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D 1612-1989
附属書3図18 油持去り試験でのエアクリーナ水平取付方法
附属書3図19 油持去り試験でのエアクリーナ傾斜取付方法
――――― [JIS D 1612 pdf 31] ―――――
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D 1612-1989
附属書4 標準状態に対する空気量及び通気抵抗の補正
1. 適用範囲 この附属書は,自動車用エアクリーナ試験方法を用いて測定した空気量,通気抵抗などの
値を,標準状態に補正する要領について規定する。
備考1. 標準状態は,温度 : 20℃,気圧 : 1 013mbar (760mmHg),相対湿度 : 65%とする。
2. 補正には,空気量の値を補正する方法と通気抵抗などの値を補正する方法とがある。
2. 空気量の補正 空気量を標準状態に換算する場合は,次の式による。
Q0 Q
0
ここに, Q0 : 標準状態に換算した空気量 (m3/min)
Q : 測定空気量 (m3/min)
標準状態における湿り空気の密度 (kg/m3)
[又は,単位体積当たりの重量 最 kgf/m3)]
測定状態における湿り空気の密度 (kg/m3)
[又は,単位体積当たりの重量 最 kgf/m3)]
しかし,温度30℃以下の場合は,空気の密度を乾燥空気として計算しても,換算による誤差が1%以内
に入るから,乾燥空気の密度を用いて導いた次式によって算出してもよい。
293 P
Q0 Q
P0 273 t
ここに, P : 測定点における気圧 (mbar) [{mmHg}]
P0 : 標準状態における気圧 (mbar) [{mmHg}]
t : 測定点における温度 (℃)
293 P
上式によって算出した換算係数 0
P0 とP及びtとの関係線図を附属書4図1に示す。
273 t
温度が30℃を超える場合は,湿り空気の密度を用いて導いた次式によって算出する。
293 P .0378 ψF
Q0 Q
P0 273 t
ここに, 相対湿度 (%)
F : t℃における飽和水蒸気の圧力 (mbar) [{mmHg}]
ただし,標準状態における湿り空気の密度を 1.20kg/m3(単位体積当たりの重量 最 1.20kgf/m3)とし
た。
温度30℃以上の場合の飽和水蒸気の圧力を附属書4図2に示す。
――――― [JIS D 1612 pdf 32] ―――――
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D 1612-1989
附属書4図1 空気量の換算係数 附属書4図2 飽和水蒸気の圧力
3. 出口静圧,圧力降下,通気抵抗の補正 エアクリーナの抵抗 ( ‰ 次の式によって表示できる。
K1 囿 K2
ここに, 出口静圧,圧力降下又は通気抵抗
K1 : 経験定数
K2 : 経験定数
動粘度 (mm2/S)
空気の密度 (kg/m3)
V : 体積流量 (m3/h)
m : 質量流量 (kg/h)
m
V を代入すると,
2
m m
P K1 K2
諸項を整理すると
K1 K2m2
そこで,質量流量を一定に維持し,周囲温度の変化を制限して粘度の変化を小さく保てば 一
定であり続ける。
したがって,
――――― [JIS D 1612 pdf 33] ―――――
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D 1612-1989
ここに,下付き数字0は,標準状態での出口静圧,圧力降下又は通気抵抗の値を示す。
P0 P
0
測定した出口静圧,圧力降下及び通気抵抗の値は,次の式によって標準状態に補正する。
P .0378 ψ F 293
P0 P
P0 273 t
又は
293 P .0378 ψ F
P0 P
P0 273 t
ここに, P,P0,t, F(1)は2.と同じ。
柿 出口静圧), 圧力降下)又は 通気抵抗)
測定値 (mbar) [{mmHg}]
注(1) 温度が30℃以下の場合は,F=0としても誤差は小さい。温度が30℃を超える場合の飽和水蒸気
の圧力を,附属書4図2に示す。
社団法人 日本自動車部品工業会エアクリーナ試験方法JIS改正原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 山 下 憲 一 工業技術院機械技術研究所
(幹事) 中 村 靖 彦 日本電装株式会社
中 川 勝 弘 通商産業省機械情報産業局
高 重 尚 文 運輸省地域交通局陸上技術安全部
飛 田 勉 工業技術院標準部
池 田 順 一 財団法人日本規格協会
久保田 公 いすゞ自動車株式会社
柳 紀 雄 ダイハツ工業株式会社
三 好 健 雄 トヨタ自動車株式会社
荒 木 靖 日産自動車株式会社
江 口 展 司 日野自動車工業株式会社
花 輪 亮 男 三菱自動車工業株式会社
武 田 勝 日本内燃機関連合会
辻 充 社団法人陸用内燃機関協会
菊 川 敏 男 東京器株式会社
並 木 喬 司 株式会社土屋製作所
広 瀬 健 一 日本濾過器株式会社
吾 妻 昇 和興産業株式会社
角 屋 輝 一 東洋濾機製造株式会社
阿 部 忠 日本ドナルドソン株式会社
村 岡 良 三 社団法人日本自動車部品工業会
(関係者) 北 沢 宏 日産自動車株式会社
川 端 厚 一 日野自動車工業株式会社
(事務局) 小 島 克 己 社団法人日本自動車部品工業会
JIS D 1612:1989の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5011:1988(MOD)
JIS D 1612:1989の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 1612:1989の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK2215:1993
- 内燃機関用潤滑油
- JISZ8901:2006
- 試験用粉体及び試験用粒子