw1m,Tw2m及びTw3mは,60秒以下の等しい間隔で測定した試験期間中のTw1,
Tw2及びTw3の積分時間平均とする。
貯蔵温度Twmaは,温度Tw1m,Tw2m及びTw3mの平均温度であって,その値は算術平均とする。
内装品が規定したTw1,Tw2及びTw3の測定の妨げになる場合,M負荷の幾何学中心が規定した点から25
mm以下となる位置で測定を行う。ワイン貯蔵室の内部配置が図G.2に示す配置に一致しない場合,温度
Tw1,Tw2及びTw3は,規定した位置に可能な限り近い位置で測定する。
換気機器があり,使用者がこれを操作可能な場合,取扱説明書に従って,その機器の通常使用状態に設
定する。
貯蔵温度は,25 ℃の周囲温度及び気候クラスで要求する最低及び最高周囲温度で試験する。各ワイン貯
蔵室温度Twmaは12 ℃以下で測定する。
温度は記録する。

――――― [JIS C 9801-1 pdf 49] ―――――

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単位 mm
図G.2−温度測定点(負荷)

――――― [JIS C 9801-1 pdf 50] ―――――

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JIS C 9801-1:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 62552-1:2015(MOD)

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JIS C 9801-1:2015の関連規格と引用規格一覧