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E 2501-1 : 2010
表1−絶縁階級
空間距離 空間距離
UNi Ua
Un UNe UNm (屋内装置) (屋外装置)
OV
A B A B A B A' B'
kV kV kV kV kV kV kV mm mm mm mm
0.6 0.72 0.9 3 6 7.2 2.8 3.4 10 12 18 22
4 8 9.6 3.6 4.3 14 17 21 25
0.75 0.9 1.2 3 8 9.6 3.6 4.3 14 17 21 25
4 12 14.4 5.5 6.6 22 26 27 32
0.75 0.9 1.8 3 10 12 4.6 5.5 18 22 23 28
4 15 18 6.9 8.3 27 32 33 40
1.5 1.8 2.3 3 12 14.4 5.5 6.6 22 26 27 32
4 18 21.6 8.3 10 32 38 39 47
1.5 1.8 3 3 15 18 6.9 8.3 27 32 33 40
4 20 24 9.2 11 36 43 43 52
3 3.6 3.6 3 25 30 11.5 13.8 45 54 53 64
4 30 36 14 16.8 54 65 63 76
3 3.6 4.8 3 30 36 14 16.8 54 65 63 76
4 40 48 18.5 22.2 72 86 82 98
3 4.8 6.5 3 40 48 18.5 22.2 72 86 82 98
4 50 60 23 27.6 91 109 101 121
項目の説明 各項目に関する規定値の根拠 空間距離の項目の説明
Un : 公称電圧 IEC 60850 (屋内装置)
UNe : 定格電圧 A : 対接地及び相互の距離
UNm : 定格絶縁電圧 EN 50124-1のA.2 B : 断路距離(該当する場合)
OV : 過電圧カテゴリ EN 50124-1の2.2.2.1
UNi : インパルス耐電圧 A : EN 50124-1のA.2 (屋外装置)
B : Aの1.2倍 A'及びB'は,上記のA及びBと同じ
Ua : 商用周波耐電圧 A : EN 50124-1のB.1
B : Aの約1.2倍
A及びA'に対する空間距離はEN 50124-1の表A.3から引用したものであり,汚損度(EN 50124-1参照)PD4の
規定値を屋内装置に対する推奨値,PD4Aの規定値を屋外装置に対する推奨値としている。B及びB'の値は,各々
A及びA'の1.2倍である
注記1 過電圧カテゴリの選択について,UNmが2.3 kV以下の場合,通常はOV3で十分であると考えられる。
ただし,電車線に接続される屋外装置についてはOV4の適用が望ましい場合がある。
注記2 UNmが2.3 kVを超える場合は,トンネル内など,受渡当事者間でOV3を適用するよう取り決める場合
を除き,OV4の適用が望ましい。
注記3 指定のUnに対して複数の路線がある場合,特に第三,第四軌条方式及びライトレールシステムに対し
ては,低い方のカテゴリが望ましい。
――――― [JIS E 2501-1 pdf 16] ―――――
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表1A−絶縁階級
単位 kV
UNi
Un UNe Ua
開路位置の 支持枠と 導電部と
主接触子間 接地部の間a) 接地部の間
0.75 0.75 −b) −b) −b) 2.5
1.5 1.5 12 15 20 5.5
3 3 −b) −b) −b) 10
注記 記号は,表1参照。
注a) 二重絶縁の装置に限る。
b) 他に取決めがない限り,試験値は規定しない。
4.2.2 情報
定格電圧,定格絶縁電圧(該当する場合)及びインパルス耐電圧(該当する場合)に関する情報は,受
渡当事者間の協定による(JIS E 2501-2の箇条7参照)。
5 標準特性及び前提条件
5.1 主回路に関する標準特性及びパラメータの前提条件
5.1.1 主要なパラメータに関する前提条件
5.1.1.1 脈動率
直流電流の最大脈動率は,三相全波整流器の最大脈動率とする。
脈動率のピーク値が高い場合,装置の責務に及ぼす影響の有無を確認するため,購入者は脈動率のピー
ク値を供給者に通知しなければならない。
注記 電圧値は,波形の脈動を考慮した実電圧の平均値である。
5.1.1.2 短絡電流のピーク
配電盤の入力又は出力端において,無視できる程度の微少なインピーダンスによる短絡故障が発生した
場合の短絡電流のピーク値は,一般に推定定常短絡電流の1.42倍と仮定される。配電盤から故障点までの
距離が長くなると,この値は小さくなる。
注記 要求される短絡電流のピーク値を達成するために,短絡電流Issの調整が必要な場合がある。
5.1.1.3 エネルギーが最大となる短絡
変電所から短絡点までの距離が長くなるにつれ,短絡回路の時定数は,電源時定数から線路時定数へと
徐々に変化する。短絡回路の時定数がこの二つの時定数のほぼ中間の値となる短絡点の近傍において,短
絡時のエネルギーが最大となる。
実際には,短絡電流Iss及び回路時定数tcが表2の値になると想定される位置で,エネルギーが最大にな
ると考えられる。
表2−最大回路エネルギーに対する試験回路パラメータ
定格線路時定数 TNc 回路時定数 tc 短絡電流 Iss
ms ms kA
63以上 0.5 ×TNc 0.5 ×INss
31.5 0.65×TNc 0.65×INss
16 0.8 ×TNc 0.8 ×INss
注記 INssは,5.1.2.2参照
――――― [JIS E 2501-1 pdf 17] ―――――
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インダクタンスの大きい平滑リアクトルを使用すると,変電所近傍の短絡時にエネルギーが最大となる
可能性がある。
5.1.1.4 遠方故障短絡
一般に,試験において遠方故障短絡を模擬するため回路に与える電流値は,き電用遮断器の定格電流の
2倍,すなわち2×INeとする。
回路のインピーダンスは,主として線路自体のインピーダンスであるため,回路時定数は定格線路時定
数TNcであると仮定する。
5.1.2 短絡負荷
5.1.2.1 一般
定格短絡電流及び定格線路時定数に対する5.1.2.2及び5.1.2.3に規定する数値は,装置の特性を規定化す
るための推奨値である。可能ならば,指定の回路に対する計算値より大きな推奨値を適用するのが望まし
い。
5.1.2.2 定格短絡電流(INss)
推奨値を,次に示す。(単位kA)
20 31.5 40 50 63 75 1) 80 100 125
注記 Un=1.5 kVの場合は100 kA,Un=3 kVの場合は63 kAを上限として規定される。
注1) この値は一部の国で既に使用されており,継続して使用できる。新規設備に対する推奨値は80
kAとする。
5.1.2.3 定格線路時定数(TNc)
推奨値を,次に示す。(単位ms)
7.5 10 13.3 16 16.7 31.5 63 80 100 125 160 200
上記の値の内,点線の下線を付したものについては,表2Aに規定する定格短絡電流と組み合わせて適
用する。
注記 表2Aは,任意の定格短絡電流に対して特定の定格線路時定数との組み合わせを規定するもの
ではない。
表2A−規定回路条件の標準値
適用する 組み合わせる
定格線路時定数 TNc 定格短絡電流 INss
ms kA
13.3 20
16.7 50
7.5 75
10 100
5.1.3 主回路の標準電圧
公称電圧Unに対する標準値は,IEC 60850に規定している。表1の定格絶縁電圧UNmに対する標準値は,
IEC 60850の表1に規定する連続最大電圧Umax1より大きくしなければならない。
IEC 60850の表1に規定する短時間最大電圧Umax2は,継続時間が300秒以内の電圧上限値として規定し
ているが,絶縁の損傷,フラッシオーバ又は危険な温度上昇が想定される場合,それを回避するためには
定格絶縁電圧UNmに対する標準値をUmax2より大きくしなければならない。
――――― [JIS E 2501-1 pdf 18] ―――――
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5.1.4 主回路の標準定格電流(INe)
推奨値を,次に示す。(単位A)
400 630 1 000 1 600 2 000 2 500 3 000 3 150 4 000 5 000 6 000 6 300 8 000
5.2 補助回路及び制御回路の標準特性
主回路から独立した補助回路及び制御回路の推奨電圧を,表3に規定する。
表3−補助回路及び制御回路の推奨電圧
単位 V
項目 推奨電圧
交流 24 48 − 100 110 127 200 230/400 −
直流 24 48 60 100 110 125 − 220 440
補助回路及び制御回路以外の他の装置(例えば,コイルなど)の場合,購入者の特別な指示がない限り,
電圧の許容変動範囲は,定格電源電圧の85110 %とする。
500 Vを超える電圧で動作する補助回路は,JIS C 8269-1の規定によるヒューズ,又は同等の性能をもつ
他の手段によって保護しなければならない。
注記 監視用リレーはプラグイン形式とし,引出し可能部が誤って動かないようにするロック装置を
備え,また,開路・閉路などの状態を表示する装置に取り付ける場合を除き,適用可能な場合
は透明の不燃性カバーを備えることが望ましい。
6 温度上昇限度
箇条7によって実施する温度上昇試験において,測定される装置各部の温度上昇は,次の種別1又は種
別2のいずれかによる。種別1又は種別2のいずれを適用するかについては,受渡当事者間の取決めによ
る。
種別1
装置各部の温度上昇は,表4及び表5に規定する限度値を超えてはならない。
種別2
装置各部の温度上昇は,表4及び表5Aに規定する限度値を超えてはならない。
最高周囲温度が常に40 ℃以下の場合,受渡当事者間の取決めによって,これらの限度値を引き上げて
もよい。最高周囲温度が40 ℃を超えるような特殊条件については,予想される最高周囲温度と40 ℃との
差を温度上昇限度から減じなければならない。
注記 各装置の放熱が隣接する装置の正常な冷却に影響を及ぼすことがないように,又は熱伝導によ
って隣接する装置を加熱することがないように,注意しなければならない。
――――― [JIS E 2501-1 pdf 19] ―――――
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表4−絶縁コイルの温度上昇限度
耐熱クラス 抵抗法で測定した
温度上昇限度a)
℃ K
105 (A種絶縁) 65
120 (E種絶縁) 80
130 (B種絶縁) 90
155 (F種絶縁) 115
180 (H種絶縁) 140
180(H種絶縁)を超える階級を適用する場合,その温
度上昇限度はJIS C 4003による。
注a) 抵抗法による測定ができない場合には,他の方法で
もよい。この場合,温度測定は温度計又は他の適切
な方法で行う。
表5−各種構成要素の温度上昇限度
温度計で測定した
構成要素 温度上昇限度
K
導電部 裸線コイル 105 a)
可とう接続 90
接触子 純銅(ばねによる接触) 35
黄銅又は青銅(ばねによる接触) 65
純銅又は銅合金(たわみのない接触) 75
銀板 100
b)
他の金属又は焼結金属
端子 外部接続端子 70 c)
注a) この値が隣接部の動作に悪影響を及ぼさない場合。
b) 採用する金属の特性によって定められる。また,自身及び隣接部に損傷
を与えてはならないという責務によって制限される。
c) 70 Kという温度上昇限度は,この規格群及びIEC 61992規格群の他の
部で扱う従来試験に基づく値である。実設備に対応する条件で使用又は
試験される材料は,試験に用いたものとは接続,形式,特性及び配置が
異なる場合がある。その結果得られる温度上昇限度は異なる可能性があ
り,受渡当事者間の取決めによることが望ましい。
――――― [JIS E 2501-1 pdf 20] ―――――
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JIS E 2501-1:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61992-1:2006(MOD)
JIS E 2501-1:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.130 : 開閉装置及び制御装置 > 29.130.01 : 開閉装置及び制御装置一般
JIS E 2501-1:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC4003:2010
- 電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
- JISC8269-1:2016
- 低電圧ヒューズ―第1部:通則
- JISE2501-2:2010
- 鉄道用地上設備―直流開閉装置及び制御装置―第2部:直流遮断器