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E 2501-2 : 2010
8 インパルス耐電圧試験
試験条件 : 電圧波形 ±1.2/50 μs各1回
温 度(℃)
大気状態 気 圧(hPa)
湿 度(g/m3)
番号 印加部分 試験電圧 試験結果
加圧側 接地側 波高値(kV) 極性 (良否)
1 主接触子正極側 主接触子負極側 正
負
2 主接触子負極側 主接触子正極側 正
負
3 導 電 部 操作装置の導電部 正
負
支 持 枠 正
負
接 地 部 正
負
4 支 持 枠 操作装置の導電部 正
負
接 地 部 正
負
5 操作装置の導電部 接 地 部 正
負
9 短絡試験
番 試験動作 給与電圧 短絡電流 試験回路 カット 回復電圧 アーク電 時間
号 責務 の突進率 オフ電流 圧最大値 減流開始 遮断
(V) (A) (A/s) (A) (V) (V) (ms) (ms)
1 O
2 CO
3 O
4 |秒
CO
動作状態 試験前 アーク 発音 接触子 消弧室 備 考
(良否)
試験条件 : 閉路操作電圧(V),電流目盛(A)
閉路操作圧力(MPa),周囲温度(℃)
保持電流(A)
10 手動遮断試験
給与電圧 カットオフ 試験回路の 保持電流 アーク電圧 電流目盛 結果
電流 インダクタンス 最大値
(V) (A) (mH) (A) (V) (A)
注記 周囲温度 : ℃
――――― [JIS E 2501-2 pdf 51] ―――――
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E 2501-2 : 2010
11 負荷投入試験
給与電圧 負荷投入電流 試験回路の 保持電流 電流目盛 結果
回路係数
(V) (A) (1/s) (A) (A)
注記 周囲温度 : ℃
JB.3 消弧装置に関する試験報告書様式例
消弧装置に関する報告書様式の例を,表JB.2に示す。
表JB.2−試験報告書様式例2
1 消弧装置特性試験
バリスタ電圧 試験電流
(V) (mA)
注記 両方向遮断器については各電流
方向についてそれぞれ行う。
2 保護特性及び動作試験
電流目盛(A) 試験電流(A) 動作電流(A) 選択率(%) 突進率(A/s) 結果
最大目盛値に a
設定 b
c(最終選択率)
論理回路の連動動作又は表示動作確認
注記 選択率a,b,cについて代表的選択率を明示する。
3 アークエネルギーに関する短絡試験
試験条件 電流目盛 A 回路係数 1/s
試験動 給与 動作 カット アーク電圧 遮断 消弧装置の 消弧装置のバリ 試験後
作責務 電圧 電流 オフ電 最大値(V) 時間 アークエネ スタ電圧変化率 の機器
(V) (A) 流(A) (ms) ルギー(kJ) (%) の状態
O
CO
O (合計値)
|秒
CO
――――― [JIS E 2501-2 pdf 52] ―――――
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E 2501-2 : 2010
附属書JC
(規定)
直接短絡試験の短絡電流及び突進率の測定方法
JC.1 一般
附属書JAに規定する短絡試験を直接短絡試験によって実施する場合の,短絡電流及び突進率の測定方
法を規定する。
JC.2 直接法
図JC.1の回路で,給与電圧を定格電圧と同じにして試験回路に直接試験電流を通電し,短絡電流と突進
率を次の方法によって求める。
ただし,試験回路は供試高速度遮断器を除いて,その部分を短絡するか,又は供試高速度遮断器を接続
してある場合は,試験電流が最大値になるまで自動遮断しないように処置する。
短絡電流Issは,オシログラムで測定された試験電流の最大値Iとなり直接測定できるが,突進率は次の
ように算出する。
図JC.1−直接法
時定数Tは,RとLが電流値によって変わらないと仮定し,
R
t
i I1 e L
(pdf 一覧ページ番号 )
式 (1) からTにおけるi (T)を求めれば,
R
T 1
iT I1 e L
I1 .0632I (2)
e
したがって,オシログラムより試験電流が通電の瞬時から0.632Iに達する時間を求めれば,それが時定
数Tとなり,
――――― [JIS E 2501-2 pdf 53] ―――――
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E 2501-2 : 2010
L E
T R (3)
R I
E
L TR T (3')
I
したがって,短絡電流Issと突進率di/dtは,式 (3') によって,
I ssI (4)
di E I
(pdf 一覧ページ番号 )
dt L T
JC.3 低圧法
給与電圧を定格電圧より下げて低電圧で通電し,低電圧の場合の試験電流最大値,回路の時定数を求め
定格電圧で通電した場合に換算する。
図JC.2−低圧法
RとLが電流値によって変わらないと仮定し,直接法と同様な方法で,オシログラムから試験電流が通
電の瞬時から0.632Iに達する時間を求めれば,それが時定数Tとなり,
L E1
T R (6)
R I1
E1
L TR T (6')
I1
したがって,短絡電流Issと突進率di/dtは,
E E
Iss I1 (7)
R E1
di E I1 E
(pdf 一覧ページ番号 )
dt L T E1
ここに, E : 実際に試験する場合の給与電圧(
E1 : 低圧法による給与電圧
I1 : 低圧法による試験電流最大値
R : 試験回路の全抵抗
L : 試験回路の全インダクタンス
T : 試験回路の時定数
――――― [JIS E 2501-2 pdf 54] ―――――
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E 2501-2 : 2010
Iss : 短絡電流
di/dt : 突進率
この方法は,実験の結果Rの誤差は比較的少ないが,Lは測定電圧及び電流が少ないと鉄心をもつ電源
機器の磁気飽和などのため,実際の場合より大きく計算されることがある。
また,低圧給与電圧は,定格電圧に近いほど誤差が少ないから,電源の許す限り高くしたほうがよい。
実用上支障のない範囲としてE1/Eが30 %を超すことが望ましい。
JC.4 アーク電圧法
この方法は,定格電圧における短絡試験のオシログラムから直接求めるもので,図JC.3のオシログラム
からカットオフ電流Ibと,その瞬間のアーク電圧から短絡電流Issを次のようにして求める。
図JC.3−アーク電圧法
アークの発生する回路では,
di ae
E iR L (9)
dt
カットオフ電流の瞬間は,電流変化がないから,
di 0E
0 Ib Rea tb (10)
dt
E Ib
Iss (11)
R ea tb
1
v
ここに, E : 給与電圧
Ib : カットオフ電流
ea(tb) : Ibの瞬間におけるアーク電圧
Iss : 短絡電流
v : 回復電圧(
この方法は,ea(tb)の測定が少し困難であるが,これが正確に測定できれば相当信頼度の高い結果が得ら
れる。しかし,この方法はdi/dtを算出することができない。
この方法を適用する場合,ea(tb)/Eが30 %未満であることが望ましい。
――――― [JIS E 2501-2 pdf 55] ―――――
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JIS E 2501-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61992-2:2006(MOD)
JIS E 2501-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.130 : 開閉装置及び制御装置 > 29.130.01 : 開閉装置及び制御装置一般
JIS E 2501-2:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0617-2:2011
- 電気用図記号―第2部:図記号要素,限定図記号及びその他の一般用途図記号