JIS D 6011-4:2019 フォークリフトトラック―安定度及び安定度の検証―第4部:パレットスタッキングトラック,プラットフォームスタッキングトラック及び運転者の位置がリフト高さ1 200mmまで上昇するオーダピッキングトラック | ページ 3

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4.3 最大揚高時試験荷重の前方移動の補正

  最大揚高時試験荷重の前方移動の補正は,次による。
a) 試験1を行う場合のマストのたわみによる試験荷重の前方移動は,運転者が通常操作する範囲で補正
する。
b) 補正は,試験実施前に,フォークをおおむね傾斜床から上に300 mm上げてフォークのシャンク前面
部分を垂直にしたとき,試験用おもりの重心と一定の寸法関係をもつ基準点Jをフォーク上に設定し,
基準点Jの傾斜床への垂直投影点Kを求め,最大揚高時のKの移動点K1から操作を加え,最初の点
Kになるように試験荷重を移動させる方法で行う(図25参照)。
c) 補正における操作は,マスト,フォーク又はフィンガバーに組み込まれたティルト操作による。フォ
ークリフトのマスト傾斜角の範囲内で必要な補正ができない場合は,マストの最大傾斜角で試験を行
う。
a) 基準点の設定 b) 投影点の移動 c) ティルト操作による補正
図25−基準点の位置

4.4 走行姿勢の安定度試験の揚高

  走行姿勢の安定度試験(試験2,試験5及び試験8)では,傾斜床面から荷又はアタッチメントの下面ま
での高さのうち,いずれか低い値を走行姿勢のフォーク高さとする。高さは傾斜床からフォークヒールの
上面で測り,300 mmの高さにフォークを上げて行う(図2参照)。アウトリガによってフォークの上面が
傾斜床面から300 mmの高さまで下降しない場合には,フォーク上面をアウトリガ上面からできる限り近
い位置で行う(図3参照)。

――――― [JIS D 6011-4 pdf 11] ―――――

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5 安定度の検証

  傾斜床上のフォークリフトが転倒することなく,表1の試験項目の要求事項を満足すればそのフォーク
リフトは安定度があるとみなす。
注記 安定度については,この規格の規定のほかに労働安全衛生法第42条の規定に基づくフォークリ
フト構造規格(昭和47年労働省告示第89号)(以下,フォークリフト構造規格という。)があ
り,その規定内容は,“安全関係構造規格の施行について”の通達(昭和47年10月16日基発
第671号)で補足されている。
フォークリフト構造規格及びその関係通達の規定は,JIS D 6011-1の附属書JA(安定度に関
する追加規定)に記載されている。

――――― [JIS D 6011-4 pdf 12] ―――――

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附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
ISO 22915-4:2009,Industrial trucks−Verification of stability−Part 4: Pallet stackers,
JIS D 6011-4:2019 フォークリフトトラック−安定度及び安定度の検証−第4
double stackers and order-picking trucks with operator position elevating up to and
部 : パレットスタッキングトラック,プラットフォームスタッキングトラック及
including 1 200 mm lift height及びAmendment 1:2013
び運転者の位置がリフト高さ1 200 mmまで上昇するオーダピッキングトラック
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際規 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 パレットスタッキング 1 JISとほぼ同じ 追加 JIS D 6011:1999には含まれていた我が国の実情であるため。ISOへ
トラック,プラットフ プラットフォームスタッキングト の改訂提案はしない。
ォームスタッキングト ラックに該当する構造のフォーク
ラック及び運転者の位 リフトを我が国で生産しているた
置がリフト高さ1 200 め,JISに追加した。
mmまで上昇するオー 削除 ダブルスタッカに該当する構造の 我が国の実情であるため。ISOへ
ダピッキングトラック フォークリフトを我が国で生産し の改訂提案はしない。
について規定。 ていないため,JISから削除した。
4 試験条件 4.1 全般事項 4.2 JISとほぼ同じ 削除 試験4はダブルスタッカの記載で 我が国の実情であるため。ISOへ
の改訂提案はしない。
あり,該当する構造のフォークリフ
トが我が国で生産していないため,
JISから削除した。
変更 試験7A,試験7B及び試験9のフ 条件を明確にしたものであり実質
ォーク高さは表1の項目に相当し 上の技術的差異はない。
た内容に変更した。
4.2.4 左右安定度(試験 4.2.3 JISとほぼ同じ 追加 対応国際規格では左右で安定度が 条件を明確化したためであり,実
3,試験5及び試験9) 異なる場合の規定がないため,JIS質上の技術的差異はない。
D6
D 6011-1に準拠してb)を追加した。
011-
4 : 2019
3

――――― [JIS D 6011-4 pdf 13] ―――――

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D 6011-4 : 2019
D6
3
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際規 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
011
格番号
-
4
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
: 2
及び題名 番号 の評価
01
4 試験条件 4.4 走行姿勢の安定度 4 追加 明確化するため図2及び図3をJIS 実質上の技術的差異はない。
9
(続き) 試験の揚高 に追加した。
削除 4.5のフォークリフトがダブルスタ我が国の実情であるため。ISOへ
ッカとして使用される場合の上側 の改訂提案はしない。
の荷の位置については,該当する構
造のフォークリフトが我が国で生
産していないため,JISから削除し
た。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : (ISO 22915-4:2009,Amd.1:2013,MOD)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。

JIS D 6011-4:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 22915-4:2009(MOD)
  • ISO 22915-4:2009/AMENDMENT 1:2013(MOD)

JIS D 6011-4:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 6011-4:2019の関連規格と引用規格一覧