JIS D 6401:1995 規格概要
この規格 D6401は、産業車両用タイヤ及び建設車両用タイヤの諸元について規定。
JISD6401 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D6401
- 規格名称
- 産業車両及び建設車両用タイヤの諸元
- 規格名称英語訳
- Dimensions and load ratings of tires for industrial vehicles and off the road service
- 制定年月日
- 1956年12月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 83.160.99
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ゴム・エラストマー II 2020
- 改訂:履歴
- 1956-12-01 制定日, 1959-02-17 改正日, 1962-02-01 確認日, 1963-12-01 改正日, 1966-11-01 確認日, 1970-06-01 改正日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1981-12-01 改正日, 1988-02-01 確認日, 1995-11-01 改正日, 2001-01-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS D 6401:1995 PDF [41]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 6401-1995
産業車両及び建設車両用タイヤの諸元
Dimensions and load ratings of tires for industrial vehicles and off the road service
1. 適用範囲 この規格は,産業車両用タイヤ及び建設車両用タイヤ(以下,タイヤという。)の諸元につ
いて規定する。
備考1. 現在新車用として採用されているが,次のタイヤは系列外であるので附属書に示す。
(1) 産業車両用タイヤ······特殊表示の偏平タイヤ
(2) 建設車両用タイヤ······偏平タイヤ,ワイドベースの小形サイズ,旧DIN系列のタイヤ,
特殊リム用及び用途限定等のタイヤ
2. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS D 4201 自動車用タイヤ・チューブ・リムバンド・フラップの呼び方
JIS D 4202 自動車用タイヤ−呼び方及び諸元
JIS D 4207 自動車用タイヤバルブ
JIS D 6402 産業車両及び建設車両用リムの輪郭
3. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考として併記したものである。
4. この規格で用いる荷重は,すべて質量を意味する。
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする。
(1) 適用リム タイヤの性能を有効に発揮させるために適したリム。
(2) タイヤの総幅 タイヤを適用リムに装着し,付表に示す最高の空気圧とし,荷重を加えない状態のタ
イヤ側面の模様,又は文字などすべてを含むサイドウォール間の直線距離(図1参照)。
(3) タイヤの外径 タイヤを適用リムに装着し,付表に示す最高の空気圧とし,荷重を加えない状態の外
径(図1参照)。
――――― [JIS D 6401 pdf 1] ―――――
2
D 6401-1995
図1
(4) 断面幅 タイヤの総幅から,タイヤ側面の模様,文字などを除いた幅(図1参照)。
(5) 設計外径 タイヤの設計上の基準になる外径。
(6) 一般みぞ,浅みぞ,深みぞ,超深みぞ 建設車両用タイヤの踏面部みぞ深さによる区分。
(みぞ深さの比率の参考例)
一般みぞ ········· 標準のみぞ深さ ( 100%)
浅みぞ ········· 標準より浅いみぞ深さ (約 60%)
深みぞ ········· 標準より深いみぞ深さ (約150%)
超深みぞ ········· 標準より特別に深いみ (約250%)
ぞ深さ
(7) 最高速度 そのタイヤを装着したとき,車両が走行中に到達する最高の速度。
(8) 最大荷重 タイヤに負荷することができる最大の荷重。
3. 種類 タイヤの種類は,用途などによって表1に示すとおりとする。
表1
種類 諸元表 主な用途(参考)
− 付表14
産業車両用タイヤ フォークリフト用
偏平 付表57 一般産業車両用
ストラドルキャリア用
1種 付表811
建設車両用タイヤ ダンプトラック用,スクレーパ用
2種 付表1215 グレーダ用
3種 付表1620 トラクタショベル用
4種 付表2122 タイヤローラ用
4. 諸元
4.1 一般 タイヤの諸元は,タイヤの種類ごとに表1に示す付表及び次の4.24.8による。
付表には,タイヤの呼び,適用リム,タイヤの総幅,タイヤの外径及び空気圧に対応し許される最大の
荷重を示す。
――――― [JIS D 6401 pdf 2] ―――――
3
D 6401-1995
なお,断面幅,設計外径,複輪間隔及びタイヤバルブを参考として示す。
4.2 タイヤ及びリムの呼び方 タイヤ及びリムの呼び方は,JIS D 4201による。
4.3 適用リム 付表に示す適用リムのうち,太字のリムは標準リムを示し,細字のリムは許容リムを示
す。標準リムを優先に必要に応じて許容リムを選ぶ。
リムの輪郭は,JIS D 6402による。
4.4 寸法
4.4.1 タイヤの総幅,タイヤの外径の数値は,タイヤを適用リムに装着し付表に示す最高の空気圧とし,
室温 (1530℃) で,24時間放置した後,再び元の最高の空気圧に調整し測定した値を示す。
4.4.2 産業車両用タイヤの付表に示された外径は,みぞ深さが一般みぞのタイヤに適用する。深みぞのタ
イヤ(1)及びスノータイヤの外径は,付表に示す上限値を1%まで超えることができる。
建設車両用タイヤの外径は,タイヤの種類によって必要に応じて,一般みぞ,浅みぞ,深みぞ,超深み
ぞの区分によって付表に示す。
みぞ深さの指定のない外径は,一般みぞを対象とする。
なお,超深みぞのときは,深みぞの場合の外径を適用する。
注(1) リム径の呼び16以下の場合 : 一般みぞのタイヤより6mm程度みぞを深く設計したタイヤ
リム径の呼び20以上の場合 : JIS D 4202に規定のトラック及びバス用の深みぞタイヤのみぞ
深さに準ずるもの
4.4.3 タイヤを車両に装着し走行する場合に,許されるタイヤの成長寸法(走行に伴う成長を含む寸法)
の限度は,規定の上限に,次の割合を加えた数値までとする。
タイヤの総幅 タイヤの外径
+3%(2) +2%
注(2) 付表19のタイヤの場合は,+2%。
4.5 空気圧 産業車両用タイヤについては,空気圧−荷重表の空気圧欄の上段は最高空気圧を示す。最
高空気圧が700kPa [{7.00kgf/cm2}] を超えるときは,下段に空気圧700kPa [{7.00kgf/cm2}] の場合を示す。
建設車両用タイヤについては,空気圧−荷重対応表に示された各空気圧は,タイヤの各荷重に対応する
基本的な空気圧である。
実際の車両で使用する空気圧は,車両の特性,作業での使用状態など,個々の条件に応じ,空気圧−荷
重対応表を基準にして適正な空気圧を選定する。
この場合,タイヤに負荷される荷重に見合う空気圧より低い空気圧は使用してはならない。
また,規定の最高空気圧を超えてはならない。
4.6 荷重
4.6.1 産業車両用タイヤの空気圧−荷重表にタイヤの呼びごとに示された最高空気圧に対する荷重値は,
規定の最高速度及び装着輪における最大荷重を示す。各タイヤに負荷される荷重は,規定の条件のもとで,
この最大荷重を超えてはならない。
建設車両用タイヤの空気圧−荷重対応表のタイヤの呼びに対し,それぞれ規定された各荷重欄の最右端
の数値を,規定の最高速度における最大荷重とする。各タイヤに負荷される荷重は,この最大荷重を超え
てはならない。
4.6.2 建設車両用タイヤの速度と荷重の関係については,使用速度に応じて,空気圧は同じで,空気圧−
荷重対応表に規定の荷重値に,タイヤの種類によって表2の係数を乗じた数値を適用する。
なお,この計算は,算出した数値を荷重値10 000kg未満のときは5kg単位,10 000kg以上は10kg単位
――――― [JIS D 6401 pdf 3] ―――――
4
D 6401-1995
に丸めるものとする。
表2
タイヤの種類 最高速度km/h 係数
1種 16以下 1.12
50以下 1.00
2種 30以下 1.07
40以下 1.00
50以下 0.92
3種 8以下 1.00
16以下 0.87
25以下 0.80
35以下 0.74
40以下 0.70
4種 8以下 1.00
16以下 0.87
25以下 0.77
35以下 0.71
4.7 使用条件
4.7.1 “フォークリフトに使用する場合”(付表2,3,6)とは,カウンタバランス式フォークリフトト
ラックで,比較的短距離の断続作業を行う場合とする。“一般産業車両に使用する場合”(付表4,7)とは,
これ以外で断続走行の場合とする。
4.7.2 産業車両用タイヤの空気圧−荷重表は,主に舗装路面での使用が前提である。もし,軟弱地,不整
地など凹凸の多い路面で専用的に使用するときは,付表に規定の700kPa [{7.00kgf/cm2}] 以下の空気圧とし,
荷重は,その空気圧に対応する荷重値を20%差し引いて適用する。
4.7.3 建設車両用1種タイヤの空気圧−荷重の条件は,短距離運搬の場合を前提とする。短距離運搬とは,
片道運搬距離で2.5km以下,往復距離5kmまでの場合とする。
4.7.4 建設車両用タイヤの付表の空気圧,荷重及び4.6.2の速度は,建設車両用のそれぞれ本来の使い方,
すなわち通常の作業を前提として定めたものである。したがって,車両の陸送や作業場間の移動,又はロ
ードアンドキャリーなどの使い方をする場合は,発熱による故障を起こさないよう,次のような配慮が必
要である。
(1) 走行速度を下げる。
(2) 移動距離を制限する。
(3) 適宜休憩する。
4.8 タイヤバルブ タイヤバルブは,JIS D 4207による。
――――― [JIS D 6401 pdf 4] ―――――
5
D 6401-1995
付表1 産業車両用タイヤ
タイヤの呼び 適用リム タイヤ タイヤの 参考
の総幅 外径 断面幅 設計外径 複輪間隔 タイヤバルブ
最大 最小
mm mm mm mm mm
3.50-5-6PR (I)3.00SP×5DT (I) 107 285302 99 294 120 TR87
4.00-8-4PR (I)3.00D×8DT (I) 121 404425 112 414 136 TR13, TR87,
4.00-8-6PR (I)3.00D×8DT (I) 121 404425 112 414 136 TR13, TR87,
4.50-12-6PR (I) 3.00D×12DT (I) 132 536560 122 548 148 JS2
3.00D×12DC (I) 132 122 148 TR13
3.50D×12DT (I) 137 127 152 JS244A
3.50D×12DC (I) 137 127 152
4.50-12-8PR (I) 3.00D×12DT (I) 132 536560 122 548 148 JS2
3.00D×12DC (I)(3) 132 122 148 TR13
3.50D×12DT (I) 137 127 152 JS244A
3.50D×12DC (I)(3) 137 127 152
5.00-8-8PR (I)3.00D×8TB (I) 143 454480 132 467 162 JS2
3.50D×8DT (I) 148 137 168
3.00D×8DT (I) 143 132 162
5.00-8-10PR (I) 3.00D×8TB (I) 143 454480 132 467 162 JS2
3.50D×8DT (I) 148 137 168
3.00D×8DT (I) 143 132 162
5.00-9-8PR (I)3.50D×9DT (I) 148 479506 137 492 168 JS2
3.00D×9DT (I) 143 132 162
5.50-15-8PR (I) 4.50E×15DT (I) 169 658684 157 670 190 JS2, JS1,
4.50E×15SDC (I) 169 157 190 JS75, TR15
6.00-9-6PR (I)4.00E×9DT (I) 173 522550 160 535 196 JS2,TR244
6.00-9-10PR (I) 4.00E×9TB (I) 173 522550 160 535 196 JS2
4.00E×9DT (I) 173 160 196 TR244
6.00-15-6PR (I) 4.50E×15DT (I) 178 687716 165 700 200 JS2, JS1,
4.50E×15SDC (I) 178 165 200 JS75, TR15
6.00-15-8PR (I) 4.50E×15DT (I) 178 687716 165 700 200 JS2, JS1
4.50E×15SDC (I) 178 165 200 JS75, TR15
6.00-15-10PR (I) 4.50E×15DT (I) 178 687716 165 700 200 JS2, JS1
4.50E×15SDC (I)(3) 178 165 200 JS75, TR15
6.50-10-8PR (I) 5.00F×10DT (I) 191 575605 177 588 216 JS2, TR244
6.50-10-10PR (I) 5.00F×10TB (I) 191 575605 177 588 216 JS2, TR244
5.00F×10DT (I) 191 177 216
7.00-12-12PR (I) 5.00S×12TB (I) 207 659688 192 670 234 JS75
5.00S×12DT (I) 207 192 234
7.00-15-10PR (I) 5.50S×15IR (I) 213 735765 197 746 240 JS75
(IR) 6.00S×15IR (I) 218 202 244
5.50F×15SDC (I)
7.00-15-10PR (I) 213 735765 197 746 240 JS75
(SDC)
7.00-15-12PR (I) 5.50S×15IR (I) 213 735765 197 746 240 JS75
(IR) 6.00S×15IR (I) 218 202 244
7.00-16-12PR (I) 5.50F×16SDC (I)(3) 213 760790 197 771 240 JS75
6.00GS×16DT (I) 218 202 244
――――― [JIS D 6401 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS D 6401:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.160 : タイヤ > 83.160.99 : その他のタイヤ
JIS D 6401:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD4201:1984
- 自動車用タイヤ・チューブ・リムバンド・フラップの呼び方
- JISD4202:1994
- 自動車用タイヤ―呼び方及び諸元
- JISD4207:1994
- 自動車用タイヤバルブ
- JISD6402:1999
- 産業車両及び建設車両用ホイール―リムの輪郭