JIS F 2413:1997 造船及び海洋構造物―船用丸窓

JIS F 2413:1997 規格概要

この規格 F2413は、船舶用丸窓の種類(系列,級別及び形式)及びこれらの丸窓について互換性と構造上必要な寸法,材料,試験,表示及び製品の呼び方について規定。

JISF2413 規格全文情報

規格番号
JIS F2413 
規格名称
造船及び海洋構造物―船用丸窓
規格名称英語訳
Shipbuilding and marine structures -- Ships' side scuttles
制定年月日
1957年3月26日
最新改正日
2017年11月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 1751:1993(IDT)
国際規格分類

ICS

47.020.10
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1957-03-26 制定日, 1960-02-01 改正日, 1963-02-01 確認日, 1964-03-01 改正日, 1967-03-01 確認日, 1968-04-01 改正日, 1971-02-01 確認日, 1974-02-01 確認日, 1976-02-01 改正日, 1979-02-01 確認日, 1983-05-01 改正日, 1989-02-10 確認日, 1990-07-05 改正日, 1995-03-28 確認日, 1997-04-21 改正日, 2002-05-07 確認日, 2007-09-18 確認日, 2012-10-31 確認日, 2017-11-20 確認
ページ
JIS F 2413:1997 PDF [15]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F2413-1997
(ISO 1751 : 1993)

造船及び海洋構造物−船用丸窓

Shipbuilding and marine structures−Ships side scuttles

日本工業規格(日本産業規格)としてのまえがき
この規格は,1993年第2版として発行されたISO 1751 (Shipbuilding and marine structures−Ships side
scut-tles) を翻訳し,原国際規格の技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)
である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,船舶用丸窓の種類(系列,級別及び形式)及びこれらの丸窓について互換性
と構造上必要な寸法,材料,試験,表示及び製品の呼び方について規定する。
備考1. この原国際規格は,1974年海上人命安全条約 (SOLAS 1974) 及びその1981年改正版並びに
1966年満水喫水線条約の諸規則を船舶に適用している船用の窓及びガラスの製造業者,造船
所並びに管轄官庁の経験に基づいて作成されている。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
ISO 261 ISO general purpose metric screw threads−General plan
ISO 614 Shipbuilding and marine structures−Toughened safety glass panes for rectangular windows and side
scuttles−Punch method of non-destructive strength testing
ISO 1095 Shipbuilding and marine structures−Toughened safety glass panes for side scuttles
ISO 1207 Slotted cheese head screws−Product grade A
ISO 1580 Slotted pan head screws−Product grade A
ISO 2009 Slotted countersunk flat head screws (common head style) −Product grade A
ISO 2010 Slotted raised countersunk head screws (common head style) −Product grade A
ISO 3902 Shipbuilding and marine structures−Gaskets for rectangular windows and side scuttles
ISO 5780 Shipbuilding−Side scuttles−Positioning
ISO 5797-1 Shipbuilding and marine structures−Windows and side scuttles for fire-resistant constructions−
Spesifications−Part 1 : “B” class divisions
ISO 6345 Shipbuilding and marine structures−Windows and side scuttles−Vocabulary
ISO 7045 Cross-recessed pan head screws−Product grade A
ISO 7046-2 Cross-recessed countersunk flat head screws (common head style) −Grade A−Part 2 : Steel of
properly class 8.8, stainless steel and non-ferrous metals
ISO 7047 Cross-recessed raised countersunk head screws (common head style) −Product grade A

――――― [JIS F 2413 pdf 1] ―――――

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F2413-1997 (ISO 1751 : 1993)
3. 定義 この規格では,ISO 6345による定義を適用する。
4. 種類 丸窓の種類は,系列,級別,形式及び呼び寸法によって,それぞれ4.14.4に従って分類しな
ければならない。
備考2. 標準化された丸窓の概観については,4.5及び表3に示す。
上記以外の分類方法として,材料による分類がある(7.1及び表12参照)。
4.1 系列
4.1.1 通常系列 (N) 通常系列の丸窓には,ISO 1095の要件を満足する強化安全ガラスを取り付けなけ
ればならない。
4.1.2 耐火系列 (P) 耐火系列の丸窓は,“A”(1)又は“B”級の仕切に取り付ける。
これらの丸窓には,ISO 5797-1によらなければならない。
4.2 級別 船用丸窓には,次の3種の級別を取ることができる。
− A級 : 重構造丸窓
− B級 : 中構造丸窓
− C級 : 軽構造丸窓
4.3 形式 形式は,次の主要な特性によって呼ばなければならない。
− 開閉式又は固定式
− 内ふたの有無
− ガラス枠の開き方向
− 締付け金物の形式
これらの種々の組み合わせについては,ISO 6345の定義によって表1に規定する。
4.4 呼び寸法 呼び寸法は,丸窓の有効直径d1で示す(表2参照)。
4.5 級別,形式及び概観寸法 この規格によって標準化されたすべての丸窓に関する概観を表3に示す。
この概観は,系列N(通常)及び系列P(耐火)の丸窓に適用する。表3に示す図は構造を規定するもの
ではなく,単純化した例図であって参考に示すにすぎない。
5. 技術要件
5.1 全般 すべての系列,級別,形式及び呼び寸法の丸窓は,この規格に示される要件(寸法,材料,
その他)に合致して製造しなければならない。
これらの丸窓は,7.に規定する試験要件を満足しなければならない。
また,耐火構造用丸窓のガラス枠及び窓枠は,ISO 5797-1に示す温度において,その機械的性能を維持
する材料で製造しなければならない。
これらの窓は,温度こう配によって生じる応力によってガラスが破壊することがないように設計しなけ
ればならない。
5.2 寸法
5.2.1 主要寸法 丸窓の主要寸法は,図1並びに表4及び表5に示すものでなければならない。
備考3. 図1は,どの系列,級別又は形式の丸窓についても,その構造を規定しているものではなく,
標準化された寸法を示しているにすぎない。
注(1) “A”級仕切は、これから作成されるISO 5797-2の主題となる。

――――― [JIS F 2413 pdf 2] ―――――

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F2413-1997 (ISO 1751 : 1993)
図は,内ふた付開閉式丸窓を示す。
表1 形式の主な特性
開閉式 内ふた その他の特徴 固定方法 形式指示コード
又は ボルト式溶接式 級別
固定式 (B) (W) A B C
開閉式 付き 左開き(1) B − LB −
(L) − W LW −
右開き(1) B − RB −
(R) − W RW −
なし 共通ヒンジ B − SB −
(S) − W SW −
− B − − LRB
− W − LRW
固定式 付き − B − − −
− W NB −
なし B − NW NB
− W − NW
注(1) 内ふたは上開き。下開きの内ふた付き開閉式丸窓は,特別の合意
があれば供給することができる。
表2 丸窓の呼び寸法
単位mm
級別 呼び寸法 説明図
d1
A 200, 250, 300, 350, 400, −
B 200, 250, 300, 350, 400, 450
C 200, 250, 300, 350, 400, 450

――――― [JIS F 2413 pdf 3] ―――――

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F2413-1997 (ISO 1751 : 1993)
表3 丸窓の概観
級別 形式 呼び寸法 説明図
(4.3参照) d1
(4.2参照)ボルト式 溶接式 (4.4参照) (ボルト式丸窓を示す)
開閉式丸窓
A及びB LB − A級 :
200400
− LW
B級 :
RB − 200450
− RW
SB −
− SW
C LRB − 200450
− LRW
固定式丸窓
A及びB NB − A級 :
200400
B級 :
200450
− NW
C NB − 200450
− NW

――――― [JIS F 2413 pdf 4] ―――――

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F2413-1997 (ISO 1751 : 1993)
図1 丸窓の主要寸法
注(1) スピゴットの高さ(c寸法)については,5.2.2及び表6を参照。
表4 丸窓の主要寸法及び締付け金物の数
単位mm
呼び寸法d1 d2 d3 g 締付け金物の最小数(1)
±2 最大 最大
級別 A級 B級 C級
A B C ガラス枠 内ふた ガラス枠 内ふた ガラス枠
200 200 200 250 350 50 2 2 2 2 2
250 250 250 305 400 47.5 3 2 3 2 2
300 300 300 360 450 45 3 3 3 2 3
350 350 350 410 500 45 3 3 3 3 3
400 400 400 460 550 45 3 3 3 3 3
− 450 450 510 600 45 − − 4 3 3
注(1) 締付け金物の数には,閉鎖金物及び丸穴ヒンジだけを含む。5.6参照。
5.2.2 スピゴットの高さ 窓枠のスピゴットの推奨呼び高さを表6に示すがこれはすべての級別,形式及
び呼び寸法の丸窓に望ましい値である。
表5 丸窓のガラスの厚さ
単位mm
丸窓 ガラスの厚さt1
系列 級別 呼び寸法d1(1)
200 250 300 350 400 450
N A 10 12 15 15 19 −
通常 B 8 8 10 12 12 15
C 6 6 8 8 10 10
P A ISO 5797-1参照
耐火 B
C
注(1) 特別な場合は,くもりガラスに対してさらに
厚いガラスを使用しなければならない。
5.5.3及び表9参照。

――――― [JIS F 2413 pdf 5] ―――――

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