JIS D 5020:2016 自動車部品―保護等級(IPコード)―外来物,水及び接近に対する電気装置の保護 | ページ 5

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D 5020 : 2016
表7の第2特性数字が3,4,4K,5,6又は6Kの場合は,水圧を調整しなければならない。
要求流量になっているか適切な間隔で確認し,必要に応じて装置の設定水圧を調整する。
水圧又は蒸気圧は,できるだけノズル放水口に近い部分で測定しなければならない。
表8−車種別及び電気装置の搭載状況に対する保護等級指定の例
車種 搭載位置 水の影響 第2特性数字
客室 特別な影響なし 0
下方が覆われたエンジン区画 散水及び飛水の影響なし。単に, 3
重要でない箇所への軽微な被水
だけ。
乗用車 下方が開放状態のエンジン区画内 4
散水及び飛水が間接的に当たる
で保護されている箇所 (跳ね返り)。
下方が開放状態のエンジン区画内 散水及び飛水が直接当たる。 4K
で保護されていない箇所
車外 散水及び飛水が直接当たる。 4K
客室及び運転室 特別な影響なし 0
前方エンジン区画内の保護されて 4
散水及び飛水が間接的に当たる
いる箇所又は密閉した後部エンジ (跳ね返り)。
ン区画
バス,商用車,特殊
前方エンジン区画内の開放されて 散水及び飛水が直接当たる。 4K
車,トラクタ及び関
いる箇所又は保護されていない床
連トレーラ
下部分
非常に強力な噴流水が当たる箇所 6K
加圧した強噴流水が当たる場合
(例えば,点検・修理の清掃時) がある。
車外 散水及び飛水が直接当たる。 4K
ひさし付きインストルメントパネ 特別な影響なし 0

農業用トラクタ及 ひさしなしインストルメントパネ 雨滴が当たる。 3
び関連トレーラ ル
散水及び飛水が直接当たる。
覆われていない全ての箇所(インス 4K
トルメントパネルは除く。)
保護されている箇所 3
雨滴,散水及び飛水が間接的に
当たる(跳ね返り)。
二輪自動車
ハンドルバー,インストルメントパ 4K
散水及び飛水が直接当たる(高
ネル及びフレーム下部 速走行時の雨滴)。
水路など走行時の水圧
シャシ,エンジン下方範囲及び上部 6,7又は8
特別用途車
構造
全車種 客室を除く全ての箇所 9K
高圧の蒸気・水の噴射洗浄過程
参考文献
JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
注記 対応国際規格 : IEC 60529:2001,Degrees of protection provided by enclosures (IP Code)(IDT)
JIS C 0922 電気機械器具の外郭による人体及び内部機器の保護−検査プローブ
注記 対応国際規格 : IEC 61032:1997,Protection of persons and equipment by enclosures−Probes for
verification(IDT)

――――― [JIS D 5020 pdf 21] ―――――

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D 5020 : 2016
D5
2
附属書JA
02
(参考)
0 : 2
JISと対応国際規格との対比表
016
ISO 20653:2013,Road vehicles−Degrees of protection (IP code)−Protection of electrical
JIS D 5020:2016 自動車部品−保護等級(IPコード)−外来物,水及び接近に対
する電気装置の保護 equipment against foreign objects, water and access
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際規 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 1 一致
2 引用規格
3 用語及び 3 一致
定義
4 IPコード 4.1 IPコードの構 4 “続く文字はアルファベ削除 JISではコード文字の並べ方を規定ISO規格の規定はIEC規格のIP
の構成及び 成を規定 ット順に並べる”と規定 していない。技術的差異はない。 コード規格に準じたと考えるが,
意味 第1特性数字に4K・9Kなど“K”
がある場合,付加文字を並べると
きはアルファベット順にできない
ため。ISO 20653改正時に訂正を
申し出る。
5 外来物及 表3(接近に対する 5 “第1特性数字”と“付 変更 JISでは,表3の見出し“第1特性 JISでは,けい線の途中に文字を
び接近に対 保護等級)及び関連 加文字”間のけい線にス 数字”及び“付加文字”に注a) を付
挿入する方法は行われないので
する保護等 の要求事項を規定 ペースを置き“or”を記 “注”として説明した。ISO規格
け,両者の組合せを説明。技術的差
級 載 異はない。 への対応は行わない。
6 水に対す 6 一致
る保護等級
7 表示の例 7.2 7 JISとほぼ同じ 追加 JISでは,7.2の数字“3”の説明を表3の第1特性数字“3”の要求事
項に合わせた。ISO 20653改正時
“外郭内の危険な箇所への接近”と,
接近対象を明記した。 に訂正を申し出る。

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D 5020 : 2016
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際規 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
8 試験及び 8.3.2 プローブを用 8.3.2 JISとほぼ同じ 変更 JISでは,表5及び表6の見出し“第表5,表6は,いずれも外来物及
要求事項 いる試験の要求事 1特性数字”及び“付加文字”に び接近に対する保護等級を判断し
項を規定 注a) を付け,両者の組合せを説明。
にくいため,従来JISの見出し表
技術的差異はない。 記を継続した。
追加 JISでは,表5に外来物に対する保 外来物に対する保護等級を規定す
護等級4を追加。技術的差異はな る表2において,第1特性数字4
い。 で直径1.0 mmの試験プローブを
使用することが要求されているた
め。
変更 JISでは,表6の接近に対する保護 外来物及び接近に対する保護等級
等級“3又はC”,“4,5K,6K又はの要求事項と照らし合わせると,
表6の従来の内容は誤記と思われ
D”へ見直した。技術的差異はない。
るため。
8.4.2 水入り保護試 8.4.2 JISとほぼ同じ 追加 JISでは相互の位置関係及び回転台ISO規格の規定は説明不足なの
験方法を規定 (供試品)の固定を規定した。 で,JISではIEC規格のIPコード
規格を参考に補足を行った。ISO
20653改正時に訂正を申し出る。
追加 JISではシャワーノズルの移動速さISO規格の規定はノズルの移動速
を規定した。 さの説明がないので,代替方法の
旋回チューブと同じ速さとした。
ISO 20653改正時に訂正を申し出
る。
追加 JISでは放水の方法を規定した。 ISO規格の規定は放水に言及して
いない。ISO 20653改正時に訂正
を申し出る。
追加 JISでは水槽の説明を補足し,供試ISO規格の規定は説明が不十分。
品の沈め方をIEC規格のIPコード ISO 20653改正時に訂正を申し出
D5
規定を参考に分かりやすく規定し る。
02
た。
0 : 2016
2

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D 5020 : 2016
D5
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際規 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
020
格番号
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 の評価
16
8 試験及び 8.4.2 水入り保護試 8.4.2 JISとほぼ同じ 追加 JISは“試験手順”を追加した。 必要な合意事項なので追加した。
要求事項 験方法を規定 ISO 20653改正時に訂正を申し出
(続き) る。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 20653:2013,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 技術的差異がない。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。

JIS D 5020:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 20653:2013(MOD)

JIS D 5020:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 5020:2016の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC60068-2-68:2002
環境試験方法―電気・電子―砂じん(塵)試験