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JIS E 3018:2001 規格概要
この規格 E3018は、鉄道信号保安装置に用いるインピーダンスボンドの性能試験方法について規定。
JISE3018 規格全文情報
- 規格番号
- JIS E3018
- 規格名称
- インピーダンスボンド―性能試験方法
- 規格名称英語訳
- Railway signaling equipment -- Impedance bonds -- Test methods
- 制定年月日
- 1978年11月1日
- 最新改正日
- 2016年10月12日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 45.080
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- 鉄道 2019
- 改訂:履歴
- 1978-11-01 制定日, 1984-01-20 確認日, 1988-11-28 確認日, 1994-05-12 改正日, 2001-06-27 改正日, 2005-12-25 確認日, 2011-05-25 確認日, 2016-10-12 確認
- ページ
- JIS E 3018:2001 PDF [10]
E 3018 : 2001
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS E 3018 : 1994は改正されこの規格に置き換えられる。今回の改正は,
冷却剤に油を使用しないインピーダンスボンドが製造されるようになり,試験方法などの見直しを行った
ものである。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS E 3018 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
E 3018 : 2001
インピーダンスボンド−性能試験方法
Railway signaling equipment−Impedance bonds−Test methods
1. 適用範囲 この規格は,鉄道信号保安装置に用いるインピーダンスボンド(以下,ボンドという。)の
性能試験方法について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部 : 電流計及び電圧計に対する要求事項
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS C 2320 電気絶縁油
JIS E 3014 鉄道信号保安部品−振動試験方法
JIS E 3017 鉄道信号保安部品−防水試験方法
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3. 定義 この規格の中で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする。
a) 信号周波数 列車に対する情報伝送及び列車・車両の検知のためにレールに通電する信号電流の周波
数。
b) F 信号周波数として一般に用いる25120 Hzの周波数。
c) F 信号周波数として一般に用いる数百Hz十数kHzの周波数。
d) 一次コイルの定格電流 一次コイルの片側端子に連続して通電できる直流,又は交流50/60Hzの電流
値。
e) 中性点 一次コイルの巻数が2等分となる中間の端子。
f) 冷却剤 コイルと鉄心の発熱を外気へ放熱するために外箱内に充てん(填)する絶縁物。
4. 試験の種類 ボンドの試験の種類は,次のとおりとする。
a) 形式試験 設計が示す,すべての特性について行う試験。
b) 受渡試験 形式検査に合格したものと同じ設計・製造による製品の受渡しに際し,必要と認める特性
について行う試験。
5. 試験項目 ボンドの試験項目は,表1のとおりとし,形式試験は全項目,受渡試験は○印を付けた項
目とする。
――――― [JIS E 3018 pdf 2] ―――――
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E 3018 : 2001
表1 試験項目
試験項目 受渡試験 適用試験項目番号
巻数比試験 ○ 7.1
極性試験 ○ 7.2
コイル抵抗試験 7.3
無負荷試験 ○ 7.4.1
インピーダンス試験
短絡試験 7.4.2
動作減衰量試験* 7.5
不平衡率試験 7.6
飽和特性試験 7.7
温度上昇試験** 7.8
耐瞬時過電流試験** 7.9
絶縁抵抗試験 ○ 7.10.1
絶縁試験
耐電圧試験 ○ 7.10.2
環境試験 振動試験 7.11.1
防水試験 7.11.2
備考 *印の試験項目は,AF信号周波数で使用するボンドに適用する。
**印の試験項目は,冷却剤を入れて行う。
6. 試験条件
6.1 試験場所の状態 試験場所の状態は,特に指定がない限り,JIS Z 8703に規定する温度20±15℃,
相対湿度 (65±20) %とする。
6.2 試験計器 試験計器は,特に指定がない限り,次のとおりとする。
a) 電圧計及び電流計は,JIS C 1102-2の1.0級以上のものを用いる。
b) 電子電圧計は,器差が5%以内のものを用いる。
c) 絶縁抵抗計は,JIS C 1302に規定する定格測定電圧(直流)500Vのものを用いる。
d) 位相計は,器差が3%以内のものを用いる。
6.3 試験用絶縁油 試験用絶縁油は,JIS C 2320の1種2号を用いる。
7. 試験方法
7.1 巻数比試験 巻数比試験は,1次コイルに50Hz又は60Hzの交流電圧を加え,無負荷2次コイル電
圧及び無負荷3次コイル電圧を測定し,1次−2次コイル間巻数比及び1次−3次コイル間巻数比を式(1)
及び式(2)によって求める。
V2
N=
12 (1)
V1
V3
N=
13 (2)
V1
ここに, N12 : 1次−2次コイル間巻数比
N13 : 1次−3次コイル間巻数比
V1 : 1次コイル電圧 (V)
V2 : 無負荷2次コイル電圧 (V)
V3 : 無負荷3次コイル電圧 (V)
――――― [JIS E 3018 pdf 3] ―――――
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E 3018 : 2001
7.2 極性試験 極性試験は,次のいずれかによる。
a) 図1に示す試験回路で,スイッチSを閉じた瞬間に直流電圧計(可動コイル形)Vの指針の振れ方を
調べる(指針が正方向に振れたときは減極性)。
b) 図2に示す試験回路に50Hz又は60Hzの交流電圧V1を加え,そのときの電圧V2を測定する(V1>V2
ならば減極性)。
図1 極性試験回路 図2 極性試験回路
7.3 コイル抵抗試験 コイル抵抗試験は,図3に示す試験回路に直流電流を流し,そのときの電圧及び
電流を測定し,コイル抵抗を式(3)によって求める。
図3 コイル抵抗試験回路
V
R= (3)
I
ここに, R : コイル抵抗 ( 圀
V : 1次片コイル端子間電圧 (V)
I : 1次コイル電流 (A)
7.4 インピーダンス試験
7.4.1 無負荷試験 無負荷試験は,図4に示す試験回路で,電圧V1及びV2を測定し,位相角 べ,1
次コイル電流及び励磁インピーダンスを式(4)及び式(5)によって求める。また,これを図5のような等価回
路とみなした場合の抵抗及びインダクタンスを式(6)及び式(7)によって求める。
なお,位相角を必要としないときは,1次コイル電流を求めるのに電流計を用いてもよい。
――――― [JIS E 3018 pdf 4] ―――――
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E 3018 : 2001
図4 インピーダンス試験回路 図5 等価回路
V1
I= (4)
RS
V2
Z= (5)
I
Z
R= (6)
cos
Z
L= (7)
2f 椀
ここに, I : 1次コイル電流 (A)
Z : 励磁インピーダンス ( 圀
替 位相角 (゜)
R : 等価回路とみなした場合の抵抗 ( 圀
L : 等価回路とみなした場合のインダクタンス (H)
Rs : 基準抵抗 ( 圀
f : 信号周波数 (Hz)
V1 : Rsの両端電圧 (V)
V2 : ボンドの1次コイル電圧 (V)
7.4.2 短絡試験 短絡試験は,図6に示す試験回路で,電圧V1及びV2を測定し,位相角 べ1次コ
イル電流及び漏れインピーダンスを式(8)及び式(9)によって求める。また,これを図7のような等価回路と
みなした場合の抵抗及びインダクタンスを式(10)及び式(11)によって求める。
図6 短絡試験回路 図7 等価回路
V1
I (8)
RS
――――― [JIS E 3018 pdf 5] ―――――
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JIS E 3018:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 45 : 鉄道工学 > 45.080 : レール及びレール部品
JIS E 3018:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISC2320:1999
- 電気絶縁油
- JISE3014:1999
- 鉄道信号保安部品―振動試験方法
- JISE3017:2007
- 鉄道信号保安部品―防水試験方法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態