JIS F 2421:1998 造船及び海洋構造物―船用角窓

JIS F 2421:1998 規格概要

この規格 F2421は、船用角窓の種類(系列,級別,形式及び呼び寸法),互換性及び構造上必要な寸法,材料,試験,表示及び製品の呼び方について規定。

JISF2421 規格全文情報

規格番号
JIS F2421 
規格名称
造船及び海洋構造物―船用角窓
規格名称英語訳
Shipbuilding and marine structures -- Ships' ordinary rectangular windows
制定年月日
1969年5月1日
最新改正日
2019年2月14日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3903:1993(IDT)
国際規格分類

ICS

47.020.10
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1969-05-01 制定日, 1972-05-01 確認日, 1975-05-01 確認日, 1978-05-01 確認日, 1978-11-01 改正日, 1982-10-01 確認日, 1988-01-05 確認日, 1990-02-25 改正日, 1995-03-28 確認日, 1998-04-20 改正日, 2003-12-17 確認日, 2009-03-19 確認日, 2013-10-25 確認日, 2019-02-14 確認
ページ
JIS F 2421:1998 PDF [19]
F 2421 : 1998 (ISO 3903 : 1993)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,運輸大臣が改正した日本工
業規格である。これによって,JIS F 2421 : 1990は改正され,この規格に置き換えられる。
国際規格との整合を図るために,原国際規格の技術的内容及び規格票の様式を変更することなく採用し,
更にJISとして必要な規定内容を追加した。
JIS F 2421は,本体及び次に示す附属書で構成されている。
附属書A(規定) 標準寸法の角窓の最大許容圧力
附属書B(規定) 変形寸法の角窓の最大許容圧力

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS F 2421 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F 2421 : 1998
(ISO 3903 : 1993)

造船及び海洋構造物−船用角窓

Shipbuilding and marine structures− Ships ordinary rectangular windows

序文 この規格は,1993年に第2版として発行されたISO 3903,Shipbuilding and marine structures−Ships
ordinary rectangular windowsを翻訳し,原国際規格の技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成
した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で下線(点線)を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。規格の運用
に当たっては,現段階において船用の窓に関する用語の統一が図られていないために規格本体において不
適切な表現の用語があるので,原国際規格を参照することが望ましい。
1. 適用範囲 この規格は,船用角窓の種類(系列,級別,形式及び呼び寸法),互換性及び構造上必要な
寸法,材料,試験,表示及び製品の呼び方について規定する。
備考1. この原国際規格は,1974年海上人命安全条約 (SOLAS 1974) 及びその1981年改正版並びに
1966年満載喫水線条約の諸規則を船舶に適用している船用の窓及びガラスの製造業者,造船
所並びに管轄官庁の経験に基づいて作成されている。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS B 0205 メートル並目ねじ
備考 ISO 261 ISO general purpose metric screw threads−General planからの引用事項は,この規格
の該当事項と同等である。
JIS B 0207 メートル細目ねじ
備考 ISO 261 ISO general purpose metric screw threads−General planからの引用事項は,この規格
の該当事項と同等である。
ISO 614 Shipbuilding and marine structures−Toughened safety glass panes for rectangular windows and side
scuttles−Punch method of non-destructive strength testing
JIS B 1101 すりわり付き小ねじ
備考 ISO 1207 Slotted cheese head screws−Product grade A
ISO 1580 Slotted pan head screws−Product grade A
ISO 2009 Slotted countersunk flat head screws (common head style) −Product grade A
ISO 2010 Countersunk slotted raised head screws (common head style) −Product grade Aが,こ
の規格と一致している。

――――― [JIS F 2421 pdf 2] ―――――

2
F 2421 : 1998 (ISO 3903 : 1993)
ISO 3254 Shipbuilding and marine structures−Toughened safety glass panes for rectangular windows
ISO 3434 Shipbuilding and marine structures−Heated glass panes for ships rectangular windows
JIS F 2411 造船及び海洋構造物−角窓及び丸窓用ガスケット
備考 ISO 3902 Shipbuilding and marine structures−Gaskets for rectangular windows and side scuttles
が,この規格と一致している。
JIS F 2431 造船−角窓−位置決定
備考 ISO 5779 Shipbuilding−Ordinary rectangular windows−Positioningが,この規格と一致してい
る。
ISO 5797-1 Shipbuilding and marine structures−Windows and side scuttlesfor fire-resistant constructions−
Specifications−Part 1 : “B” class divisions
ISO 6345 Shipbuilding and marine structures−Windows and side scuttles−Vocabulary
JIS B 1111 十字穴付き小ねじ
備考 ISO 7045 Pan head screws with type H or type Z cross recess−Product grade A
ISO 7046-2 Cross-recessed countersunk flat head screws (common head style) −Grade A Part 2 :
Steel of property class 8.8, stainless steel and non-ferrous metals
ISO 7047 Countersunk raised head screws (common head style) ype H or type Z cross recess−
Product grade Aが,この規格と一致している。
3. 定義 この規格の定義は,ISO 6345による。
4. 種類 角窓の種類は,系列,級別,形式及び呼び寸法によって,それぞれ4.14.4に従って分類しな
ければならない。
備考2. 標準化された角窓の概観については,4.5及び表3に示す。
4.1 系列
4.1.1 通常系列 (N) 通常系列の角窓には,ISO 3254の要件を満足する強化安全ガラスを取り付けなけ
ればならない。
4.1.2 耐火系列 (P) 耐火系列の角窓は,“A”(1)又は“B”級の仕切りに取り付けISO 5797-1の要件を
満足するガラスを装備しなければならない。
ガラス枠及び窓枠の構造及び取付方法を改正する場合並びに試験及び表示を追加する場合には,ISO
5797-1によらなければならない。
4.1.3 熱線入り系列 (H) 熱線入り系列の角窓は,ISO 3434の規定による電熱ガラスを取り付けなけれ
ばならない。
上記以外の分類方法として,材料による分類がある(6.1及び表13参照)。
備考3. ガラス枠又は窓枠の構造が変わることに注意しなければならない(5.1.2参照)。
4.2 級別 船用通常角窓には,次の2種類の級別を取ることができる。
− E級 : 重構造角窓
− F級 : 軽構造角窓
4.3 形式 形式は,次の主要な特性によって呼ばなければならない。
注(1) “A” 級仕切りは,これから作成されるISO 5797-2の主題となる。

――――― [JIS F 2421 pdf 3] ―――――

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F 2421 : 1998 (ISO 3903 : 1993)
− 開閉式又は固定式
− ガラス枠の開き方向
− 締付け金物の形式
これらの種々の組合せについては,ISO 6345の定義によって表1に規定する。
4.4 呼び寸法 呼び寸法は,角窓の幅w1及び高さh1の正味採光寸法をミリメートルで表して定め,コー
ド番号によって識別する(表2参照)。
4.5 級別,形式及び呼び寸法の概観 この規格によって標準化されたすべての角窓に関する概観を表3
に示す。この検査は,系列N(通常),P(耐火)及びH(熱線入り)の窓に適用する。表3に示す図は構
造を規定するものではなく,単純化した例図であって参考に示すにすぎない。
表1 形式の主な特性
開閉式 開き方向 固定方法 形式指示コード
又は
ボルト式 (B) 溶接式 (W)
固定式
開閉式 内開き 横ヒンジ 左側 B − ILB
(I) (L) − W ILW
右側 B − IRB
(R) − W IRW
上ヒンジ B − ITB
(T) − W ITW
外開き 横ヒンジ 左側 B − OLB
(O) (L) − W OLW
右側 B − ORB
(R) − W ORW
上ヒンジ B − OTB
(T) − W OTW
固定式 − B − NOB
(NO) − W NOW
表2 呼び寸法
コード番号 呼び寸法 説明図
w1×h1
mm×mm
1 300×425
2 355×500
3 400×560
4 450×630
5 500×710
6 560×800
7 900×630
8 1 000×710
9 1 100×800

――――― [JIS F 2421 pdf 4] ―――――

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F 2421 : 1998 (ISO 3903 : 1993)
表3 角窓の概観
級別 形式 コード番号に 説明図
(4.3参照) よる呼び寸法
(4.2参照) ボルト式 溶接式 (4.4参照) (図は,ボルト式角窓を示す。)
内開き横ヒンジ窓
E ILB − 1から6
− ILW
IRB −
− IRW
F ILB −
− ILW
IRB −
− LRW
内開き上ヒンジ窓
E ITB − 4から8
− ITW
F ITB − 4から9
− ITW
外開き横ヒンジ窓
E OLB − 1から6
− OLW
ORB −
− ORW
F OLB −
− OLW
ORB −
− ORW

――――― [JIS F 2421 pdf 5] ―――――

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