JIS D 6202:2011 フォークリフトトラック―仕様書様式 | ページ 3

                                                                                              9
D 6202 : 2011
図A.2−リーチフォークリフトトラックの主要寸法記号

――――― [JIS D 6202 pdf 11] ―――――

10
D 6202 : 2011
図A.3−フォークの寸法記号
A.3 実用直角通路幅の寸法
実用直角通路幅の寸法は,フォークリフトトラックが所要の荷を積載して旋回走行できる直角通路で実
用上の最小値を記入する。この寸法は直角通路幅の理論的最小値に,旋回余裕200 mmを加えて求める。
A.4 実用直角積付通路幅の寸法
実用直角積付通路幅は,次による。
a) 実用直角積付通路幅の寸法は,フォークリフトトラックが所要の荷を積載し,直線通路上で90°旋回
できる実用上の最小通路幅を記入する。この寸法は直角積付通路幅の理論的最小値に,負荷状態で必
要な旋回余裕を加えて求める。
b) 直角積付通路幅の理論的最小値は,フォークリフトトラックの種類及び駆動輪・操向輪の配置によっ
て相違し,カウンタバランスフォークリフトトラックの4輪車及び前輪が正逆転しない3輪車は図A.4,
前輪が正逆転する3輪車は図A.5に,また,リーチフォークリフトトラックは図A.6に計算式ととも
に示す。
なお,計算式に使われる記号は,次による。
As : 実用直角積付通路幅 As=A+C
A : 直角積付通路幅(理論的最小値)
C : 旋回余裕
Wp : 荷の幅
Lp : 荷の長さ
R : 最小旋回半径
F : カウンタバランスフォークリフトトラックの場合,フロントオーバハング
X : リーチフォークリフトトラックの場合,リーチ繰入時のフロントオーバハング(前車軸中心
からリーチ繰入時のフォーク垂直前面までの距離)
Y : 車体中心から旋回中心までの距離

――――― [JIS D 6202 pdf 12] ―――――

                                                                                             11
D 6202 : 2011
a) 2Y≧Wp A R F pL
2
Wp
b) 2Y Y
2
図A.4−カウンタバランスフォークリフトトラックの4輪車及び3輪車
(前輪が正逆転しない場合)における直角積付通路幅

――――― [JIS D 6202 pdf 13] ―――――

12
D 6202 : 2011
2
2 W2p
A R Lp F
図A.5−カウンタバランスフォークリフトトラックの3輪車
(前輪が正逆転する場合)における直角積付通路幅
2
2 W2p
A R Lp X
図A.6−リーチフォークリフトトラックにおける直角積付通路幅

――――― [JIS D 6202 pdf 14] ―――――

                                                                                             13
D 6202 : 2011
A.5 エンジン車の燃料消費量
エンジン式フォークリフトトラックの燃料消費量は,平たんで乾いた舗装路面を用い,基準負荷状態に
おいて,次のa) f) を1サイクルとしたものを1時間に60サイクル実施して求める(図A.7参照)。B
D間は30 mとし,試験は連続して行うものとする。また,試験中は荷を積んだままとする。
a) フォークリフトトラックを走行時基準負荷状態にして,A点から前進にて直進し,B点近くでB点に
向けて90°旋回する。
b) 90°旋回後,荷の長さだけ前進したB点において停止する。マストを垂直にして荷を地上2 mまで持
ち上げた後,走行時基準負荷状態に戻す。
c) 荷の長さだけ後退後,そのまま後進でC点に向け90°旋回する。
d) 点から前進にて直進し,D点近くでD点に向け90°旋回する。
e) 90°旋回後,荷の長さだけ前進したD点にて停止する。マストを垂直にして荷を地上2 mまで持ち上
げた後,走行時基準負荷状態に戻す。
f) 荷の長さだけ後退後,そのまま後進でA点に向け90°旋回する。
図A.7−燃料消費量のサイクルパターン
A.6 バッテリ車の一充電稼働時間
バッテリ式フォークリフトトラックの一充電稼働時間は,平たんで乾いた舗装路面を用い,カウンタバ
ランスフォークリフトトラックはA.6 a) のサイクルパターン1)10) を,リーチフォークリフトトラック
はA.6 b) のサイクルパターン1)10) を,3サイクル以上連続して走行したときの消費電力量,所要時間
によって求める。
a) カウンタバランスフォークリフトトラックのサイクルパターンは,次による(図A.8参照)。
1) フォークリフトトラックを走行時基準負荷状態にして,A点からB点に向け後進して,90°旋回す
る。
2) 点からC点に向け前進し,90°旋回して,ブレーキによってC点で停止する。
3) 点でフォークを2 mまで(後傾状態のまま)上昇後,走行高さまで下降させ,水平位置まで前傾
後,最後傾まで後傾させる(走行時基準負荷状態)。
4) 点からD点に向け後進して,90°旋回する。
5) 点からA点に向け前進し,90°旋回して,ブレーキによってA点で停止して荷を降ろす。
6) 点で,荷の長さだけ後退し,走行時基準無負荷状態とした後,B点に向け後進して,90°旋回す
る。
7) 点からC点に向け前進し,90°旋回して,ブレーキによってC点で停止する。

――――― [JIS D 6202 pdf 15] ―――――

次のページ PDF 16

JIS D 6202:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 6202:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称