JIS F 9601:2001 船用気象ファクシミリ受信機 | ページ 2

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F 9601 : 2001 (ISO 9876 : 1997)
5.5.3.2 試験結果 5.5.3.1の試験方法による入力レベルは,3MHzを超える周波数では3 噎 下で,110kHz
から3MHzまでの周波数では10 噎 下でなければならない。
5.5.4 選択度
5.5.4.1 試験方法 単一信号の選択度は,次のように測定する。選択度は,受信回路におけるピーク値に
対する6dB減衰点において測定された通過帯域幅として表現される。
無変調無線周波数試験信号を受信機に入力する。試験信号の周波数を変化させ,プロットすべき周波数
対電圧グラフが描けるような十分な数の周波数に対して,中間周波増幅器の出力電圧を測定する。入力信
号レベルは,中間周波増幅器を飽和させない程度でなければならない。
5.5.4.2 試験結果 通過帯域幅は,6dB減衰点で6.2kHz以内,66dB減衰点で10kHz以内でなければなら
ない。
5.5.5 影像周波妨害の抑圧と中間周波妨害の抑圧(スプリアスレスポンス)
5.5.5.1 試験方法 スプリアスレスポンスは,所望信号の入力レベルと不要信号の入力レベルの比である。
ただし,所望信号と不要信号が個々に受信機出力で同じ (S+N+D) /N又は (S+N+D) / (N+D) である場
合とする。
受信機は感度測定のための取り決めに従って調整する。入力信号の搬送周波数は,影像周波数と中間周
波数に合わせ,最大出力電力を与えるように入力信号の搬送周波数を調整する。受信機出力において20dB
の (S+N+D) /N又は (S+N+D) / (N+D) を与えるように入力レベルを調整する。その後,それぞれのス
プリアス信号の入力レベルと所望信号の入力レベル間の比を判定する。
5.5.5.2 試験結果 影像周波抑圧比は,40dB以上,中間周波抑圧比は60dB以上でなければならない。
5.6 その他の試験 IEC 60945の規定に従って,次の試験を行う。ただし,高温乾燥サイクル試験,高温
湿度サイクル試験及び低温サイクル試験は,性能チェックの間を除き記録紙を装着しないで行う。
動作試験
電源試験
高温乾繰サイクル試験
高温湿度サイクル試験
低温サイクル試験
振動試験
伝導妨害試験
放射妨害試験
イミュニティ電磁環境試験
音響雑音試験
6. 表示 機器には製造業者名,形式,製造番号,製造年及び磁気コンパス安全距離を表示する。安全距
離は,ISO 694に従って測定しなければならない。
備考 製造番号によって製造年が明確である場合には,製造年を表示しなくてもよい。
7. 情報 海技資格者が効率的に機器を操作,維持することができるように情報を提供しなければならな
い。

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F 9601 : 2001 (ISO 9876 : 1997)
原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(専門分科会長) 庄 司 和 民 東京商船大学
(委員) 鈴 木 裕 東京水産大学
古 澤 博 司 日本郵船株式会社
天 野 均 哉 古野電気株式会社
玉 内 正 俊 日本無線株式会社
岩 澤 臣 也 株式会社光電製作所
(関係者) 小 松 裕 昭 古野電気株式会社
(事務局) 小 林 正 雄 財団法人日本船舶標準協会
長谷川 幸 生 財団法人日本船舶標準協会

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  • ISO 9876:1997(IDT)

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