JIS G 0595:2004 規格概要
この規格 G0595は、ステンレス鋼の外観上重要な,表面さびの発生程度を標準写真を用いて定量的に評価する方法について規定。
JISG0595 規格全文情報
- 規格番号
- JIS G0595
- 規格名称
- ステンレス鋼の表面さび発生程度評価方法
- 規格名称英語訳
- Rating method of rust and stain of atmospheric corrosion for stainless steels
- 制定年月日
- 2004年9月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.060, 77.140.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021
- 改訂:履歴
- 2004-09-20 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS G 0595:2004 PDF [12]
G 0595 : 2004
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,ステンレス協会
(JSSA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申
出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が、技術的性質をもつ特許権、出願公開後の特許出願、実用新案権、又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は、このような技術的性質を持つ特許権、出願公開後の特許出願、実用新案権、又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について、責任は持たない。
――――― [JIS G 0595 pdf 1] ―――――
1
日本工業規格(日本産業規格) JIS
G 0595 : 2004
ステンレス鋼の表面さび発生程度評価方法
Rating method of rust and stain of atmospheric corrosion for stainless steels
1. 適用範囲 この規格は、ステンレス鋼の外観上重要な、表面さびの発生程度を標準写真を用いて定
量的に評価する方法について規定する。
2. 標準写真 表面さび発生程度の評価には、さび発生面積率が0100 %の間で変化した10種類の標準
写真(付図110)を使用する。それぞれのレイティングナンバ(以下RNと略す)は0,1,2,3,4,5,
6,7,8及び9とし、RN0は、ほぼ100%のさび発生面積率に、RN 9は、0.01%以下のさび発生面積率に
対応する。画像解析テ゛ータに基づいて求めた平均さび発生面積率とRNの関係を表1に示す。
表1 レイティングナンバ(RN)とさび発生面積率の関係
RN さび発生面積率(%)
0 100
1 69
2 47
3 32
4 22
5 15
6 2.7
7 0.41
8 0.062
9 0.0093
3. 評価方法 試験材100×150 mm程度の部分の表面さび発生程度を標準写真と比較し、試験材表面と最
も近似した標準写真のRNを用いて、例えばRN 6などのように判定する。なお実構造物の表面のさび発
生程度を評価する場合にも、評価すべき箇所の100×150 mm程度の部分について、試験材の場合と同様な
手順で評価する。
4. 記録 判定したRNを記録する。実構造物の表面について評価した場合には、評価した箇所を明記す
る。
――――― [JIS G 0595 pdf 2] ―――――
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G 0595 : 2004
試料の大きさ : 100×150mm
付図1 標準写真 RN 0
――――― [JIS G 0595 pdf 3] ―――――
3
G 0595 : 2004
試料の大きさ : 100×150mm
付図2 標準写真 RN 1
――――― [JIS G 0595 pdf 4] ―――――
4
G 0595 : 2004
試料の大きさ : 100×150mm
付図3 標準写真 RN 2
――――― [JIS G 0595 pdf 5] ―――――
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